- 英
- dysthymia、dysthymic
- 関
- 気分変調症、情緒異常、気分変調性。抑うつ性変調気分
WordNet
- mild chronic depression; "I thought she had just been in a bad mood for thirty years, but the doctor called it dysthymia" (同)dysthymic depression
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/11/05 16:35:46」(JST)
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気分変調(きぶんへんちょう)とは、行動、動作の異常から考えられる病気の一つである。正式名は気分変調性障害(きぶんへんちょうせいしょうがい)と言われ、以前は抑うつ神経症(よくうつしんけいしょう)と言われていた。これはうつ病ほど深刻な病気ではなく、軽いうつ状態が慢性的に続く障害である。女性に男性の2倍から3倍と見られる、女性に多い病気である[1]。
目次
- 1 原因
- 2 症状
- 3 治療
- 4 脚注
- 5 参考文献
原因
神経伝達物質の異常や遺伝的要因もあるが、心理的ストレスの影響がうつ病より大きいと考えられている[1]。
症状
ほとんど1日中、憂鬱状態が続き、疲れやすく集中力、思考力、判断力なども低下する。自信も自尊心もぐらつき、絶望を感じる事もある。一方で不機嫌になり、自分の現状に不満を感じ、それを他人のせいにする傾向がみられる。食欲や体重の急激な減少または増加、不眠または過眠も見られる[1]。
治療
精神療法で自分の性格の弱さや甘えに気付かせ、新たな思考や行動の方法を学ぶように導く。場合によってはうつ病と同じように抗鬱剤が使用される事もある[1]。
脚注
註釈
出典
- ^ a b c d 『最新版、図解、症状でわかる医学百科』主婦と生活社、2007年、2014年、p.193
参考文献
- 『最新版、図解、症状でわかる医学百科』主婦と生活社、2007年、2014年
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 15. マインドフルネスに基づくアプローチが有用であった否定的感情の回避傾向の強い気分変調性障害の1例(一般口演,第51回日本心身医学会九州地方会演題抄録)
- 今田 祐子,安野 広三,細井 昌子,富岡 光直,岩城 理恵,河田 浩,久保 千春,須藤 信行
- 心身医学 54(10), 961, 2014-10-01
- NAID 110009857640
- 難治症例の薬物療法における精神療法的配慮 : とくに慢性うつ病(非定型うつ病や気分変調症)について (特集 治療関係と薬物療法)
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- 英
- dysthymia、dysthymic
- 関
- 気分変調、気分変調症、気分変調性
[★]
- 関
- dysthymic
[★]
- 英
- dysthymic disorder
- 同
- 抑うつ性気分変調 dysthymia
[★]
- 英
- dysthymic
- 関
- 気分変調、情緒異常
[★]
- 英
- dysthymia
- 関
- 気分変調性障害
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- 英
- dysthymia
[★]
- 英
- modulation、modulate
- 関
- 調節