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場

英
field
関
分野、野、フィールド

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  1. select (a team or individual player) for a game; "The Buckeyes fielded a young new quarterback for the Rose Bowl"
  2. the space around a radiating body within which its electromagnetic oscillations can exert force on another similar body not in contact with it (同)field of force, force_field
  3. a particular kind of commercial enterprise; "they are outstanding in their field" (同)field_of_operation, line of business
  4. a region in which active military operations are in progress; "the army was in the field awaiting action"; "he served in the Vietnam theater for three years" (同)field of operations, theater, theater of operations, theatre, theatre of operations
  5. the area that is visible (as through an optical instrument) (同)field of view
  6. (computer science) a set of one or more adjacent characters comprising a unit of information
  7. (mathematics) a set of elements such that addition and multiplication are commutative and associative and multiplication is distributive over addition and there are two elements 0 and 1; "the set of all rational numbers is a field"
  8. a geographic region (land or sea) under which something valuable is found; "the diamond fields of South Africa"
  9. a piece of land cleared of trees and usually enclosed; "he planted a field of wheat"
  10. all of the horses in a particular horse race
  11. all the competitors in a particular contest or sporting event
  12. somewhere (away from a studio or office or library or laboratory) where practical work is done or data is collected; "anthropologists do much of their work in the field"
  13. answer adequately or successfully; "The lawyer fielded all questions from the press"
  14. catch or pick up (balls) in baseball or cricket
  15. play as a fielder

PrepTutorEJDIC

  1. 〈C〉『野原』,[牧]草地;田;畑;《the fields》田野,田畑 / 〈C〉(雪・氷などの)原,広がり / 〈C〉(鉱物などの)産出地,埋蔵地 / 〈C〉『戦場』(battlefield);戦闘(battle) / 〈C〉(スポーツの)『競技場』;(陸上のトラックに対して)フィールド / 〈C〉(ある用途の)場,地面 / 〈C〉(研究・活動などの)『分野』,領域 / 《the~》現地 / 〈C〉(電気・磁気などの)場;(レンズの)視界 / 〈C〉(絵・旗などの)地,下地 / 《the~》《集合的に》(キツネ狩り・競技の)参加者;(競馬の)出走馬;(野球の)守備選手 / (野球・クリケットで)〈打球〉‘を'さばく / 〈選手〉‘を'出場させる,守備につける / (野球・クリケットで)野手をつとめる

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/02/05 21:29:35」(JST)

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この項目では、物理学用語について記述しています。「場」の語義については、ウィクショナリーの「場」の項目をご覧ください。
同じ電荷を持ち反発し合う二つの粒子の周りの電場強度。明るさは電場の強さを表す。場の方向は示されていない。
反対の電荷を持ち引きつけ合う二つの粒子。

場(ば、英: field、工学分野では[1]電界・磁界など界とも)とは、物理量を持つものの存在が別の場所にある他のものに影響を与えること、あるいはその影響を受けている状態にある空間のこと。

目次

  • 1 概要
  • 2 場の理論
    • 2.1 古典場
    • 2.2 量子場
  • 3 場の対称性
    • 3.1 時空対称性
    • 3.2 内部対称性
  • 4 関連項目
  • 5 脚注
  • 6 参考文献
  • 7 外部リンク

概要

物理学において、場は時空の各点に関連する物理量である[2]。場では、座標および時間を指定すれば、(スカラー量、ベクトル量、テンソル量などの)ある一つの物理量が定まる。つまり、数学的には空間座標が独立変数となっているような関数として表現できることがその特徴である。場に配置される物理量の種類により、スカラー場、およびベクトル場などに分類することができる。場の各点の値がスカラー、ベクトル、スピノル(例えば、ディラック電子)またはより一般的にテンソルであるようなとき、場はそれぞれスカラー場、ベクトル場、スピノル場、またはテンソル場となる。例えば、ニュートンの重力場はベクトル場である。時空の点における値を規定するには、その点の重力場ベクトルの要素の三つの数を決める必要がある。さらに、それぞれのカテゴリー(スカラー、ベクトル、テンソル)の中でも、数または量子演算子(英語版)のどちらで特徴付けられるかによって、場は古典場または量子場へと分類できる。

