- 英
- white placental infarct
- 関
- 胎盤梗塞
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- 胎盤精査時、胎盤実質に石灰沈着、あるいは白色胎盤梗塞(凝固壊死)をみとめることがあり、これは絨毛が徐々に壊死に陥った状態を示し、妊娠高血圧症候群または腎炎にともなう妊婦にみられます。 卵膜 卵膜は、羊膜、絨毛膜 ...
- 一方石灰化に似た状態に、白色梗塞があります。 白色梗塞は白色もしくは黄色みを帯びた白色の固い結節状の組織のことで、胎盤の退行性変化です。 正常に妊娠の経過をたどっている胎盤にも、小さい白色梗塞は見られますが ...
- 白色胎盤梗塞 white placental infarct, weisser Infarkt der Plazenta と赤色胎盤梗塞 red placental infarct, roter Infarkt der Plazentaとがある.前者は胎盤 絨毛組織に黄白色または白色の硬結がみられるもので,胎盤辺縁にみられることが ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- placenta (Z)
発生
- G10M.30 NGY.287
- 妊娠7週から形成が始まり、妊娠4ヶ月末(妊娠15週末,妊娠前期末)に完成。妊娠10ヶ月末まで増大し続ける。
解剖
- NGY.287
- 正期産では500g、直径20cm、厚さは中央部で2cmの扁平な円盤状構造物である。
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
機能
ガス・物質交換と代謝
単純核酸
|
酸素、二酸化炭素、遊離脂肪酸、脂溶性ビタミン、ナトリウム、カリウム、尿素、尿酸、薬剤の大部分、麻酔学
|
促進拡散
|
グルコース。GLUT1とGLUT3による
|
能動輸送
|
アミノ酸、水溶性ビタミン、カルシウム、リン酸塩、鉄、ヨード
|
エンドサイトーシス
|
IgG, LDLコレステロール
|
薬物・毒物・感染性物質の胎盤通過性
- 脂溶性・非イオン性薬剤、分子量≧600、非抱合型ステロイドホルモン、脂質
- 水溶性・イオン性薬剤、分子量<1000、血清蛋白結合能の強い薬剤、ポリペプチドホルモン、抱合型ステロイドホルモン
ホルモン産生
[★]
- 英
- placental infarction, infarct of the placenta
- ラ
- infarctus placentaris
- 関
- 妊娠中毒症
- 白色胎盤梗塞と赤色胎盤梗塞がある。
- 胎盤にみられる梗塞でフィブリン変性、石灰沈着、絨毛細胞の壊死などからなる。
- ほとんどの成熟胎盤の周辺部にみられ、加齢現象の1つと考えられるが、妊娠中毒症などでは著明な梗塞がみられ、胎盤循環障害の原因になることもある。
[★]
- 英
- infarct, infarction
- ラ
- infarctus
- 同
- 虚血性壊死
- 関
- 心筋梗塞 myocardial infarction
[★]
- 英
- white
- 関
- 白、白人、白い