出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/07/22 21:04:27」(JST)
IUPAC命名法による物質名 | |
---|---|
(1S,2S)-2-methylamino-1-phenylpropan-1-ol | |
臨床データ | |
胎児危険度分類 | B2(AU) C(US) |
法的規制 | Pharmacist Only (S3) (AU) P (UK) |
投与方法 | 経口 |
薬物動態的データ | |
生物学的利用能 | 不明 |
代謝 | 肝臓 (10–30%) |
半減期 | 9–16時間 |
排泄 | 70-90% 腎臓 |
識別 | |
CAS登録番号 | 90-82-4 345-78-8(塩酸塩) 7460-12-0(硫酸塩) |
ATCコード | R01BA02 |
PubChem | CID 7028 |
DrugBank | APRD00634 |
ChemSpider | 6761 |
化学的データ | |
化学式 | C10H15NO |
分子量 | 165.23 |
プソイドエフェドリン (pseudoephedrine, PSE) は、内服用の鼻づまり薬として広く用いられてきた医薬品である。塩酸塩または硫酸塩の形で用いられる。アメリカでは塩酸塩は「Sudafed」としてOTC(over the counterの略で、町の薬局で買えるといった意味)で入手可能である。CAS番号は、345-78-8。
プソイドエフェドリンはエフェドリン (立体配置:1R, 2S) の (1S, 2S)-ジアステレオマーの国際一般名であり、(+)-プソイドエフェドリン、D-プソイドエフェンドリンとも呼ばれる。
プソイドエフェドリンは覚醒剤の原料となる。またプソイドエフェドリン自体に覚醒作用があるため、フェニレフリン内服に転換する動きが広がっている。日本ではフェニルプロパノールアミンの代替としてOTCの鼻炎薬に配合されている。アメリカ国内では処方箋の必要がないOTCであるにも拘らず、薬剤師や従業員の管理下に置かれている場合が多い。カリフォルニア州法では一度の購入は2箱までに規制されている。 アメリカ国内での覚醒剤合成にはプソイドエフェドリンを原料とするものがほとんどである。
プソイドエフェドリン | CAS登録番号 | 分子式 | モル質量 g mol−1 |
日化辞番号 | PubChem |
---|---|---|---|---|---|
(+)-プソイドエフェドリン | 90-82-4 | C10H15NO | 165.23 | J10.171K | 7028 |
(+)-塩酸塩 | 345-78-8 | HCl・C10H15NO | 201.69 | J364.873G | 9581 |
(+)-硫酸塩 | 7460-12-0 | H2SO4・C10H15NO | 273.29 | J244.751G | 62945 |
(−)-プソイドエフェドリン | 321-97-1 | C10H15NO | 165.23 | J193.736G | 62946 |
(−)-塩酸塩 | 670-40-6 | HCl・C10H15NO | 201.69 | J364.881H | 62947 |
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近位尿細管 | 70% |
遠位尿細管 | 20% |
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