場の具体例として、電磁場(電場と磁場)や重力場などがある。場は空間の全てに渡って広がっていると考えられるが、実際問題として、ある程度の遠距離では全ての既知の場の強度は検出できないくらいまで弱められる。例えば、ニュートンの重力理論では、重力場の強さは重力によって引き付けている物体からの距離の二乗に反比例する。それゆえ、地球の重力場は宇宙スケールではすぐに検出できなくなる。

場を"空間中の数"として定義する際に、場は物理的実体を持つとみなされている。“場は空間を占有し、エネルギーを含み、その存在は真の真空を排除する[3]。””真空は物質がない状態であるが、場は存在する。場は"空間内の状態"を生み出すことで、その中に粒子が置かれたときに、粒子は力を感じることができる[4]。”

もし電荷が動かされた場合、他の電荷への影響は瞬時に現れる訳ではない。動かされた電荷は運動を与えたものからの反作用力によって運動量を得るが、別の電荷への影響は瞬時には伝わらない。動かされた電荷からの影響力は光速で運動して、他の電荷に到達してからその粒子へ運動量を与える。この電荷へ影響力が伝わるまでの間、伝えられるはずの運動量はどこにあるのか?運動量保存の法則が成立する限り、それはどこかになくてはならない。物理学者たちは、"力を解析するために非常に便利なもの"として場の中に運動量が存在すると考えることを発見した[5] 。

この有用な考え方により、物理学者たちは電磁場は実際に存在すると信じるようになり、現代物理学の全体系のパラダイムを支える場の概念を構築していった。ジョン・ホイーラーとリチャード・ファインマンは、場以前のニュートンの遠隔作用の概念を検討した(一般相対性理論と量子電磁力学の研究のために場の概念は当面有効なので、彼らはそれらの遠隔作用の検討は後回しにされた)。

"電磁場は運動量とエネルギーを持つことができるという事実は、場を非常に現実的なものにする。すなわち、粒子は場を作り、その場は他の粒子に作用する。そして、場は、ちょうど粒子が持つ性質と同じように、エネルギーや運動量というおなじみの性質を持つ"。[5]

場の理論

場の理論は、通常、場の力学を構築する理論のことを言う。例えば、どのように場は時間変化、または場の他の構成要素に対する変化をするかを規定する。通常、これは場のラグランジアンまたはハミルトニアンを記述し、それを無限自由度の系の古典力学または量子力学として扱うことによってなされる。場を取り扱う枠組みによって、場の理論は場の古典論または場の量子論に分けられる。

現代物理学において、もっとも頻繁に研究されている場はいつの日か統一場理論を導くであろう四つの基本的な力をモデル化するものである。

古典場

詳細は「場の古典論」を参照

古典場の力学は通常、場の成分の単位であるラグランジアン密度によって規定され、その力学は作用原理を用いて記述することができる。

マイケル・ファラデーは、磁性の研究の中で初めて場の重要性を物理的対象として認識した。彼は、電場および磁場は粒子の運動を決定付ける力の場であるだけでなく、それらはエネルギーを蓄えており、独立した物理的実在であると考えた。

この発想は最終的に、ジェームズ・クラーク・マクスウェルによる電磁場の方程式の導出へとつながり、物理理論の中で最初の統一場理論として結実した。これらの方程式の現代的な形はマクスウェル方程式と呼ばれる。19世紀の終盤、電磁場は空間中の二つのベクトル場の集合として理解されていたが、現在では、これは時空の中の一つの二階反対称テンソル場として理解されている。

アインシュタインの重力理論である一般相対性理論は、もう一つの古典場の理論である。ここでの原理場は時空の中の二階の対称テンソル場である計量テンソルである。

一般的な設定では、古典場はファイバー束の切断によって記述され、それらの力学はジェット多様体(英語版)(共変場の古典理論(英語版))の観点から形式化される[6]。

BRST理論(英語版)では、ゴースト場などの奇数の場が扱われる。計量的多様体(英語版)と超多様体(英語版)の多様体上で奇数場の異なる記述が存在する。

熱的に揺らいだ古典場はどの点でも微分不可能なので、有限温度の古典場をきっちり扱う場合には連続確率場(英語版)の方法を用いる必要がある。

量子場

詳細は「場の量子論」を参照

量子力学はすべての物理現象を説明する理論であると多くの研究者によって考えられており、場の古典論は、少なくとも原理上は、量子力学によって書き換えることができるはずである。これに対応する理論として成功しているのが場の量子論である。例えば、古典電磁気学の量子化は量子電磁力学を導く。量子電磁力学は非常に成功した物理理論の一つである。実験データはこの理論の予測精度が他の理論のものと比べて顕著に高いことを示している[7]。他の二つの根本的な場の量子論は量子色力学および電弱理論である。これら三つの場の量子論は素粒子物理学のいわゆる標準模型の特殊な場合としてそれぞれ導出することができる。重力の場の古典論である一般相対性理論は未だ量子化に成功していない。

