- ラ
- Artemisia
- 関
- ヨモギ属、Artemisia属
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/06/14 03:24:29」(JST)
[Wiki ja表示]
|  | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2010年11月)
 | 
| ヨモギ属 | 
| ヨモギの若い葉 | 
| 分類 | 
| 
| 界 | : | 植物界 Plantae |  
| 門 | : | 被子植物門 Magnoliophyta |  
| 綱 | : | 双子葉植物綱 Magnoliopsida |  
| 亜綱 | : | キク亜綱 Asteridae |  
| 目 | : | キク目 Asterales |  
| 科 | : | キク科 Asteraceae |  
| 亜科 | : | キク亜科 Asteroideae |  
| 属 | : | ヨモギ属 Artemisia |  | 
| 学名 | 
| Artemisia L. | 
| 和名 | 
| ヨモギ属 | 
| 種 | 
|  | 
ヨモギ属(よもぎぞく、蓬属、学名:Artemisia)とは、キク科の属の1つ。学名からアルテミシア属ともいう。
目次
- 1 特徴
- 2 利害
- 3 名の由来
- 4 主な種
- 5 ギャラリー
 
特徴
葉の白毛のあるものが多い。また、頭状花は小さいものを多数つける。花弁(実際には舌状花)の目立たない花なのは、風媒への適応である。また、多くの花が下向きに咲くのも、花粉をこぼしやすいように進化したと見られる。乾燥地、砂漠、高山などの荒れた地域に出現するものが多く含まれ、昆虫の少ない環境への適応として、風媒花へと進化したものと考えられる。種類が多く、区別が難しいものもある。一説には、比較的新しい時代に種分化したためとも言われる。
利害
テルペノイドなどの薬用成分を有するものが多く、医薬品や香料などに用いられるものが多い。食用とされるものもある。他方、風媒花であり、多くの花粉を風に飛ばすため、花粉症の原因となることも知られている。
名の由来
学名 Artemisia はペルシャの王妃アルテミス、あるいはギリシャ神話の月の女神アルテミス(元元は古代アジアの同名の女神、ローマ神話ではディアーナ、英語名ダイアナ)に由来する。英語でヨモギ類を指す「アルテミシア」 (Artemisia) とは、潔癖の処女神アルテミスからとられたものである。
主な種
北半球の温帯を中心に約250種が分布する。ただし分類学的には難しい部分も多い。平地から高山、海岸や砂漠からも知られ、高山の種は白い綿毛を持つことから観葉植物的に栽培されることもある。また、特殊な香りを持つものはそれを利用されているものもある。ヨモギなどが薬用、食用とされるほか、アサギリソウなど高山植物的な種を中心に観賞用に栽培される。
- ニガヨモギ A. absinthium
- タラゴン A. dracunculus
日本産の種
日本では30種以上が知られる。
- ヨモギ A. indica var. maximowiczii、シノニムA. princeps
- エトロフヨモギ A. insularis Kitam.
- オニオトコヨモギ A. congesta Kitam.
- カワラヨモギ A. capillaris Thunb.
- オトコヨモギ A. japonica Thunb.
- フクド(ハマヨモギ) A. fukudo Makino
- カワラニンジン A. apiacea Hance
- クソニンジン A. annua L.
- イヌヨモギ A. keiskeana Miq.
- ミヤマオトコヨモギ A. pedunculosa Miq.
- エゾハハコヨモギ A. trifucata var. pediculosa
- サマニヨモギ A. arctica subsp. sachaliensis
- タカネヨモギ A. sinanensis Yabe
- ハハコヨモギ A. glomerata Ledeb.
- シコタンヨモギ A. lacinata Willd.
- シロヨモギ A. stelleriana Besser
- イワヨモギ A. iwayomogi Kitam.
- ヒメヨモギ A. feddei Leveil. et Vaniot
- ワタヨモギ A. gilvescens Miq.
- ケショウヨモギ A. dubia Wall. ex DC.
- ヒトツバヨモギ A. monophylla Kitam.
- チシマヨモギ A.unalaskensis Rydberg
- ヒロハウラジロヨモギ A. koidzumii Nakai
- ヒロハヤマヨモギ A. stolonifera (Maxim.) Komarv
- ユキヨモギ A. momiyamae Kitam.
- ヤブヨモギ A. ruburipes Nakai
- オオヨモギ A. montana (Nakai) Pamp.
- ニシヨモギ A. indica Willd. var. orientalis
- ミブヨモギ A. martima L.
- アサギリソウ A. schmidtiana Maxim.
- キタダケヨモギ A. kitadakensis Hara et KLitam.
ギャラリー
|  | ウィキメディア・コモンズには、ヨモギ属に関連するカテゴリがあります。 | 
 
Related Links
- アルテミシア; ヨモギ属の解説・紹介。アルテミシア; ヨモギ属(Artemisia L. )の詳細情報。 ... アルテミシア; ヨモギ属の植物 Artemisia L. キク科【属名】 アルテミシア; ヨモギ属 wormwood; sagebrush 常緑多年草または亜低木。
- 学名:Artemisia schmidtiana 科名:キク科 茎は著しく分枝し、葉は細い。茎葉に銀白色の絹毛を密生し、たいへんに美しく、シルバーリーフプランツの代表的な種類の一つです。夏に下向きの花が咲きますが、観賞するのは主に葉姿です。
Related Pictures





 
★リンクテーブル★
  [★]
- ラ
- Artemisia
- 関
- アルテミシア・トゥリデンタータ、ヨモギ、Artemisia属、アルテミシア属
  [★]
ヨモギ属、アルテミシア属、Artemisia属
- 関
- sagebrush、wormwood
  [★]
- ラ
- Artemisia
- 関
- ヨモギ属、アルテミシア属