- 英
- extensive
- 関
- 広範、詳細、大規模
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- of agriculture; increasing productivity by using large areas with minimal outlay and labor; "producing wheat under extensive conditions"; "agriculture of the extensive type"
- large in spatial extent or range or scope or quantity; "an extensive Roman settlement in northwest England"; "extended farm lands"; "surgeons with extended experience"; "they suffered extensive damage" (同)extended
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- (場所などが)広い,広大な / (領域・効果などが)広範囲にわたる;手広い / (量・額・程度・数などが)大きい,膨大な
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/01/22 11:58:22」(JST)
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表・話・編・歴
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示量性と示強性 とは状態量の分類の一つである。
概要[編集]
状態量すなわち状態変数は示量変数(extensive variable)と示強変数(intensive variable)の2種類に分けられる。
示量性の定義は文献により、「系全体の量が部分系の量の和に等しくなること」という定義[1][2][3]と「系の大きさ、体積、質量に比例すること」という定義[4][5][6]とがある。厳密には前者の性質は相加性、後者の性質は示量性として区別する[7][8]。均一系の状態量は相加性ならば示量性となるが、部分系ごとにその量の密度が異なる不均一系の場合には相加性であっても示量性とはならない。しかし熱力学では部分系として均一なものを取ることが普通であり、部分系においては相加性と示量性が一致するようにできる。従って、相加性と示量性は区別しない流儀の方が多い。
示量性(相加性)を持たない状態変数を示強変数という。示量性状態量と示強性状態量の中には、体積と圧力のように互いに掛け合わせるとエネルギーの次元をもった示量性の量となるものがある。このような関係を(互いに)共役な関係または双対な関係と言う。
それぞれの例には次のものがある。
- 示量性
-
- 体積 - 圧力と共役
- エントロピー - 温度と共役
- 物質量 - 化学ポテンシャルと共役
- 質量
- エンタルピー
- 内部エネルギー
- 示強性
-
- 圧力 - 体積と共役
- 温度 - エントロピーと共役
- 化学ポテンシャル - 物質量と共役
- 密度
- 濃度
参考文献[編集]
- ^ 原島鮮「熱力学・統計力学 改訂版」培風館 (1978/09)
- ^ 都筑卓司「なっとくする熱力学」講談社 (1993/12)
- ^ 「物理学辞典-改訂版」培風館(1992/05)
- ^ 「物理学辞典-三訂版」培風館(2005/09)
- ^ 長倉三郎、他(編)「岩波理化学辞典-第5版」岩波書店 (1998/02)
- ^ 藤原邦男;兵頭俊夫「熱学入門―マクロからミクロへ」東京大学出版会(1995/06)
- ^ 佐々真一;兵頭俊夫「熱力学入門」共立出版 (2000/04)
- ^ 清水明「熱力学の基礎」東京大学出版会(2007/03)
関連項目[編集]
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Japanese Journal
- 乱流速度揺らぎ確率密度関数のマルチフラクタル解析(第10回『非平衡系の統計物理』シンポジウム,研究会報告)
- 有光 敏彦,有光 直子
- 物性研究 82(6), 948-955, 2004-09-20
- … 一般化されたエントロピー(示量性Renyiエントロピーか非示量性Tsallisエントロピー)に基づくマルチフラクタル解析により,Lewis-SwinneyによるCouette-Taylor乱流の実験,Gotoh等によるDNSで得られた速度導関数のスケーリング指数や速度揺らぎPDFが高精度に再現できることを示す。 …
- NAID 110006409412
- Tsallis統計による発達乱流の解析(第8回「非平衡系の統計物理」シンポジウム,研究会報告)
- 有光 敏彦,有光 直子
- 物性研究 75(5), 877-883, 2001-02-20
- … Tsallisエントロピーに基づいた本論文の解析によってqの値が0.370と判明し,発達乱流系の背景となる統計は非示量性統計であることが強く示唆された。 …
- NAID 110006413477
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- 教科書 (p.670)には、系の大きさに比例するのが示量性変数(extensive variable)、系の大きさに比例しないのが示強性変数(intensive variable)、とあります。 私は、系を半分にしたとき半分になるのが示量性変数!と教えています。 体積 1 L の ...
- 示量性と示強性(しりょうせい と しきょうせい)とは状態量の分類の一つである。 概要 [編集] 状態量すなわち状態変数は示量変数 (extensive variable) と示強変数 (intensive variable) の2種類に分けられる。 示量性の定義は文献により、「系 ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- wide、extensive、broad、widespread、ubiquitous、widely、extensively、ubiquitously
- 関
- 広汎性、詳細、示量性、大規模、広い、ブロード、遍在性、広く、広範に分布する、一様、ユビキタス、広汎
[★]
- 英
- large scale、extensive、large-scale、grand、extensively、on a large scale
- 関
- 広範、詳細、示量性、大量、ラージスケール
[★]
- 英
- detail、detailed、precise、extensive、in detail
- 関
- 広範、示量性、正確、大規模、的確、綿密