場の古典論は量子力学効果が現れない領域では依然として非常に有用であり、現在も研究が盛んな領域である。物質の弾性、流体力学およびマクスウェル方程式の領域がそうである。

場の対称性

詳細は「物理学における対称性」を参照

古典場または量子場において、その中で場を分類する便利な方法は、場の持つ対称性によって行うものである。物理的対称性は通常二つの型が存在する:

時空対称性

詳細は「時空対称性(英語版)」参照

場は、時空の変換の下での振る舞いによって分類されることが多い。この分類で用いられる用語は次のものがある—

  • スカラー場 - (温度など)は、空間の各点に一つの値を与えることによって規定される。この値は空間の変換の下で変化しない。
  • ベクトル場 - (磁場の各点の力の大きさや方向など)は、空間の各点へベクトルを付与することによって規定される。このベクトルの成分は空間の回転の下で変化しない。
  • テンソル場 - (結晶の応力テンソルなど)は、空間の各点におけるテンソルによって規定される。このテンソルの成分は空間の回転の下で変化しない。
  • スピノル場 - 場の量子論において有用である。

内部対称性

場は、時空対称性に加えて、内部対称性も持つ。例えば、多くの状況で時空スカラーのリストである場 (φ1,φ2...φN) が必要となる。例えば、天気予報において、それらは気温、気圧、湿度などであろう。素粒子物理学において、クォークの相互作用のカラー対称性は、アイソスピンまたはフレーバー対称性と同様に、強い相互作用の内部対称性の一例である.

もし問題の対象の成分が、時空を含まない変換による対称性を持つなら、そのときこの対称性の集合は内部対称性と呼ばれる。内部対称性の下での場の変化を分類することもできる。

関連項目

  • 弾性
  • 電磁場
  • 流体力学
  • ゲージ理論
  • 一般相対性理論
  • マクスウェル方程式
  • 素粒子物理学
  • スカラー場の理論
  • 場の古典論
  • 場の量子論
  • 共変的場の古典論(英語版)
  • 標準模型
  • 物理学における対称性

脚注

  1. ^ 重力場は、人類にとっては今のところ、工学的に作ったり曲げたりする対象ではないこともあり、例外。
  2. ^ John Gribbin (1998), Q is for Quantum: Particle Physics from A to Z, London: Weidenfeld & Nicolson, p. 138, ISBN 0297817523 
  3. ^ John Archibald Wheeler (1998), Geons, Black Holes, and Quantum Foam: A Life in Physics., London: Norton, p. 163 
  4. ^ Feynman 1963, pp. 2-4.
  5. ^ a b Feynman 1963, pp. 9-10.
  6. ^ Giachetta, G., Mangiarotti, L., Sardanashvily, G. (2009) Advanced Classical Field Theory. Singapore: World Scientific, ISBN 9789812838957 (arXiv: 0811.0331v2)
  7. ^ Peskin & Schroeder 1995, p. 198. 実験量子電磁力学の精密テスト(英語版)も参照のこと。

参考文献

  • Landau, Lev D. and Lifshitz, Evgeny M. (1971). Classical Theory of Fields (3rd ed.). London: Pergamon. ISBN 0-08-016019-0. Vol. 2 of the en:Course of Theoretical Physics.
  • Peskin, Michael E.; Schroeder, Daniel V. (1995), An Introduction to Quantum Fields, Westview Press, ISBN 0-201-50397-2 .
  • Richard P. Feynman (1963). Feynman's Lectures on Physics, Volume 1.. Caltech. 

