ポビドンヨード
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- ドルミジンパスタの主な効果と作用 床ずれなどでできた皮膚の 潰瘍 を修復するお薬です。患部の雑菌を殺し、 滲出液 を吸収して、傷の治りを早くする働きがあります。 ドルミジンパスタの用途 下腿潰瘍 褥瘡 熱傷 潰瘍 皮膚潰瘍
- 総称名 ドルミジン 一般名 精製白糖, ポビドンヨード 欧文一般名 Sucrose, Povidone-Iodine 製剤名 白糖・ポビドンヨード配合製剤 ... 販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 ドルミジンパスタ (後発品) Dormizin pasta 岩城製薬
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ドルミジンパスタ
組成
成分・分量(100g中)
- 日本薬局方 精製白糖 70g
日本薬局方 ポビドンヨード 3g
添加物
- ヨウ化K、ラウリン酸ジエタノールアミド、シリコーン樹脂、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、その他1成分
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
効能または効果
- 症状及び病巣の広さに応じて適量を使用する。
潰瘍面を清拭後、1日1〜2回ガーゼにのばして貼付するか、又は患部に直接塗布しその上をガーゼで保護する。
慎重投与
(次の患者には慎重に使用すること)
- 甲状腺機能に異常のある患者[甲状腺機能に異常がある場合はポビドンヨード投与により血中ヨウ素値の調節ができず、甲状腺ホルモン関連物質に影響を与える可能性がある。]
- 腎不全の患者[腎不全患者ではポビドンヨード投与により血清中総ヨウ素濃度が著しく高くなることが報告されている。]
- 新生児[新生児にポビドンヨードを使用し、甲状腺機能低下症を起こしたとの報告がある。]
重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明)(呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
生物学的同等性試験4)
創傷治癒作用
- ドルミジンパスタ及び標準製剤(精製白糖・ポビドンヨード配合剤)について、ラットの皮膚切創モデル及びラット皮膚熱傷潰瘍モデルを用いた試験において、創耐張力、創面積の縮小率及び再生表皮の長さを指標に統計解析した結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
殺菌効果
- ドルミジンパスタ及び標準製剤(精製白糖・ポビドンヨード配合剤)について、褥瘡・皮膚潰瘍面等から頻繁に分離される細菌・真菌であるS.aureus、S.epidermidis、P.aeruginosa、MRSA、C.albicansに対し殺菌作用を検討した結果、細菌に対しては5〜10分の接触で、真菌に対しては10〜20分の接触において菌の陰性化が認められ、両剤の生物学的同等性が確認された。
有効成分に関する理化学的知見
日本薬局方 精製白糖
一般名
化学名
- β-D-Fructofuranosyl α-D-glucopyranoside
分子式
性状
- 白色の結晶性の粉末、又は光沢のある無色あるいは白色の結晶である。
水に極めて溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくい。
日本薬局方 ポビドンヨード
一般名
化学名
- Poly[(2-oxopyrrolidin-1-yl)ethylene]iodine
分子式
性状
- 暗赤褐色の粉末で、わずかに特異なにおいがある。
水又はエタノール(99.5)に溶けやすい。
1.0gを水100mLに溶かした液のpHは1.5〜3.5である。
★リンクテーブル★
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- 英
- povidone iodine
- 同
- ポピドンヨード ← 間違って使っているのか?
- 商
- イオダイン、イソジン、オラロン、スクロード、ソアナース、テルニジン、ドルミジン、ネオヨジン、ネグミン、ハイポピロン、ヒシヨード、ヒポジン、ポビドリン、ポピヨード、ポピヨドン、ポピラール、ポピロン、ホモドン、ボンゴール、ユーパスタ
- 関
- 含嗽剤、外皮用殺菌消毒剤
消毒薬
- ポビドンヨード液10%「ORY」
- ポビドンヨード 100mg/ml (有効ヨウ素として10mg/ml)
- 手術部位の皮膚・粘膜の消毒
- 皮膚・粘膜の創傷部位の消毒。熱傷皮膚面の消毒、感染皮膚面の消毒
- 原液で使用
- 有機物存在下では、有効ヨウ素濃度500μg/mlで2.5分で以下の菌が死滅
含嗽剤
- イソジンガーグル
- ポビドンヨード 70 mg/ml (有効ヨウ素 7 mg/ml)
- 使用濃度 15-30倍希釈 (ポビドンヨード 2.3-4.6 mg/ml)
添付文書
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精製白糖、ポビドンヨード
- 関
- その他の外皮用薬