- 英
- external intercostal (K), external intercostalis muscle
- 関
- 肋間筋
- 各肋間で上外側から下内側に向かって斜めに走る筋
- 吸気に関係
- 機能
- 隣り合う肋骨の間にあり、後上方から前下方に向かう筋
- 吸気
- 腹部・腰部の筋が働くと肋骨下部が固定され、肋骨を降下し、呼気にも作用する(K.28)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/07/10 14:08:48」(JST)
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外肋間筋 |
分類 |
|
部位 |
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ラテン名 |
musculus intercostales externi |
英名 |
Intercostales externi muscle |
外肋間筋(がいろっかんきん)は、胸部の筋肉のうち、胸壁肋間隙にある胸壁筋のうちの一つ。肋骨外面を起始とし、肋間隙を後上方から前下方に走りながら、次位の肋骨に停止する。
肋骨を引き上げる作用がある。
参考文献[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
呼吸器系の正常構造・生理 |
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気道系 |
解剖学的構造
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上気道
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鼻
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顕微解剖学
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生理学・生化学
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生理学
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肺気量 | 肺活量 | %肺活量 | 残気量 | 死腔 | 1回換気量 | 1秒率 | 肺サーファクタント | SP-A
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生化学
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PaCO2 | PaO2 | AaDO2 | FiO2 | SpO2 | 呼吸係数および酸素化係数
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血管系 |
肺循環系
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(右心室 -) 肺動脈 - 毛細血管 - 肺静脈 (- 左心房)
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気管支循環系
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(胸部大動脈 -) 気管支動脈 - 毛細血管 - 気管支静脈 (- 奇静脈/副反奇静脈)
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運動器系 |
骨格
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肋骨 | 胸骨
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呼吸筋
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横隔膜 | 内肋間筋 | 外肋間筋 | 胸鎖乳突筋 | 前斜角筋 | 中斜角筋 | 後斜角筋 | 腹直筋 | 内腹斜筋 | 外腹斜筋 | 腹横筋
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神経系 |
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横隔神経 | 肋間神経
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 胸壁内外に進展し呼吸器症状にて発症した脂肪芽腫の1例
- 松浦 玄,菱木 知郎,齋藤 武,佐藤 嘉治,光永 哲也,照井 エレナ,齋藤 江里子,堀江 弘,吉田 英生
- 日本小児外科学会雑誌 48(2), 216-222, 2012-04-20
- … 受診,右側胸部の腫瘤を指摘され当科に紹介された.胸部X線写真,CTにて右側胸部から肋間を貫き縦隔に達し,気管を圧排する巨大な腫瘍を認めた.腫瘍生検により本症と診断し,腫瘍摘出術を施行した.腫瘍は内外肋間筋間から発生したと思われ,全摘が可能であった.腫瘍が巨大であること,年齢が比較的高いこと,腫瘍の染色体核型に本症に特徴的な所見を認めないことから脂肪肉腫との鑑別を検討したが腫瘍の形態,病理組織 …
- NAID 110009437108
- 吸気筋トレーニングが横隔膜運動に与える影響 : dynamic MRIを用いた横隔膜運動解析による検討
- 冨田 和秀,阪井 康友,居村 茂幸,門間 正彦,大瀬 寛高,江口 勝彦,目黒 力,柴田 雅祥,設楽 達則,山田 亮佑,赤池 優,八高 拓也
- 群馬パース大学紀要 3, 349-355, 2006-09-30
- … しかしながら、このPImaxは、強制吸気時に測定することから吸気筋である横隔膜・外肋間筋に加え、大胸筋・斜角筋・胸鎖乳頭筋などの補助吸気筋を含めた総体的な圧となるため、横隔膜単独の変化については判定が困難である。 …
- NAID 110006408173
Related Links
- 【外肋間筋の起始・停止】 (起始) 第1~第11肋骨下縁と肋骨結節に付着。 &n...
- 内肋間筋は、肋骨と肋骨の間を走行している筋肉です。主に肋骨間を収縮する働きをし ていますが、これは胸郭を狭くし、呼気の際に、ガス交換が上手く出来るようにする為の 作用です。肋骨・外肋間筋・最内肋間筋と共に胸郭を形成している筋肉です。この筋肉 の ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- respiratory muscle
肺機能検査 呼吸生理から臨床応用まで 第1版第1刷 MEDSi p.54
- 安静時
- 吸気時:吸気筋、とりわけ横隔膜の活動が主となる。
- 呼気時:受動的
- 運動時
- 吸気時:他の吸気筋が加わる
- 呼気時:呼気筋は機能的残気量を減少させ、横隔膜の運動の補助をする
呼気筋と吸気筋
吸気筋
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横隔膜
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横隔神経が支配
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頚神経から出て頚部より胸腔に入り、胸腔内では心嚢に沿って下行し、多くの枝に分かれて横隔膜ドームに至る。
|
横隔膜の作用:(1)ピストン上にドームを下行させる,(2)胸郭を挙上し、下部胸郭を外側に広げる(腹壁内側面で胸壁と併走する横隔膜領域の作用による)。
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斜角筋
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胸鎖乳突筋
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外肋間筋
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傍胸骨の内肋間筋??
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呼気筋
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腹壁筋群
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腹壁筋群の収縮により腹腔内圧が上昇し、上昇した圧は、横隔膜を介して胸腔に伝播、胸腔内圧が陽圧になる。
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内肋間筋
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ある程度作用
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胸筋
|
肩が固定されている条件下のみ
|
[★]
- 英
- internal intercostal (K), internal intercostalis muscle
- 関
- 肋間筋、外肋間筋
- 関
- 呼吸筋
- 前方から見て肋間で下外側から上内側に向かって走行、背側はこの反対となる。
- 肋骨間では肋間を下げるように作用するが、肋軟骨間では肋間を上げるように作用する。
- 肋骨間の内肋間筋は呼気に関係する。
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- intercostal
- 関
- 胸郭、肋骨
- 第1肋間
- 第2肋間
- 第3肋間
- 第4肋間
- 第5肋間
- 第6肋間
- 第7肋間
- 第8肋間
- 第9肋間
穿刺部位
[★]
- 英
- intercostalis muscle
- ラ
- musculus intercostalis