- 英
 
- phase angle
 
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/12/17 15:47:44」(JST)
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この項目では、フェイズ (phase) :波形などを特徴付ける量について説明しています。
- トポロジー (topology) :空間に定まる幾何学的性質については「位相空間」をご覧ください。
 
- 言語の位相については「位相 (言語学)」をご覧ください。
 
 
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位相 
phase | 
| 量記号 | 
α | 
| 次元 | 
無次元量 | 
| SI単位 | 
ラジアン (rad) | 
| テンプレートを表示 | 
位相(いそう、英語: phase)は、波動などの周期的な現象において、ひとつの周期中の位置を示す無次元量で、通常は角度(単位は「度」または「ラジアン」)で表される。
たとえば、時間領域における正弦波を
- y(t) = A sin(ωt + α)
 
とすると、(ωt + α) のことを位相と言う。特に t = 0 における位相 α は初期位相と呼ばれる。あるいは単に、この正弦波の位相は α であるということも多い。いずれの定義を採用するにしても、上記の式のA: 振幅、ω: 角周波数、α: 位相の3つのパラメータにより、正弦波は完全に記述される。
複素数による表現[編集]
時間領域における複素数の正弦波は、次のように表現される。
-        (1)
 
ここで、は自然対数の底(ネイピア数)、 は虚数単位、Aは振幅、は角周波数、は位相である。
オイラーの公式(  )より
-        (2)
 
が成り立つ。このように、式(1)の実部と虚部は実数の正弦波である。
式(2)は、複素平面上で時間tの経過とともに、原点を中心とする半径Aの円周上を等速で回転する。それを複素平面の実軸へ正射影したものは  であり、虚軸へ正射影したものは  である。
交流における位相[編集]
電流や電圧、信号が時間とともに変化するものを交流といい、その周期の位置が位相である。
正負両端子の波形が同位相であることをコモン・モードといい、逆をノーマル・モードという。
120度ずつ位相がずれた3系統の交流を三相交流という。
電圧と電流の波形がずれ、位相差が生じた際、その位相差の余弦を力率という。力率の改善に用いる進相コンデンサがある。
関連項目[編集]
- 逆位相 (位相反転・逆相)
 
- 位相速度
 
- 振動運動
 
- 音波
 
- 交流
- コモン・モード
 
- 進相コンデンサ
 
- 位相同期回路ADPLL
 
- 界磁位相制御
 
- サイリスタ位相制御
 
- 電力潮流制御
 
 
- 偏光、偏波
 
- 位相変調
 
- 位相差給電アンテナ
 
- 3次元レーダー
 
 
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Japanese Journal
- 20104 空力振動する二次元正方形角柱の付加質量効果および発振流速に関する研究 : その3 振動数比および外力-応答加速度の位相角(風応答評価,構造I,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
 
- 20103 空力振動する二次元正方形角柱の付加質量効果および発振流速に関する研究 : その2 付加質量係数γと各空力振動パラメータ(風応答評価,構造I,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
 
- 40296 インピーダンス計測によるコンクリート埋設PVC 管の非破壊測定に関する基礎的研究(設備耐震・診断,環境工学I,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
 
- 山崎 慶太,鶴田 壮広,芳賀 昭,石川 和己,小林 宏一郎
 
- 学術講演梗概集 2013(環境工学I), 607-608, 2013-08-30
 
- NAID 110009680548
 
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- 同
 
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- 関
 
- 位相性、局面、時期、相、段階、相動性、段階的に実行する、フェーズ
 
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- 角度、隅、端、コーナー、触角