- 英
- wormwood
- 関
- ヨモギ属、アルテミシア・トゥリデンタータ
WordNet
- any of several low composite herbs of the genera Artemisia or Seriphidium
PrepTutorEJDIC
- ニガヨモギ / 《文》苦いもの,不快なもの
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/01/29 16:11:03」(JST)
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ヨモギ |
ヨモギ
|
分類 |
階級なし |
: |
被子植物 Angiosperms |
階級なし |
: |
真正双子葉類 Eudicots |
階級なし |
: |
キク類 Asterids |
目 |
: |
キク目 Asterales |
科 |
: |
キク科 Asteraceae |
亜科 |
: |
キク亜科 Asteroideae |
属 |
: |
ヨモギ属 Artemisia |
種 |
: |
A. indica |
変種 |
: |
ヨモギ var. maximowiczii |
|
学名 |
Artemisia indica Willd.
var. maximowiczii (Nakai) H.Hara |
シノニム |
Artemisia princeps Pamp.
|
和名 |
ヨモギ |
英名 |
mugwort |
ヨモギ(蓬、学名:Artemisia indica var. maximowiczii[1][2])は、キク科の多年草。 別名モチグサ(餅草)[3]、エモギ、サシモグサ、サセモグサ、サセモ、タレハグサ、モグサ、ヤキクサ、ヤイグサ[4]。 英語ではJapanese mugwortとも呼ばれるが英語のmugwortとは異なることがあるので注意が必要。
目次
- 1 特徴
- 2 利用
- 3 脚注
- 4 関連項目
- 5 外部リンク
特徴
日本全国いたるところに自生し、[3]地下茎はやや横に這い、集団を作る。茎は立ち上がり、やや木質化する。葉は大きく裂け、裏面には白い毛を密生する。夏から秋にかけ、茎を高く伸ばし、目立たない花を咲かせる。
セイタカアワダチソウと同様に地下茎などから他の植物の発芽を抑制する物質を分泌する。この現象をアレロパシー(他感作用、allelopathy)と言う。
利用
特有の香りがあり、春につんだ新芽を茹で、おひたしや汁物の具、また草餅(蓬餅)にして食べる。また、天ぷらにして食べることもできる。香りの主成分はシネオール、ツヨン、β-カリオフィレン、ボルネオール、カンファー、脂肪油のパルミチン酸、オレイン酸、リノール酸、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2などである。
灸に使うもぐさ(艾)は、葉を乾燥させ、裏側の綿毛を採取したものである。葉は、艾葉(がいよう)という生薬で止血作用がある(なお、艾、艾葉には、ヨモギの他にヤマヨモギ(学名A. montana)も使われる)。
若い芽や、育ち始めた若い株は、干しておいたのちに煎じて飲むと、健胃、腹痛、下痢、貧血、冷え性などに効果がある。また、もう少し育ったものは、これも干しておき、風呂に入れると良い。腰痛を始め、痔にとても良い。また、アイヌの人々は風邪や肺炎の際に、ヨモギを煮た時の蒸気を吸引させて治した。[5]
南西諸島にはニシヨモギ A. indica Willd. var. orientalis (Pamp.) Haraが自生し、沖縄方言では「フーチバー」と呼ばれる。これは沖縄料理の沖縄そばの具やヤギ肉の臭み消しとして用いられる。この語は長崎弁など九州方言に見られる「フツ」、「フツッパ(フツの葉の意)」と同根であると考えられる。雑炊に入れた「ふーちばーじゅーしー」も著名な調理法である。
道路工事にヨモギを使用する例としては、山や斜面を切り崩して道路を作った際に、雨水などで法面(のりめん)の表土が流出しないように成長の早い低木のアカシア(一般に見られるアカシアおよび、ハチミツのアカシアはニセアカシアのこと)や、草の種などを混ぜた土を吹きつける。ヨモギは成長が早く、多年草であるため、地上部が枯れても残った株が生きており、土壌の固定に適している。ただ、ヨモギの花粉はブタクサと同様に秋の花粉症のアレルゲンでもあり、人工的に多用するには問題点もある。
脚注
- ^ 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
- ^ Flora of Japan Database(日本植物誌データベース)
- ^ a b 岩槻秀明 『街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本』 秀和システム、2006年11月5日。ISBN 4-7980-1485-0。 p.470
- ^ 植物名の由来 中村浩著 P98
- ^ 『アイヌと自然シリーズ■第4集 アイヌと植物<薬用編>』 財団法人アイヌ民族博物館、2004年、22頁。
関連項目
|
ウィキメディア・コモンズには、ヨモギに関連するメディアがあります。 |
- 草の一覧
- 山正
- ヨモギ属
- 狼煙
- 蓬餅(よもぎ餅)
- 含まれる成分 - ツジョン
外部リンク
- ヨモギ(カズザキヨモギ/モチグサ、マグワート/オウシュウヨモギ) - 「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)
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Japanese Journal
- 2Ga13 ヨモギ属植物由来新規α-bisabolol合成酵素遺伝子の同定(代謝工学,一般講演)
Related Links
- ヨモギ(蓬/よもぎ)の旬と産地、選び方と保存方法、食べ方、栄養価と効能などを紹介します。 ... ヨモギ(蓬/よもぎ)とは キク科ヨモギ属 (英)mugwort (仏)armoise commune ヨモギはキク科ヨモギ属の多年草で、全国各地の野原 ...
