- 英
- penem
- 関
- ペネム系抗生物質
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/14 19:17:46」(JST)
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ペネム(Penemue)は、旧約聖書偽典に名前があらわれる天使の一人。『エノク書1』69章にみつかいたちの頭の一人としてあげられ、「人の子らに苦みと甘みを見せ、また彼らの知恵の秘密をことごとく見せた」(69:8)と記されている。ペネムエとも呼ばれている。
本来は、人間の子供達を守護する天使であった。しかし、人間に紙とインクの製造法、そして筆記法を教えたため罰せられたとされる[要出典]。
参考文献[編集]
- 真野隆也『天使』 新紀元社、1995年、132頁。
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Japanese Journal
- βラクタム系抗菌薬の使い方 (特集 よくわかる 小児感染症の基礎知識) -- (治療編)
- 市中で広がる耐性菌 (平成26年度日本内科学会生涯教育講演会) -- (Bセッション)
- Modified Hodge Testにおけるエルタペネムディスクの有用性の評価および検査精度向上の試み
- 村 竜輝,川村 久美子,荒川 宜親
- 日本臨床微生物学雑誌 = The journal of the Japanese Society for Clinical Microbiology 25(1), 42-51, 2015
- NAID 40020317994
Related Links
- ペネム系とカルバペネム系 ペネム系とカルバペネム系。同じペネムという名前がついていることから、似たような薬と誤解されます。 ペネム系は、ペニシリンとセファロスポリンのハイブリッド骨格を持ち、カルバペネム系とは全く ...
- 成分(一般名) : ファロペネム ナトリウム 製品例 : ファロム錠150mg~200mg、ファロムドライシロップ小児用10% ・・その他(ジェネリック) & 薬価 区分 : 主にg陽性,陰性菌用剤/その他/経口用ペネム系抗生物質製剤
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
チエペネム点滴静注用0.25g
組成
成分・分量(1 バイアル中)
- (日局) イミペネム水和物…0.25g (力価)
(日局) シラスタチンナトリウム
(シラスタチンとして)…0.25g
添加物
禁忌
- 本剤の成分によるショックの既往歴のある患者
- バルプロ酸ナトリウム投与中の患者
[本剤との併用により、バルプロ酸の血中濃度が低下し、てんかんの発作が再発することがある。](「相互作用」の項参照)
効能または効果
イミペネムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、アシネトバクター属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属
敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、骨髄炎、関節炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎 (急性症、慢性症)、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、角膜炎 (角膜潰瘍を含む)、眼内炎 (全眼球炎を含む)
- 通常成人にはイミペネム水和物として、1日0.5〜1.0g (力価) を2〜3回に分割し、30分以上かけて点滴静脈内注射する。小児には1日30〜80mg (力価)/kgを3〜4回に分割し、30分以上かけて点滴静脈内注射する。
なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、重症・難治性感染症には、成人で1日2g (力価) まで、小児で1日100mg (力価)/kgまで増量することができる。
注射液の調製法
- 本剤0.25g (力価)/0.25g及び0.5g (力価)/0.5g当たり、通常生理食塩液100mLを用いて、よく振盪して溶解する。ただし、注射用水は溶液が等張とならないため使用しないこと。
本剤は、乳酸塩とは化学的に不安定であるので、乳酸塩を含んだ溶液に溶解しないこと。
腎障害患者
- 腎機能障害患者では腎機能に応じて用量、用法を調節し、血中蓄積による副作用発現を防ぐ必要がある。
下記にその一例を示したが、本剤の場合はその体内薬物動態からみて投与量による調節が望ましい。(「重要な基本的注意」の項参照)
- **重症、難治性感染症の場合は1日2.0g (力価) まで増量することができる (12時間毎に1.0g (力価))。
#クレアチニン−クリアランス10mL/min以下の場合は血液透析を含め慎重に考慮の上、使用すること。イミペネム及びシラスタチンはいずれも血液透析により血中より排除される。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
- カルバペネム系、ペニシリン系又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
- 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
- 高度の腎障害を有する患者
[痙攣、意識障害等の中枢神経症状が起こりやすい。]
- 高齢者 (「高齢者への投与」の項参照)
- 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者
[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
- てんかんの既往歴あるいは中枢神経系障害を有する患者
[痙攣、意識障害等の中枢神経症状が起こりやすい。]
[肝障害が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
痙攣、呼吸停止、意識障害、意識喪失、呼吸抑制、錯乱、不穏
(頻度不明)
- 中枢神経症状があらわれることがあるので、観察を十分に行うこと。特に、腎障害や中枢神経障害のある患者に起こりやすいので、投与する場合には注意すること。
ショック、アナフィラキシー様症状
(頻度不明)
- 初期症状として、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗又は呼吸困難、全身潮紅、浮腫等があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
(頻度不明)
重篤な肝障害
(頻度不明)
- 劇症肝炎、肝炎等の重篤な肝障害、肝不全、黄疸があらわれることがあるので、定期的に検査を実施するなど観察を十分に行うこと。
気管支痙攣、間質性肺炎、PIE症候群
(頻度不明)
- 喘息発作及び誘発等の気管支痙攣、また発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群等があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
汎血球減少症、骨髄抑制、無顆粒球症、溶血性貧血
(頻度不明)
- 重篤な血液障害があらわれることがあるので、定期的に検査を実施するなど観察を十分に行うこと。
急性腎不全、尿崩症
(頻度不明)
- 重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に検査を実施するなど観察を十分に行うこと。
偽膜性大腸炎
(頻度不明)
- 血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
血栓性静脈炎
(頻度不明)
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- イミペネム水和物(Imipenem Hydrate)
化学名:
- (5R , 6S )-3-[2-(Formimidoylamino) ethylsulfanyl]-6-[(1R )-1-hydroxyethyl]-7-oxo-1-azabicyclo[3.2.0]hept-2-ene-2-carboxylic acid monohydrate
分子式:
分子量:
性状:
- イミペネム水和物は白色〜淡黄色の結晶性の粉末である。
本品は水にやや溶けにくく、エタノール (99.5) にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- penem antibiotic、penem
- 関
- ペネム
[★]
- 英
- tebipenem
- 化
- テビペネムピボキシル tebipenem pivoxil
- 商
- オラペネム
- 関
- 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
[★]
- 英
- lenapenem、lenapenem hydrochloride hydrate
- 関
- 塩酸レナペネム水和物
[★]
- 英
- carbapenem
- 関
- カルバペネム、カルバペネム系薬剤
[★]
- 英
- meropenem trihydrate
- 関
- メロペネム