注視眼振
UpToDate Contents
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- 1. 律動眼振 jerk nystagmus
- 2. 眼振の概要 overview of nystagmus
- 3. 振子様眼振 pendular nystagmus
- 4. 核間性眼筋麻痺 internuclear ophthalmoparesis
- 5. 小児における核上性注視異常 supranuclear disorders of gaze in children
Japanese Journal
- フェニトイン, カルバマゼピンの単剤時と併用時の滑動性眼球運動障害 : intra-individual study
- 鳴戸 敏幸,扇谷 明,河合 逸雄
- てんかん研究 7(2), 132-138, 1989-10-31
- … 両薬剤とも, SPEMの閾値と血中濃度は直線的関係を示し, 注視性眼振を指標とするよりも鋭敏に副作用の出現を予測できた。 …
- NAID 20003314494
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- 延髄障害(Wallenberg症候群など): 注視方向にかかわらず時計方向周りの純回旋性 眼振; 小脳性疾患: 完全注視方向性眼振; 小脳虫部障害: 臥位にて下眼瞼方向に急速 相を示す垂直性眼振; 中脳障害: 正面固視でみられる持続性の振り子様回旋性眼振 ...
- 概念; 注視を妨げたときに生じる眼振; Frenzel眼鏡; 強い凸レンズの眼鏡により焦点を 合わせないことで注視を妨げる; 凸レンズにより眼球が拡大されて見える; 電気眼振図; 電気的変化から眼球運動を検出; 閉眼時も観察可能; 回旋性眼振の把握ができない ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- gaze nystagmus
- 関
- 眼振
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分類
- 小松崎(1975)
- A群:定方向性の眼振で、水平性、回旋性の眼振である。末梢前庭性障害でみられる。
- B群:水平方向の注視方向性眼振は、脳幹や小脳などの中枢性障害で見られる。
- C群:定方向性の純回旋性眼振であり、下部脳幹、特に延髄の障害が疑われる
- D群:垂直眼振であり、下方への眼振は延髄下方の障害、上方への眼振はまれであるが、小脳や脳幹の障害と関係があるとされる。
- E群:振子様眼振、交代性眼振がここに分類される。先天性眼振でみられる。
[★]
- 英
- nystagmus
- 同
- 眼球振盪、眼球振盪症
- 関
- 共同眼振、律動眼振、病的眼振、反跳眼振、陥没眼振、輻輳眼振、注視眼振
概念
- 眼球の不随意的往復運動
- 眼振には眼球が緩徐に動く緩徐相と急速に動く急速相からなる。
- 急速相の方向が眼振の方向である。
分類
[★]
- 英
- gaze, visual fixation
- 関
- 凝視、
注視中枢
- 垂直性注視:中脳:中枢は中脳背側部の四丘体周辺:Parinaud症候群
- 水平性注視:橋:橋の傍正中橋網様体(PPRF):Foville症候群(=MillardGubler症候群+水平性注視麻痺)