- 英
- autolysis、autolytic
- 関
- 自己分解、自己溶菌
WordNet
- of or relating to self-digestion
- lysis of plant or animal tissue by an internal process (同)self-digestion
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/07/28 10:59:25」(JST)
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自己融解(じこゆうかい、英: autolysis)は、個体の死亡後にその組織や細胞が自身の酵素によりタンパク質、脂質、糖質などが分解され軟らかくなる現象。胃腸粘膜が胃液や消化酵素により消化されることを特に自己消化と呼ぶ。自己融解は消化管、膵臓、脾臓、肝臓、胆嚢、副腎髄質において起こりやすい。自己融解が開始した組織ではその構造は不明瞭となり消失に向かう。標本作成における固定は自己融解や腐敗を抑えることを目的とする。
関連項目
- 胆汁浸染
- 死後変化
- 死後硬直
- 死斑
- 死冷
- 死後凝血
参考文献
- 日本獣医病理学会編集 『動物病理学総論 第2版』 文永堂出版 2001年 ISBN 4830031832
外部リンク
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★リンクテーブル★
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- 英
- late postmortem change, postmortem phenomena at late stage
- 同
- 後期死体現象
- 関
- 死体現象
-
- 死後1-2日で淡青藍色に変色し、腹部全体に及ぶ(SLE.267)
- 死後3日くらいまでに、脾静脈の走行に沿った暗赤褐色や淡青藍色の樹枝状の変色部が出現(SLE.267)
- 死後3-4日で真皮と皮膚の間に液状の腐敗産物が貯留(SLE.267)
[★]
- 関
- autolytic
[★]
- 英
- autolysis、autolytic
- 関
- 自己分解、自己融解
[★]
- 英
- autolysate
- 関
- 自己溶解物
[★]
- 英
- fusion、melting、melt
- 関
- メルティング、融合、融着、癒合、融合物、融ける
[★]
- 英
- self, oneself, ego