- 英
- polymer
- 関
- ポリマー
WordNet
- a naturally occurring or synthetic compound consisting of large molecules made up of a linked series of repeated simple monomers
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- 重合体(合一化物の分子が重合した高分子化合物)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/03/01 11:50:28」(JST)
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重合体(じゅうごうたい)またはポリマー(英語:polymer)とは、複数のモノマー(単量体)が重合する(結合して鎖状や網状になる)ことによってできた化合物のこと。このため、一般的には高分子の有機化合物である。現在では、高分子と同義で用いられることが多くなっている。ポリマー(polymer)の poly- は接頭語で「たくさん」を意味する。
2種類以上の単量体からなる重合体のことを特に共重合体と言う。
身近なものとしては、繊維に用いられるナイロン、ポリ袋のポリエチレンなどの合成樹脂がある。また、生体内のタンパク質は、アミノ酸の重合体である。
高分子でない(分子量の低い)重合体の例
2分子以上が重合したものが重合体と呼ばれる中で重合数の低い順から
- 1分子: モノマー(単量体)
- 2分子: ダイマー(2量体)
- 3分子: トライマー、またはトリマー
- 4分子: テトラマー
と呼ぶ。 また、重合体を構成する分子がすべて同一分子の場合、接頭辞 homo- を付けて、ホモダイマー、ホモテトラマー、などと呼ばれる。反対に、構成分子が異なる場合は、接頭辞 hetero- を付けてヘテロダイマー、ヘテロトライマー、などと呼ばれる。
重合体と言うと重合度の大きな高分子を指すことが多いため、2分子以上で十数分子程度までのものは、それと区別するためにオリゴマー (oligomer)と呼ばれることもある。
重合度の大きな重合体の例は、高分子を参照。
分子間力
詳細は「分子間力」を参照
ポリマー鎖の間の引きつける力は、ポリマーの性質の大部分を決定づける役割がある。ポリマー鎖は大変長いので、鎖間に働く力は典型的な分子と比べてはるかに超える増幅をしている。長い鎖はほとんど非結晶状態になっている(ランダムに配向している)。ポリマーは絡まったスパゲッティーのような有様で、あるスパゲッティーを引っ張ると、他の鎖は一層絡まり具合がひどくなる。この様な強い力は強い張力と高い融点といった一般的性質に現れている。
ポリマーの分子間力はモノマー単位の分極で決定される。アミド結合を持つポリマーは隣接した鎖の間で水素結合を形成する。鎖の N−H 基上の正電荷の水素原子が、他の鎖の C=O 基の酸素原子に強く吸引される。これらの強固な水素結合は、例えばケブラーの高い張力と高融点に現れている。
ポリエステルは C=O 基の酸素間や H−C 基の水素間で双極子間結合する。双極子結合は水素結合ほどは強くなく、ポリエチレンテレフタレート(PET)の融点と強度はケブラーより低いが、ポリエステルは柔軟性が高い。しかし、PET は永久双極子を持たない。ポリエチレン鎖の間の吸引力はファンデルワールス力に起因する。
分子は周囲に負電荷の電子雲をまとっている。2つの鎖が近づくと、それぞれの電子雲は反発する。このことはポリマー鎖の片側の電子密度を低下させる効果があり、そちら側はわずかに正に分極する。この電荷は次のポリマー鎖を実際に引き付けるのに十分である。ファンデルワールス力は非常に弱く、それゆえ、ポリエチレンは低い温度で融解する。
関連項目
典拠管理 |
- LCCN: sh85104660
- GND: 4046699-1
- BnF: cb119328276 (data)
- NDL: 00575080
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Japanese Journal
- ブロック共重合体改質エポキシポリマーブレンドの自己組織化相構造と機能発現 (総説特集 バイオミメティクスと自己組織化(2))
- 岸 肇
- 日本ゴム協会誌 = Journal of the Society of Rubber Science and Technology, Japan 87(6), 213-218, 2014-06
- NAID 40020086715
- BAB型両親媒性ブロック共重合体が形成するオイルゲルとそのレオロジー挙動
- 杉山 由紀
- 色材協会誌 = Journal of the Japan Society of Colour Material 87(5), 165-168, 2014-05
- NAID 40020105108
- DEAE-デキストラン-MMAグラフト共重合体をホストとして用い、ゲストのパクリタキセルと成る、超分子複合体 : その人工酵素、抗癌メカニズム
Related Links
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 重合体の用語解説 - ポリマー。単量体 (モノマー) に対する語で,単量体が重合してできた化合物をさし,2種以上の単量体から生じる重合体を共重合体という。重合体の構造には鎖状重合体 ...
