ピリドキサール、フラビンアデニンジヌクレオチド
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- 製品名 ライボミンS注射液 添付文書 PDF 2016年04月改訂 患者用説明書-インタビューフォーム PDF 2016年04月改訂 患者向医薬品ガイド-副作用発現頻度一覧- 配合変化情報-くすりのしおり日本語版-くすりのしおり英語版-製剤写真 HTML
- ライボミンS注射液,フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム・ピリドキサールリン酸エ ... 薬効 3179 その他の混合ビタミン剤(ビタミンA・D混合製剤を除く) 一般名 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ライボミンS注射液
組成
有効成分(含量(1管1mL中))
- 日本薬局方・フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムをフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)として 5mg
ピリドキサールリン酸エステル水和物 10mg
添加物
- 乾燥亜硫酸ナトリウム 5mg
ブドウ糖 15mg
ベンジルアルコール 10mg
水酸化ナトリウム 適量
効能または効果
- 下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
湿疹・皮膚炎群、口唇炎・口角炎・口内炎
(効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。)
- 通常成人1回1〜2mLを1日1〜2回、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
- 生体内に取り込まれたリボフラビンやピリドキシンは、高エネルギーリン酸化合物であるATPによりそれぞれ補酵素型であるFAD及びピリドキサールリン酸エステルに合成されて、初めて生理作用を発揮する。
- FADやピリドキサールリン酸エステルはそれぞれ酸化還元系並びにアミノ酸代謝系の補酵素として生体内代謝に重要な役割を果している。
- ビタミンB2欠乏ラットを用いて皮膚の脂質代謝に対するFADとピリドキサールリン酸エステルの効果を検討した。その結果、ビタミンB2欠乏による表皮脂肪酸組成異常への回復効果は、FADあるいはピリドキサールリン酸エステル単独よりもそれらの併用投与の方がより有効であった。7)
有効成分に関する理化学的知見
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
一般名
- フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(Flavin Adenine Dinucleotide Sodium)
化学名
- Disodium adenosine 5'-[(2R,3S,4S)-5-
(7,8-dimethyl-2,4-dioxo-3,4-dihydrobenzo[g]pteridin-10(2H)-yl)-2,3,4-trihydroxypentyl diphosphate]
分子式
分子量
性状
- フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムはだいだい黄色〜淡黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、エチレングリコール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムは吸湿性であり、光によって分解する。
ピリドキサールリン酸エステル水和物
一般名
- ピリドキサールリン酸エステル水和物(Pyridoxal Phosphate Hydrate)
化学名
- 3-Hydroxy-2-methyl-5-[(phosphonooxy)methyl]-4-pyridinecarboxaldehyde monohydrate
分子式
分子量
性状
- ピリドキサールリン酸エステル水和物は微黄白色〜淡黄色の結晶性の粉末で、においはない。水に溶けにくく、エタノール(95)、アセトン、クロロホルム又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。また、希塩酸、希硝酸又は水酸化ナトリウム試液に溶ける。ピリドキサールリン酸エステル水和物は光によって変化する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- pyridoxal、pyridoxal phosphate、pyridoxal calcium phosphate
- 商
- アデロキザール、ハイピリドキシン、ハイミタン、ビタゼックス、ビタダン配合(ビタダン)、ビタノイリン、ビタマル配合(ビタマル)、ピドキサール、ライボミンS(ライボミン)、リボビックス
- 関
- ピリドキサールリン酸、リン酸ピリドキサール、リン酸ピリドキサールカルシウム。ビタミンB6
[★]
ピリドキサール、フラビンアデニンジヌクレオチド
- 関
- 混合ビタミン剤