- 英
- inflammatory myopathy
- 関
- 筋炎、炎症性筋疾患、炎症性ミオパシー
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/21 07:53:09」(JST)
[Wiki ja表示]
炎症性ミオパチー |
分類及び外部参照情報 |
ICD-10 |
G72.4 |
ICD-9 |
359.6 |
DiseasesDB |
29473 |
MeSH |
D009220 |
プロジェクト:病気/Portal:医学と医療 |
テンプレートを表示 |
炎症性ミオパチー(英: inflammatory myopathy)とは自己抗体が関与するミオパチー[1]。炎症性ミオパチーは多発性筋炎(en:Polymyositis)、皮膚筋炎、封入体筋炎(en:Inclusion body myositis)の3つの関連疾患を含む。
病型分類
特発性炎症性ミオパチーはOlsenとWartmannによって以下のように分類されている。
OlsenとWartmannの病型分類
病型 |
名称 |
臨床・病理学的所見 |
関連自己抗体 |
I型 |
多発性筋炎 |
筋線維の壊死、CD8陽性T細胞・マクロファージの浸潤 |
抗Jo-1抗体など |
II型 |
皮膚筋炎 |
ヘリオトロープ疹などの典型的な皮膚症状を伴う、筋線維束周囲の萎縮、CD4陽性T細胞・B細胞の浸潤 |
抗Mi-2抗体など |
III型 |
筋症状のない皮膚筋炎 |
典型的な皮膚症状のみで筋症状を伴わない。急性間質性肺炎を合併 |
抗CADM-140抗体 |
IV型 |
小児の皮膚筋炎 |
血管炎・皮下石灰化を合併 |
抗Mi-2抗体など |
V型 |
悪性腫瘍に合併する筋炎 |
治療反応性不良 |
抗TIF1γ抗体 |
VI型 |
他の膠原病に合併する筋炎 |
SLE、強皮症に合併 |
抗U1/U2RNP抗体、他の膠原病の自己抗体 |
VII型 |
封入体筋炎 |
進行性、治療抵抗性で高齢者に好発。筋細胞内の空胞、線維状封入体が存在 |
自己抗体陰性 |
関連項目
出典
- ^ Kalenian M, Zweiman B (March 1997). "Inflammatory myopathy, bronchiolitis obliterans/organizing pneumonia, and anti-Jo-1 antibodies--an interesting association". Clinical and diagnostic laboratory immunology 4 (2): 236–40. PMC 170510. PMID 9067664.
|
この項目は、医学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:医学/Portal:医学と医療)。 |
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 目から学ぶ脳波・筋電図 神経筋疾患と筋電図 3.下肢脱力から始まり進行性の全身筋力低下と筋萎縮をきたした79歳男性
- 炎症性ミオパチー--難治例の治療をめぐる諸問題 (第1土曜特集 ミオパチー--臨床と治療研究の最前線) -- (ミオパチーの臨床と研究の最新トピックス)
Related Links
- 筋内に炎症が起こる病気が 炎症性ミオパチー です。筋炎と呼んだ方が分かりやすので、 以下そう呼びます。広い意味では筋炎には外から細菌が感染して起こるようなものも 含まれますが、実際に重要なのはリウマチなど膠原病とよ ...
- 炎症性ミオパチー(英: inflammatory myopathy)とは自己抗体が関与するミオパチー [1]。炎症性ミオパチーは多発性筋炎(en:Polymyositis)、皮膚筋炎、封入体筋炎(en:Inclusion body myositis)の3つの関連疾患を含む。 病型分類 特発性炎症性 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
炎症性筋疾患、炎症性ミオパチー、炎症性ミオパシー、筋炎
- 関
- focal myositis、idiopathic inflammatory myopathy、inflammatory muscle disease、myositis、proliferative myositis
[★]
- 英
- inflammatory myopathy、inflammatory muscle disease
- 関
- 筋炎、炎症性ミオパチー、炎症性ミオパシー、特発性筋炎、限局性筋炎、増殖性筋炎
[★]
- 英
- inflammatory myopathy
- 関
- 筋炎、炎症性筋疾患、炎症性ミオパチー
[★]
- 英
- inflammation
- 同
- 炎症反応 inflammatory reaction
- 関
- 急性炎症による有害な刺激物が除去され組織が修復されるが、障害が続けば慢性炎症となる。
主徴 (BPT.32)
原因
- ウイルス、リケッチア、細菌、真菌、原虫、寄生虫
- 日光、放射線物質、電気的刺激、摩擦
- 酸・アルカリ
- 壊死物
- 異物
- 免疫学的な刺激(アレルギー、自己免疫疾患)
分類
- 比較的短期間で終了し滲出と好中球浸潤が主体
- 長時間持続し、組織増殖とリンパ球・組織球浸潤が主体
|
急性炎症
|
慢性炎症
|
概要
|
滲出性病変が主体
|
増殖性変化が主体
|
経過
|
急性・一過性
|
遷延性・潜行性
|
血管
|
血管透過性亢進
|
血管新生
|
間質組織
|
充血・浮腫
|
線維芽細胞・血管・間質結合組織の増生
|
浸潤細胞
|
好中球→マクロファージ→リンパ球
|
急性炎症 (BPT.33)
- vasolilation
- increased vascular permeability
- cellular recruitment and activation
慢性炎症
[★]
- 英
- inflammatory、inflamed
- 関
- 炎症、起炎性