UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 弾力線維性仮性黄色腫と鑑別を要した発疹性汗管腫の 1 例
- 中村 冴,深井 和吉,大澤 政彦
- 皮膚の科学 18(3), 151-156, 2019
- … 本症例は,極めて広範囲かつ高密度に汗管腫が発症した発疹性汗管腫で,<b>PXE </b>の臨床像に酷似していた。 … (結語)発疹性汗管腫は <b>PXE </b>の鑑別診断の一つとして考慮すべきである。 …
- NAID 130007739081
Related Links
- メタデータをダウンロード RIS形式 (EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
- 汗管腫は瞼などの顔をはじめとする部位に小さな発疹を生じる病気です。 自覚症状はありませんが、特に女性に多く発症し、審美的問題を伴うので各種の治療が行われています。 発生原因も特定されておらず有効な予防法はありません。 汗管
- 汗管腫とは? どんな病気か 顔面、とくにまぶたに多発して発生する小型で扁平に隆起した発疹で、汗を出す管である汗管が増殖してできたものです。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- syringoma
- 同
- 発疹性汗腺腫 eruptive hidradenoma、発疹性汗管腫 eruptive syringoma
- 関
- 汗腺系腫瘍
臨床写真
- 参考1より引用
概念
- 主として表皮内エクリン汗管への分化を示す良性腫瘍。
- エクリン汗腺の真皮内汗管が限局性に増殖した結果、皮膚色~褐色の1-3mm大の小丘疹を生じる。
- 下眼瞼部に好発するが、それ以外にも体幹前面、腋窩、外陰部にも生じうる。対称性に生じる。
- 体幹前面に播種状に多発した場合は発疹性汗腺腫とよばれる。
疫学
- 女性に多い
- 汗の分泌が増加する思春期以降に顕著となる。
症状
鑑別診断
- 参考1.
診断
治療
- 無治療でも問題ないが、美容上問題となる場合には自由診療で治療対象となりうる。
- CO2レーザー療法での焼灼が有用であると報告されている。
- 凍結療法も有用とされる
予後
- 無治療で問題なく、悪性化しないが、自然消退しない。
参考
- 1. Cutaneous Syringoma: A Clinicopathologic Study of 34 New Cases and Review of the Literature
- https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3726900/
[★]
- 英
- eruption, skin rash, lesion
- ラ
- exanthema
- 同
- 皮疹?
- 関
- 皮疹
- 出現時期、消長、同様のエピソードの有無、周囲での流行、接触、旅行歴、遺伝性疾患の有無、基礎疾患、予防接種状況
[★]
- 関
- がん、腫瘍、腫瘤、良性新生物