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Japanese Journal
- 右肺中下葉切除・術後補助化学療法後に発症した遅発性肺胞瘻の治療経験
- 遠藤 克彦,深井 一郎,幸 大輔,川野 理,水野 幸太郎,田中 宏紀
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 35(1), 45-48, 2013-01-25
- … 69歳,男性.肺気腫合併肺癌に対する中下葉切除術後4か月目に肺胞瘻を遅発発症した.画像所見から,残存上葉は中下葉切除後のフリースペースに面する葉間胸膜面以外はほとんど全て胸壁と強固に癒着し,肺胞瘻はその葉間面に生じているため,胸腔ドレナージと血液凝固第XIII因子製剤の投与では治癒を得られず,胸腔鏡下フィブリンシート貼付術を施行し瘻を閉鎖した.術後経過は良好で,術後14か月が経過したが肺胞瘻の再発 …
- NAID 110009594311
- 対馬 史泰,小野 修一,清野 浩子 [他],森本 公平,大畑 崇,長畑 守雄,三浦 弘行,阿部 由直,対馬 敬夫,鎌田 義正
- 弘前醫學 59(2/3/4), 104-109, 2008
- … 示す所見を検討した.肺癌138例中,術中に播種の判明した例は6例(4.3%)であった.6例全例に病理組織学的に原発巣の胸膜浸潤が見られた.術前CTでは31例 (22.5%)に胸隈に所見が見られ,実際に播種のあった6例中5例は葉間胸膜に小結節影を認めた.また,胸膜播種陽性例には術前の薄層CTにて全例に原発巣と胸膜との接触が認められ,特に原発巣の胸壁胸膜浸潤および肥厚所見は偽陽性例に対し胸膜播種例で高頻度であった.術前の薄層 …
- NAID 110006648381
- 気管支木構造解析に基づく肺区域分けの一手法(セッション2(手術支援・アトラス))
- 北坂 孝幸,中田 有一,森 健策 [他],末永 康仁,本間 裕敏,高畠 博嗣,森 雅樹,名取 博
- 電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像 107(220), 29-32, 2007-09-13
- … 本稿では,気管支の木構造解析に基づく肺区域抽出手法について述べる.肺は葉間胸膜によって肺葉と呼ばれる5つの葉領域に分割され,肺葉はさらに区域と呼ばれる領域に分割される.肺疾患の解析において,この肺区域領域を認識することは重要である.区域は,区域気管支によって特定でき,その境界は現在の解像度のCT像では確認できないが,区域気管支以降の流域から推定可能と思われる.そこで我々は,気管支の木構造解析( …
- NAID 110006419182
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- 胸部X線撮影(正常像) i11 縦隔胸膜線 ①前接合線 ⇒胸骨後部で左右の肺が接するために描出される線で、胸骨柄直下から始まり、正中からやや左下方へ走る4~5cmの線。 *偏位⇒肺ヘルニア・前縦隔腫瘍 ②後接合線
- 残存上葉は中下葉切除後のフリースペースに面する 葉間胸膜 面以外はほとんど全て胸壁と強固に癒着し,肺胞瘻はその葉間面に生じているため,胸腔ドレナージと血液凝固第XIII因子製剤 の投与では ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 成人男性の胸部CT(別冊No.1)を別に示す。各部位の解剖名で誤っているのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107G010]←[国試_107]→[107G012]
[★]
- a 葉間胸膜に好発する。
- b 胸膜中皮腫の発生母地である。
- c 胸膜切除術が第一選択である。
- d 石綿曝露歴があったことを示す。
- e 飲酒が発症のリスクファクターとなる。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A009]←[国試_111]→[111A011]
[★]
- 英
- pleura (Z)
- 関
- 腹膜、心膜、壁側胸膜、臓側胸膜
- 肺を覆う二重の漿膜であり、大きく2つに分けられる。
- この2つの膜は肺門で折り返してつながり、袋をなしている(Z)
[★]
- 英
- membrane
- 関
- メンブラン、メンブレン