- よもぎは『ハーブの女王』と呼ばれるほど、よもぎの効能は絶大で、飲んで良し、付けて良し、浸かって良し、嗅いで良し、燃やして良しの五拍子揃った効能の高い薬草です。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アレルゲンスクラッチエキス「トリイ」ダニ
組成
組成
- 本剤は原料を50%グリセリン食塩溶液で抽出して得た特異的アレルゲンを含むもので、原料重量に対し、ダニ[ダニ種:コナヒョウヒダニ Dermatophagoides farinae]は100倍液(1:100)である。
添加物
- 濃グリセリン50%(W/W)、塩化ナトリウム5%(W/W)
効能または効果
- 診断
アレルギー性疾患のアレルゲンの確認
- 用法及び用量
診断
- 通常乱刺または切皮法により皮膚面に出血しない程度に傷をつけ、本品1滴を滴下し、15〜30分後に膨疹径が対照の2倍以上または5mm以上を陽性とする。
なお、対照液はアレルゲンスクラッチエキス対照液「トリイ」を用いる。
重大な副作用
ショック
(頻度不明)
- ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、くしゃみ、蕁麻疹、血管浮腫、不快感、口内異常感、喘鳴、耳鳴等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 本剤はマウス及びラットを用いたPCA反応により、 IgE抗体と反応して陽性皮膚反応を惹起する(アレルゲン性を有する)こと、また、対応するIgE抗体とのみ反応する(特異性を有する)ことが判明した。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- oral allergy syndrome, OAS
- 関
- (口腔内症状と全身症状とを包含した疾患概念。OASは口腔内症状のみ(参考1))pollen-food allergy syndrome PFAS
- 幼児期から成人期にかけて起こりうる。
- 口腔粘膜における食物(果物・野菜)による接触性蕁麻疹。症状出現時間は5分以内のことが多く、花粉症、ラテックスアレルギーに合併することが多い。
- 背景となる花粉症にはシラカバ科、ハンノキ科、イネ科、ヨモギ(キク科)によるものが多く、スギ花粉症には少ない。
- シラカンバ花粉:リンゴ、モモ、西洋なし、サクランボ、にんじん、ヘーゼルナッツ
- ブタクサ花粉:メロン、バナナ、スイカ、ズッキーニ、キュウリ
- イネ科花粉:トマト、メロン、ピーナッツ
- ラテックス:キウイ、アボガド、バナナ
- オオヨモギ、オウシュウヨモギ
- セリ科 Apiaceae:セロリ、ニンジン、パセリ、キャラウェイ、ウイキョウ、コリアンダー、アニシード
- ナス科 Solanaceae:ピーマン
- コショウ科 Piperaceae:クロコショウ
- ユリ科 Liliaceae:ニンニク、タマネギ
- アブラナ科 Brassicaceae:カリフラワー、キャベツ、ブロッコリー、マスタード
- 食物の調理によりアレルゲンは不活化されるものがほとんど。
- 0-15分
- 15-60分
- アナフィラキシー
- 嘔気・嘔吐
- 腹痛
- 結膜・眼瞼浮腫
- 蕁麻疹
- 喘息発作
- 時間不定
参考
- 1. [charged] Clinical manifestations of oral allergy syndrome (pollen-food allergy syndrome) - uptodate [1]
[★]
ヨモギ
- 関
- Artemisia、sagebrush
[★]
- 英
- sagebrush
- 関
- ヨモギ属、ヨモギ
[★]
- ラ
- Artemisia
- 関
- アルテミシア・トゥリデンタータ、ヨモギ、Artemisia属、アルテミシア属
[★]
- ラ
- Tanacetum
- 関
- Tanacetum属、タナセタム属
[★]
- ラ
- Artemisia absinthium