外部リンク

  • Particle and Polymer Field Theories


UpToDate Contents

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  • 1. 不整脈評価における24時間モニタリング ambulatory monitoring in the assessment of cardiac arrhythmias
  • 2. 吸引補助による手術的経膣分娩の手順 procedure for vacuum assisted operative vaginal delivery
  • 3. 緩和ケア:人生最後の数時間 palliative care the last hours and days of life
  • 4. トンネル型のカフ付き血液透析カテーテル関連菌血症 tunneled cuffed hemodialysis catheter related bacteremia
  • 5. 下肢慢性静脈疾患治療のための血管内レーザー治療 endovenous laser ablation for the treatment of lower extremity chronic venous disease

Japanese Journal

  • 1960~70年代 165・169系電車登場から最盛期の頃 (特集 165・169系電車)
  • 伊藤 威信
  • 鉄道ピクトリアル 62(10), 33-35, 2012-10
  • NAID 40019378074
  • 食品冷凍技術の新しい潮流 (特集 拡大基調をみせる冷凍食品市場)
  • 鈴木 徹
  • 食品工業 55(17), 56-66, 2012-09-15
  • NAID 40019368723

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Japan Pharmaceutical Reference

薬効分類名

  • B型ボツリヌス毒素製剤

販売名

ナーブロック筋注2500単位

組成

  • 本剤は、1バイアル中に下記の成分を含有する注射剤である。

有効成分:B型ボツリヌス毒素

  • 2500単位/0.5mL注射液:2500単位注)
    備考:ボツリヌス菌により産生

添加物:塩化ナトリウム

  • 2500単位/0.5mL注射液:2.9mg

添加物:塩酸

  • 2500単位/0.5mL注射液:適量

添加物:コハク酸二ナトリウム六水和物

  • 2500単位/0.5mL注射液:1.35mg

添加物:人血清アルブミン

  • 2500単位/0.5mL注射液:0.25mg
    備考:ヒト血清由来
  • 注)1単位は、体重18〜22gのマウスに、本剤を腹腔内投与した場合の50%致死量に相当する。

禁忌

  • 全身性の神経筋接合部の障害をもつ患者(重症筋無力症、ランバート・イートン症候群、筋萎縮性側索硬化症等)
    〔本剤は筋弛緩作用を有するため、病態を悪化させるおそれがある。〕
  • 高度の呼吸機能障害のある患者
    〔本剤の投与により、病態を悪化させるおそれがある。〕
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者


効能または効果

  • 痙性斜頸


  • 通常、成人にはB型ボツリヌス毒素として以下の用量を緊張筋*に筋肉内注射する。緊張筋が複数ある場合は、分割して投与する。
  • ・初回投与の場合には、合計で2500〜5000単位を投与する。
  • ・効果不十分または症状再発の場合には、合計で10000単位を上限として再投与することができる。ただし、2ヵ月以内の再投与は避けること。
  • 緊張筋:胸鎖乳突筋、斜角筋、僧帽筋、肩甲挙筋、頭板状筋、頭半棘筋等


  • 本剤の力価(単位)は、本剤特有のもので、他のボツリヌス毒素製剤(A型ボツリヌス毒素製剤)とは異なること、また換算もできないことに留意し、必ず本剤の投与量を慎重に確認してから投与すること。
  • 緊張筋が深部であるなど、触診で緊張筋の同定が困難な場合には、筋電計を用いて注意深く目標とする部位を同定すること。
  • 効果が認められない場合は、用量及び投与部位について再検討した上で次の投与を行うこと。
  • 本剤投与筋の筋緊張が低下した後、その協働筋側の緊張が亢進し、異常姿勢をきたすことがあるため、初回投与以降も緊張筋を注意深く同定して投与すること。
  • 初回及び再投与により全く効果が認められない場合は、より高頻度・高投与量で投与を行っても効果が期待できない場合があるため、本剤の投与中止を考慮すること。
  • 筋ごとの適切な部位及び投与量に留意し、注射すること。
    〔臨床成績等から、以下のような投与部位及び投与量が推奨されている。〕

投与筋:胸鎖乳突筋注1)

  • 初回投与量注3)、投与部位数:625〜1500単位を2ヵ所以上に分割
    最高投与量注4):4000単位

投与筋:斜角筋

  • 初回投与量注3)、投与部位数:500〜1250単位
    最高投与量注4):2500単位

投与筋:僧帽筋

  • 初回投与量注3)、投与部位数:750〜2000単位を2ヵ所以上に分割
    最高投与量注4):4000単位

投与筋:肩甲挙筋注2)

