- 英
- chronic alcoholism
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- アミトリプチリン, プロプラノロール, クロナゼパムと迷走神経ブロックで改善した難治性吃逆
- 東澤 知輝
- 日本ペインクリニック学会誌 12(1), 21-24, 2005
- 64歳の男性. 14年前から吃逆が出現し, 次第に増強した. 吃逆は1ヵ月に1週間程度の休止期をおいて常時出現していた. 吃逆が誘発する嘔吐による摂食障害があり, 固形物を避けるようになった. それに伴いアルコール嗜癖が始まり, 当院受診までの3年間はアルコール多飲による入退院を繰り返していた. 吃逆の治療として, カルバマゼピン, バクロフェン, クロルプロマジン, ゾニサミド, バルプロ酸, …
- NAID 130004239060
- 元村 直靖,川田 誠一
- 大阪教育大学紀要. III, 自然科学 41(2), 135-138, 1993-02
- We investigated the coefficient of variation of R-R intervals(CV ratio)in chronic alcoholics to evaluate autonomic nervous function.CV ratio in the patients was significantly lowered compared with tha …
- NAID 110003483623
Related Links
- 以前は慢性アルコール中毒、略してアル中と呼ばれていたこともある。かつては、この ような状態になってしまうのは本人の意志が弱く、道徳観念や人間性が欠けている からだとの考え方で済まされて納得されてきていたが、最近では社会的な必要性からも 医学 ...
- アルコール症 飲まずにはいられない。慢性的な飲酒から精神的・身体的に障害が 現れる。 アルコールを飲まずにいられなくなり、飲んだときに問題行動が現れる。 概要 アルコールをくり返し摂取していると、それなしではいられないという欲求を生み、常に ...
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- alcohol
- 関
- エタノール
アルコールによる酩酊の分類
-
-
- 0.5 mg/ml 以上で酒気帯び → 道路交通法(0.5 mg/ml以上で運転能力の低下、1.5 mg/ml以下では著しい低下。1.5-2.0 mg/mlがもっとも危険。これ以上では運転できない)
- 血中アルコール濃度と酩酊の状態
- 0.0-0.5 mg/ml::殆ど無症状か、わずかな熱覚、味覚や嗅覚の低下
- 0.5-1.0 mg/ml:弱度酩酊:顔面紅潮、抑制からの解放、陽気、多幸感、不安や緊張の緩和、反応時間の延長など
- 1.0-1.5 mg/ml:軽度酩酊:多弁、大胆、感覚の軽度麻痺、気分爽快、多弁など
- 1.5-2.5 mg/ml:中程度酩酊:眠気に襲われる、言語不明瞭、平衡感覚が鈍麻し、千鳥足になる、理解・判断力鈍麻など
- 2.5-3.5 mg/ml:強度酩酊:歩行困難、顔面蒼白、悪心、嘔吐、感覚麻痺、精神運動性興奮、言語不明瞭、諸反射の消失など
- 3.5-4.5 mg/ml:重度酩酊、泥酔:意識消失、筋力消失、呼吸困難、体温低下、昏睡状態
- 4.5- mg/ml:呼吸麻痺、心機能不全などで死亡する。
アルコールの慢性症状
- アルコール中毒の患者において、脳神経でchromatosisが見られるが、ニューロンの脱落は末期まで見られない。小脳では虫部のニューロンが優先的に脱落する。大脳辺縁系の乳頭体に強い病変が見られる → ウェルニッケ・コルサコフ症候群と関連
- 振戦譫妄
- アルコール幻覚症
- コルサコフ症候群
- アルコール痴呆
- アルコールてんかん
アルコールによる非精神症状
アルコールによる疾患
- 身体疾患:アルコール性肝疾患(脂肪肝)、膵炎(急性膵炎、慢性膵炎)、大腿骨頭壊死症、末梢神経障害
- 精神疾患:急性アルコール中毒、慢性アルコール中毒、アルコール依存症、アルコール精神病
- (国試)100B077、095B075
アルコールの摂取と疾患
- ホジキンリンパ腫:掻痒症を呈する患者もいるが、そのばあい飲酒をすると当該部位に痛みが出現する(APT.83)
- 急性膵炎:増悪
アルコールの胎児への影響
- SUB.260
アルコールの摂取量
- 21世紀における国民健康づくり運動の目標値では節度ある適度な飲酒とは1日平均純アルコールで20g程度としている。 → ビール(5%) 400ml、日本酒(15%) 133.3ml
- 脳卒中治療ガイドライン2009ではクモ膜下出血の発症予防には過度の飲酒(1週間に150g以上)を避けることが推奨されている。
アルコールの単位
- アルコール摂取量の基準とされるお酒の1単位とは、純アルコールに換算して20g。
[★]
- 英
- alcoholism、alcoholic
- 関
- アルコール、アルコール依存患者、アルコール依存症、アルコール依存性、アルコール性、アルコール中毒、アルコール依存、アルコール中毒者、酒中毒
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- chronicity
- 関
- 慢性的、慢性型