- 英
- Kernig sign, Kernig's sign
- 同
- Kernig徴候
- 関
- 髄膜刺激症状
- 髄膜刺激症状
- 髄膜炎などで見られ、仰臥位で股関節を90°屈曲した状態で、膝関節を伸展させようとすると、患者の抵抗を感じて伸展できない徴候
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/02/02 00:57:08」(JST)
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ケルニッヒ徴候(ケルニッヒちょうこう、英: Kernig's sign, Kernig's symptom)とは神経学的所見のひとつで、項部硬直と同様に髄膜刺激症状の1つである。名前はバルト・ドイツ人神経生理学者、ヴォルデマール・ケルニッヒ(en:Woldemar Kernig)に由来する。
患者を仰臥位にさせ、一側股関節および同側の膝関節を直角に曲げた状態で膝を押さえながら下肢を他動的に伸展すると伸展制限が出る場合[1]、あるいは下肢を伸展させたまま挙上する (持ち上げる) と膝関節が屈曲してしまう場合[2][3]にケルニッヒ徴候陽性という。これは大腿屈筋が攣縮するために起こる現象であり、通常は両側性である[1]。また苦悶様表情を伴うこともある[1]が、必須ではない[2]。すなわち疼痛が原因となって起きる現象ではない。
- 注意点
似ている神経学的所見にラセーグ徴候というものがあるが、こちらは疼痛が原因であり[3]、通常一側性である[1]。
- 出典
- ^ a b c d 細菌性髄膜炎の診療ガイドライン作成委員会編『細菌性髄膜炎の診療ガイドライン』、医学書院、2007年、p.7
- ^ a b 岩田誠『神経症候学を学ぶ人のために』、医学書院、1994年、pp.228-229
- ^ a b 田崎義昭、斎藤佳雄著、坂井文彦改訂『ベッドサイドの神経の診かた』改訂16版、南山堂、2004年、pp.56-57
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- 2009年9月16日 ... 古典的な身体所見の項部硬直、Kernig(ケルニッヒ)徴候やBrudzinski(ブルジンスキー )徴候で判断すると、 髄膜炎をみのがしてしまう! 細菌性髄膜炎は、死亡率が依然高く 10~30%で、重篤な後遺症の割合も高い。
- 8点在庫あり。ご注文はお早めに。 通常配送無料 こちらからもご購入いただけます - 単行本 ¥ 3,639 中古品 (4 出品) 抜粋 342ページ: ... 激しい頭痛で始まるのはクモ膜下出血である。 3 .クモ膜下出血では項部硬直,ケルニッヒ徴候などの ...
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- 英
- straight leg raising test, straight-leg raising sign, SLR test SLRT
- 同
- 膝伸展下肢挙上試験、SLRテスト、ラセーグ試験 ラゼーグ試験 Lasegue test Lasegue test
- 関
- ブラガードテスト、神経伸張試験、ラゼーグ徴候 Lasegue sign。神経伸張試験
概念
- L5,S1の神経根と坐骨神経が殿部を通過する部分をストレッチする (REU.102)
- 下位腰椎の椎間板ヘルニアに対する最も重要な疼痛誘発テスト(SOR.474)
- 陽性の場合にはL4-L5, L5-S1の椎間板ヘルニアが強く疑われる。
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=sTIPOKhAzZM</youtube>
[★]
- 英
- meningeal irritation?
- 関
- 髄膜刺激症状?(使い分けるべき?)
髄膜刺激症候