  • 初回投与量注3)、投与部位数:625〜1250単位
    最高投与量注4):2500単位

投与筋:頭板状筋

  • 初回投与量注3)、投与部位数:1000〜2500単位を2ヵ所以上に分割
    最高投与量注4):5000単位

投与筋:頭半棘筋

  • 初回投与量注3)、投与部位数:500〜1250単位
    最高投与量注4):2500単位
  • 注1) 胸鎖乳突筋に投与する場合は、嚥下障害発現のリスクを軽減するため、両側への投与を避けること。
  • 注2)肩甲挙筋へ投与する場合は、嚥下障害及び呼吸器感染のリスクが増大するおそれがあるので注意すること。
  • 注3)各筋に対し、初めて投与する場合の投与量を示す。
  • 注4)各投与部位への投与量の上限は通常1000単位までとし、最大でも2500単位を上限とすること。
  • 本剤と他のボツリヌス毒素製剤(A型ボツリヌス毒素製剤)の同時投与は原則として避けること。
    〔本剤と他のボツリヌス毒素製剤を同時投与した経験はなく、有効性及び安全性は確立しておらず、同時に投与した場合には、神経筋接合部の麻痺等が増強し、呼吸困難、嚥下障害等の重篤な副作用が発現するおそれがある。(「相互作用」の項参照)〕
  • 他のボツリヌス毒素製剤(A型ボツリヌス毒素製剤)を投与後に本剤を使用する場合には、少なくとも他のボツリヌス毒素製剤の用法・用量で規定されている投与間隔をあけるとともに、患者の症状を十分に観察した上で、効果が消失し、安全性上の問題がないと判断された場合にのみ投与すること。
    〔A型ボツリヌス毒素製剤の投与後3ヵ月以内に本剤を投与した場合の有効性及び安全性は確立されていない。先に投与された他のボツリヌス毒素の効果が消失する前に本剤を投与した場合には、神経筋接合部の麻痺等が増強し、呼吸困難、嚥下障害等の重篤な副作用が発現するおそれがある。(「相互作用」の項参照)〕


慎重投与

  • 筋弛緩剤及び筋弛緩作用を有する薬剤を投与中の患者
    〔筋弛緩作用が増強されることがある。また、呼吸困難や嚥下障害等の発現が高まるおそれがある。(「用法・用量に関連する使用上の注意」、「相互作用」の項参照)〕
  • 慢性の呼吸器障害のある患者
    〔本剤の投与により、病態を悪化させるおそれがある。〕
  • 重篤な筋力低下あるいは萎縮がある患者
    〔本剤の投与により、症状を悪化させるおそれがある。〕
  • 高齢者
    〔「高齢者への投与」の項参照〕
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳婦
    〔「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照〕


重大な副作用

アナフィラキシー様症状(頻度不明)

  • アナフィラキシー様症状を起こすおそれがあるので、本剤投与後に患者の状態を十分観察し、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫(顔面浮腫、喉頭浮腫等)、蕁麻疹、そう痒感等のアナフィラキシー様症状が認められた場合には、血圧の維持、体液の補充管理、気道の確保等の適切な処置を行うこと。

呼吸障害(頻度不明)、嚥下障害(18.2%)

  • 嚥下障害から嚥下性肺炎をきたし、重篤な呼吸困難に至ったという報告が、また、本剤の投与部近位への拡散により呼吸機能低下があらわれることがあるので、特に投与後1〜2週間は嚥下障害、声質の変化、呼吸障害等の発現に留意するとともに、発現が認められた場合には、適切な処置を行うこと。


薬効薬理

筋収縮抑制作用

  • サルの僧帽筋及び腓腹筋に本薬を投与したとき、それぞれ副神経及び脛骨神経刺激による筋活動電位を用量依存的に抑制した。9) 10)

筋弛緩作用

  • マウスの腓腹筋に本薬を投与したとき、用量依存的な後肢の筋麻痺が認められた。11)

作用機序

  • 本薬は末梢神経筋接合部における神経終末内で、アセチルコリンの放出に関与する蛋白質であるシナプトブレビンを切断することにより神経筋伝達を阻害し、筋弛緩作用を示すと考えられる。12)

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • B型ボツリヌス毒素(Botulinum Toxin Type B)

本  質

  • B型ボツリヌス菌が産生する、ジスルフィド結合で結ばれた重鎖(分子量約100,000)1分子及び軽鎖(分子量約50,000)1分子からなる神経毒素成分1分子(分子量約150,000)、並びに5種類の無毒成分からなる蛋白質(分子量約700,000)

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