- 英
- rotator cuff tear
- 関
- 腱板
概念
- 腱板の腱性部分が断裂したもので、棘上筋腱が最も断裂しやすい
疫学
- 中年男性に多い
- 加齢に伴って増加するが、無症候性のものが半数を占める
原因
症状
- 運動時痛:(棘上筋破断)外転で60-120°付近で疼痛を生じる。
- 安静時痛
- 夜間痛:
理学所見
- 棘上筋腱断裂:棘上筋テスト
- 棘下筋断裂 :外旋筋力テスト
- 肩甲下筋断裂:lift-offテスト、belly pressテスト
検査
- インピンジメントテスト:陽性
- 関節造影:完全断裂では肩関節腔から造影すると肩峰下滑液包まで造影される。不全断裂では造影されない
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 腱板訓練の介入のタイミングが他動関節可動域に及ぼす影響
- 肩関節筋骨格モデルを用いた腱板損傷時における上腕挙上筋力の推定 (MEとバイオサイバネティックス)
- 教育講座 見直そう!整形外科の看護技術(第12回)腱板断裂術後のシャワー浴介助
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- 40歳以上の男性、右肩に好発します。発症年齢のピークは60代です。
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★リンクテーブル★
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- 3か月前に転倒し左肩を打撲後、左肩運動時痛と夜間痛が持続している72歳の男性。この男性の左肩関節MRIのT2強調冠状断像(別冊No. 3)を別に示す。
- 診断として最も疑われるのはどれか。
- a 腱板断裂
- b Bankart損傷
- c 上腕骨骨嚢腫
- d 肩関節後方脱臼
- e 肩関節ガングリオン
[正答]
※国試ナビ4※ [110E011]←[国試_110]→[110E013]
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- 英
- subscapularis muscle (KH), subscapularis (K)
- 同
- ローテーターカフ
- ラ
- musculus subscapularis
- 関
- 上肢の筋、肩関節の筋
起始
停止
神経
機能
カテゴリ
肩関節の筋>:肩関節の筋
臨床関連
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- laceration、rupture
- 関
- 破壊、破裂、裂傷、裂創、破綻、挫創