UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 私のカルテから 健忘の回復を得た全生活史健忘の入院精神療法の一経過--麻酔面接の意義について
 
Related Links
- 家庭医学館 全生活史健忘の用語解説 - 解離症状(かいりしょうじょう)の1つで、自分の名前や年齢、生育史、家族など自分個人に関する記憶をすべて失ってしまうものです。多くの場合、本人に耐えられない大きなストレスがきっかけと ...
 
- 日本では、全生活史健忘の報告例が約70数例、限局性あるいは選択性健忘は10数例の報告をみます。 解離性健忘は男性より女性に起こりやすいと考えられて ...
 
Related Pictures







★リンクテーブル★
  [★]
- 78歳の男性。「誰もいないのに知らない人が部屋に見える」と訴え、来院した。妻によると、数年前から日中は眠そうでぼう然としていることがしばしばあり、徐々に物忘れが目立ってきたという。動作は緩慢で、小刻みに歩く。
 
- この疾患でみられるのはどれか。
 
[正答]
※国試ナビ4※ [107A022]←[国試_107]→[107A024]
  [★]
- 英
 
- amnesia
 
- 関
 
- 記憶消失、記憶喪失、健忘症、健忘性
 
概念
- 記憶障害の1つである。
 
- 出来事を過去にさかのぼって思い出せない場合や、新たな出来事を覚えることができなくなる場合を指して言う。
 
- 最も良くある原因としては、頭部外傷、てんかん、片頭痛
 
分類
鑑別疾患
- V vascular:脳動脈硬化症、脳出血、脳血栓症、脳塞栓症、片頭痛。一過性脳虚血発作。
 
- I inflammatory:髄膜炎、脳膿瘍、マラリア、脳寄生虫、神経梅毒。発熱性疾患(発熱と健忘を来しうる)
 
- N neoplasm:原発性脳腫瘍や転移性脳腫瘍は一時的な記憶喪失を起こしうる。
 
- D deficiency:ウェルニッケ脳症、ペラグラ、悪性貧血。
 
- I intoxication:LSD、アルコール、臭素化合物、オピオイド。尿毒症、低酸素血症、および肝不全も健忘を来しうる。
 
- C convulsive:側頭葉てんかん
 
- A autoimmune:ループス脳炎など
 
- T trauma:脳挫傷、硬膜外血腫、硬膜下血腫
 
- E endocrine:低血糖、糖尿病性アシドーシス、副甲状腺機能低下症、低カルシウム血症はてんかんや一過性健忘を来しうる。emotional:ヒステリー、うつ病、統合失調症。仮病。
 
  [★]
- 英
 
- life
 
- 関
 
- 生涯、生命、人生