- 重合体(じゅうごうたい)またはポリマー(英語:polymer)とは、複数のモノマー(単量体)が重合する(結合して鎖状や網状になる)ことによってできた化合物のこと。このため、一般的には高分子の有機化合物である。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
テルミサルタン錠20mg「日医工」
組成
テルミサルタン錠20mg「日医工」
- 日本薬局方テルミサルタン錠で,1錠中テルミサルタン20mgを含有する。
添加物としてD-マンニトール,メグルミン,プロピレングリコール,ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,マクロゴール6000,軽質無水ケイ酸,ステアリン酸マグネシウム,ポリビニルアルコール・アクリル酸・メタクリル酸メチル共重合体,タルク,酸化チタン,カルナウバロウを含有する。
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)
- 胆汁の分泌が極めて悪い患者又は重篤な肝障害のある患者(「慎重投与」の項参照)
- アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者(ただし,他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)[非致死性脳卒中,腎機能障害,高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。(「重要な基本的注意」の項参照)]
効能または効果
- 高血圧症
- 通常,成人にはテルミサルタンとして40mgを1日1回経口投与する。ただし,1日20mgから投与を開始し漸次増量する。
なお,年齢・症状により適宜増減するが,1日最大投与量は80mgまでとする。
- 肝障害のある患者に投与する場合,最大投与量は1日1回40mgとする。(「慎重投与」の項参照)
慎重投与
- 両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者(「重要な基本的注意」の項参照)
- 高カリウム血症の患者(「重要な基本的注意」の項参照)
- 肝障害のある患者[本剤は主に胆汁中に排泄されるため,テルミサルタンのクリアランスが低下することがある。また,外国において肝障害患者で本剤の血中濃度が約3〜4.5倍上昇することが報告されている。]
- 重篤な腎障害のある患者[腎機能を悪化させるおそれがあるため,血清クレアチニン値3.0mg/dL以上の場合には,慎重に投与すること。]
- 脳血管障害のある患者[過度の降圧が脳血流不全を引き起こし,病態を悪化させるおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
血管浮腫
頻度不明
- 顔面,口唇,咽頭・喉頭,舌等の腫脹を症状とする血管浮腫があらわれ,喉頭浮腫等により呼吸困難を来した症例も報告されているので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
高カリウム血症
頻度不明
- 重篤な高カリウム血症があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,直ちに適切な処置を行うこと。
腎機能障害
頻度不明
- 急性腎不全を呈した例が報告されているので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
ショック,失神,意識消失
頻度不明
- ショック,血圧低下に伴う失神,意識消失があらわれることがあるので,観察を十分に行い,冷感,嘔吐,意識消失等があらわれた場合には,直ちに適切な処置を行うこと。特に血液透析中,厳重な減塩療法中,利尿降圧剤投与中の患者では低用量から投与を開始し,増量する場合は患者の状態を十分に観察しながら徐々に行うこと。
肝機能障害,黄疸
頻度不明
- AST(GOT),ALT(GPT),Al-P,LDHの上昇等の肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
低血糖
頻度不明
- 低血糖があらわれることがある(糖尿病治療中の患者であらわれやすい)ので,観察を十分に行い,脱力感,空腹感,冷汗,手の震え,集中力低下,痙攣,意識障害等があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
アナフィラキシー
頻度不明
- 呼吸困難,血圧低下,喉頭浮腫等が症状としてあらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,投与を中止し,適切な処置を行うこと。
間質性肺炎
頻度不明
- 発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので,このような場合には投与を中止し,副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
横紋筋融解症
頻度不明
- 筋肉痛,脱力感,CK(CPK)上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- アンジオテンシンII受容体のサブタイプAT1受容体の拮抗薬。内因性昇圧物質のアンジオテンシンIIに対して受容体レベルで競合的に拮抗することにより降圧作用を現す。なお,本薬のAT1受容体親和性は高く,作用が持続的である。4)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 4’-{[4-Methyl-6-(1-methyl-1H-benzimidazol-2-yl)-2-propyl-1H-benzimidazol-1-yl]methyl}biphenyl-2-carboxylic acid
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄色の結晶性の粉末である。
ギ酸に溶けやすく,メタノールに溶けにくく,エタノール(99.5)に極めて溶けにくく,水にほとんど溶けない。
本品は結晶多形が認められる。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- high molecular weight、macromolecular、macromolecular substance、macromolecule、multimer、multimeric、polymeric
[★]
- 英
- macromolecule、polymer、macromolecular、high molecular weight
- 関
- 巨大分子、高分子量、重合体、多量体、ポリマー、高分子化合物、高分子型、高分子量型
[★]
- 英
- polymer、macromolecular substance
- 関
- 高分子、重合体、多量体、ポリマー、巨大分子複合体、高分子物質
[★]
- 英
- multimer, (重合体)polymer
- 同
- マルチマー
- 関
- 高分子、重合体、ポリマー、高分子化合物
[★]
- 英
- polymer
- 同
- 重合体
- 関
- モノマー
[★]
- 英
- homopolymer、homopolymeric
- 関
- ホモ・リマー
[★]
- 英
-
- 関
- コポリマー
[★]
- 関
- エチレンビニルアルコール膜
[★]
- 英
- body
- ラ
- corpus、corpora
- 関
- 肉体、身体、本体、コーパス、ボディー
[★]
- 英
- polymerization、polymerisation、polymerize
- 関
- ポリマー、モノマー
[★]
- 英
- coalescence、coalesce、unite、coalescent
- 関
- 癒合、癒着