- 英
- sigmoid curve
- 関
- S字形曲線
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/02 13:46:57」(JST)
[Wiki ja表示]
シグモイド(英: sigmoid)とは、ギリシア文字シグマ (σ) の語末形(ς)に似た形のこと。S字形ともいう。
特に各種グラフに現れるシグモイド曲線 (英: sigmoid curve) を指す。このようなグラフは個体群増加や、ある閾値以上で起きる反応(例えば急性毒性試験での死亡率)などに見られる。
共通する特徴
の単調増加連続関数で表される。
と を漸近線に持ち、
である。
1つの変曲点を持つ。つまり、変曲点を とすると、
となる。
式の例
- ロジスティック関数
- シグモイド関数 - ロジスティック関数の特殊例
- 双曲線正接関数 (tanh) - シグモイド関数の線形変換
- 正規分布の累積分布関数 (Φ-1) - プロビットの逆関数
- ゴンペルツ関数
- 逆正接関数 (arctan)
- グーデルマン関数
実際の例
生化学ではアロステリックタンパク質(または酵素)の飽和(反応)曲線にシグモイド曲線がよく見られるが、これは正の協同性があることを示す。一般にヒルの式という経験式で表されるが、これも変数を対数に変換すればロジスティック関数の形になる。
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
Related Links
- 解説 | S字状曲線のこと。正確には、S字の両端を左右に引き延ばしたような形状で、化学物質の 毒性評価 に用いられる 用量-反応曲線 はシグモイド曲線となる。統計論的には、出現頻度が正規分布するものを累積頻度で表すと ...
- シグモイド曲線とは、座標の中でS字型の曲線を描くものです。 たとえば、塩水の濃度を舌で感じる強さは、極端に薄い濃度の範囲では塩分濃度を上げても塩味はあまり感じないけれど、ある濃度あたりから濃さの応じて比例した塩分 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- sigmoid curve
- 関
- シグモイド曲線
[★]
- 英
- sigmoid、sigmoidal
- 関
- S字、S字形、S字結腸、S状結腸
[★]
- 英
- line、string
- 関
- 裏打ち、系統、弦、紐、ライン
[★]
- 英
-
- 関
- 曲げる、曲がる、カーブ