- 英
- human placental lactogen, hPL
- 同
- 胎盤性ラクトゲン placental lactogen PL
- 関
- chorionic somatomammotropin
産生組織
生理作用
- G10M.163
- 母体:脂質分解作用
- 母体:インスリン抵抗性付与(特に妊娠20週以降)
臨床関連
- 胎盤機能の不全:妊娠後期で4ug/ml以下であれば潜在的胎児仮死を疑う。
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- ヒト胎盤性ラクトゲン(hPL),TNF-α,およびレプチンと妊娠中のインスリン抵抗性との関連(第150群 妊娠・分娩・産褥29)
Related Links
- ヒト胎盤性ラクトーゲン(HPL)は,絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)とともに胎盤で産生される代表的なホルモンである。hCGと異なり,糖質を含まない分子量22,000の単純蛋白であり,191個のアミノ酸残基の単一鎖より成り,2個のS-S結合を持つ。
- 妊婦健康診査で行われる胎児・胎盤機能検査であるhPL(ヒト胎盤性ラクトゲン) とは、妊娠中のhPLの推移、hPL~胎児・胎盤機能検査の目的、検査方法、基準値、hPLの評価、hPLの低値と高値を示す疾患などについて解説。
- ヒト胎盤性ラクトゲン HPL - 胎盤で産生される胎児の育成に関与する蛋白ホルモン。妊娠管理の重要な指標となり、IUGRや胞状奇胎で低値。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- human chorionic somatomammotropin, hCS
- 関
- ヒト胎盤性ラクトゲン
[★]
- 英
- somatomammotropin
- 関
- ヒト胎盤性ラクトゲン
[★]
ヒト胎盤性ラクトゲン human placental lactogen
[★]
ヒト胎盤性ラクトゲン hPL
[★]
- 英
- placenta (Z)
発生
- G10M.30 NGY.287
- 妊娠7週から形成が始まり、妊娠4ヶ月末(妊娠15週末,妊娠前期末)に完成。妊娠10ヶ月末まで増大し続ける。
解剖
- NGY.287
- 正期産では500g、直径20cm、厚さは中央部で2cmの扁平な円盤状構造物である。
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
機能
ガス・物質交換と代謝
単純核酸
|
酸素、二酸化炭素、遊離脂肪酸、脂溶性ビタミン、ナトリウム、カリウム、尿素、尿酸、薬剤の大部分、麻酔学
|
促進拡散
|
グルコース。GLUT1とGLUT3による
|
能動輸送
|
アミノ酸、水溶性ビタミン、カルシウム、リン酸塩、鉄、ヨード
|
エンドサイトーシス
|
IgG, LDLコレステロール
|
薬物・毒物・感染性物質の胎盤通過性
- 脂溶性・非イオン性薬剤、分子量≧600、非抱合型ステロイドホルモン、脂質
- 水溶性・イオン性薬剤、分子量<1000、血清蛋白結合能の強い薬剤、ポリペプチドホルモン、抱合型ステロイドホルモン
ホルモン産生
[★]
- 英
- human, Homo sapiens
- 同
- 人
[★]
- 英
- placental
- 関
- 胎盤
[★]
ヒト胎盤性ラクトゲン