ドリペネム
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Japanese Journal
- 緑膿菌性角膜潰瘍におけるドリペネム水和物の使用経験
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- 処方せん医薬品注1). カルバペネム系抗生物質製剤. 注射用ドリペネム水和物. 2011年4 月改訂(第 9版,医薬品製造販売承認事項一部変更承認に基づく用法・用量の項等の改訂 ). **. 2010年9月改訂. *. 貯 法:室温保存(「取扱い上の注意」の項参照) ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フィニバックス皮内反応検査薬
組成
成分・含量(1管中):
添加物:
禁忌
本剤の成分によるショックの既往歴のある患者
効能または効果
フィニバックス点滴静注用の使用に際しての皮内反応に使用する。
抗菌薬投与時における皮膚反応検査は,アレルギー歴のない不特定多数において薬剤に対するアレルギーの有無を調べる検査法としての有用性は乏しい 1)。アレルギー歴のある患者への投与等,皮内反応検査の実施が必要となる場合には,実薬を使用して皮内反応検査を実施することが望ましい。なお,皮内反応検査薬は実薬での調製が困難な場合等を想定し,提供するものである。
- 添付の生理食塩液1.3mL(溶解液・対照液)から1mLをとり,フィニバックス皮内反応用を溶解し,300μg(力価)/mLの試験液を調製する。この液約0.02mLを皮内に注射する。
また,対照として溶解液・対照液の残りの生理食塩液約0.02mLを試験液注射部位から十分離れた位置に皮内注射する。
判定方法
判定時間 注射後15〜20分
判定基準
陽性:膨疹の直径10mm以上,又は発赤の直径20mm以上又はみみず膨れ
また,下記の場合でも陽性と判定する。
試験液の反応が対照と比較して明らかに強い場合
膨疹で偽足を認めた場合
被験者に著明な自覚症状(不快感,口内異常感,頭痛,顔面潮紅,めまい,耳鳴,しびれ感,発汗等)を認めた場合
陰性:上記陽性の判定基準未満の場合
判定不能:対照液の反応が陽性の場合
処置
試験液の判定が陽性であって,対照液の判定が陰性の場合はフィニバックスの投与を行わないこと。
判定不能の場合はフィニバックスの投与を行わないか,あるいは過敏反応に十分注意して投与すること。
皮内反応試験の結果が陰性の場合でも,フィニバックス初回投与時は,本人又は両親,兄弟のアレルギー反応既往歴の有無を十分問診し,注意して投与すること。
慎重投与
カルバペネム系,ペニシリン系又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
アレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
重大な副作用
ショック,アナフィラキシー様症状(頻度不明):ショック,アナフィラキシー様症状を起こすおそれがあるので,観察を十分に行い,症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般的名称:
- ドリペネム水和物(JAN)
Doripenem Hydrate
略号:
化学名:
- (+)-(4R,5S,6S)-6-[(1R)-1-Hydroxyethyl]-4-methyl-7-oxo-3-[[(3S,5S)-5-[(sulfamoylamino)methyl]-3-pyrrolidinyl]thio]-1-azabicyclo[3.2.0]hept-2-ene-2-carboxylic acid monohydrate
分子式:
分子量:
化学構造式:
性状:
- 白色〜微黄褐白色の結晶性の粉末である。
水にやや溶けにくく,メタノールに溶けにくく,エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
融点:
- 明確な融点を示さない。
(140℃以上で徐々に着色する。)
分配係数:
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- doripenem
[★]
- 英
- doripenem
- 化
- ドリペネム水和物 doripenem hydrate
- 商
- フィニバックス
- 関
- 抗菌薬
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- 英
- hydrate
- 関
- 水和、水分補給
[★]
- 英
- penem
- 関
- ペネム系抗生物質