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- guanylate cyclase
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- グアニル酸環状化酵素
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/09/22 21:55:57」(JST)
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グアニル酸シクラーゼ(グアニリルシクラーゼとも。英: guanylate cyclase、 EC 4.6.1.2)はGTPを3',5'-環状GMP(cGMP)とピロリン酸への変換を触媒する酵素、リアーゼである。cGMPはセカンドメッセンジャーと呼ばれ、シグナル伝達の重要な分子である。
目次
- 1 反応
- 2 タイプ
- 2.1 膜結合型
- 2.2 可溶性型
- 2.3 構造
- 2.4 調節
- 3 機能
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反応
この酵素はグアノシン三リン酸(GTP)を3',5'-環状GMP(cGMP)とピロリン酸への変換を触媒する。
タイプ
膜結合性(タイプ1)と可溶性性(タイプ2)がある。
膜結合型
膜結合性グアニル酸シクラーゼは膜を1回貫通するタンパク質で、ANP受容体としてはたらく(一方、アデニル酸シクラーゼは膜を12回貫通するタンパク質である)。
- GC-AとGC-Bは心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)やその他のナトリウム利尿ペプチドの受容体。
- GC-Cは腸分泌ホルモンであるグアニリンや大腸菌のエンテロトキシンの受容体である。
- GC-Dはレーバー先天性黒内障の原因遺伝子。
可溶性型
可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)は一酸化窒素(NO)の受容体である。
構造
sGCは1個のαサブユニットと1個のβサブユニットからなるヘテロダイマーである。
調節
NOはsGCの活性を400倍も増加させる。
機能
cGMPはホスホジエステラーゼによって分解される。
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Japanese Journal
- 大森 謙司
- 日本薬理學雜誌 = Folia pharmacologica Japonica 140(6), 304-305, 2012-12-01
- NAID 10031130807
- 福本 義弘
- 臨床薬理 = Japanese journal of clinical pharmacology 43(5), 311-315, 2012-09-30
- NAID 10031123920
- グアニル酸シクラーゼ刺激薬/活性薬 (肺高血圧症の治療薬)
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★リンクテーブル★
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- グアニリルシクラーゼ、グアニル酸シクラーゼ
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- guanylyl cyclase
- 関
- グアニル酸シクラーゼ、グアニルシクラーゼ
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- guanylate cyclase-activating protein
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