間代
WordNet
- convulsion characterized by alternating contractions and relaxations
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/05 04:25:15」(JST)
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クローヌス(英:clonus)とは筋肉や腱を不意に伸張したときに生じる規則的かつ律動的に筋収縮を反復する運動、間代(かんたい)と訳す。中枢神経性障害においてしばしば併発する。クローヌスが見られる場合は、上位運動ニューロン障害(錐体路障害)があるとされる。
神経学的診断では膝蓋間代、足間代(足クローヌス)を検査することが多いが、特に足クローヌスは錐体路障害がある場合に観察しやすい。アキレス腱が縮んだ状態(足が足関節から下に垂れた状態)から急に足底を上に押し上げる(アキレス腱が伸びた状態にする)と、下腿三頭筋のクローヌスが起こって足部(足首から先の部分)が上がったり下がったりする運動を数回繰り返す。これはアキレス腱の深部腱反射が亢進していることと同じ意義があり、錐体路障害があることを示す。 上位ニューロンの障害(錐体路障害)で出現。筋を急激に伸長させると反射性収縮(深部腱反射)を起こすが、筋の伸張刺激を与え続けた時の反射性収縮が反復する(深部腱反射の亢進)がクローヌスである。
関連項目
- 筋収縮
- 深部腱反射
- ミオクローヌス 錐体外路障害に関係するとされる不随意運動の一種で、クローヌスとは別の症候である。
参考文献
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版社 1991年 ISBN 4-88500-610-4
- 田崎、斎藤著『ベッドサイドの神経の診かた』改訂16版、南山堂、2004年、pp.76-77。ISBN 978-4-525-24716-4
- 村川裕二総監修『新・病態生理できった内科学7・神経疾患』医学教育出版社2007年 ISBN 9784871634045
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Japanese Journal
- 臨床研究・症例報告 良性新生児睡眠時ミオクローヌスの3例
- 転倒する発作 (特集 問診で決まるてんかん診療) -- (主訴と問診からひらく治療開始時の展望)
Related Links
- クローヌス(間代)とは,規則的な筋収縮運動であり,反射亢進と同じ診断的意義を持っています。 膝と足のクローヌスが典型的ですが,その場合には錐体路障害を示すものとされています。 脊髄損傷の神経学的診断に用いられます。
- こんばんは、返事が遅れて申し訳ないです。 運動する事=刺激を与える事で、手足の感覚を 脳が整理整頓し続けてくれるという事かと思います。 混線しているのに、何もしなかったらクローヌスは残った ままです。弟は起床時にまず足の ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- clonus
- 同
- クローヌス
- 関
- 足間代、膝蓋間代
- 腱反射の著しい亢進でみられる。
- 筋を急激に進展させたとき、筋が周期的に収縮と弛緩を繰り返す不随意運動
[★]
- 英
- ankle clonus, foot clonus
- 関
- クローヌス
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=kZweyLV9SkA</youtube>
[★]
- 英
- pseudoclonus
- 同
- 偽クローヌス、偽性クローヌス、偽性間代
- 関
- クローヌス
[★]
- 関
- clonic
- 同
- クローヌス
[★]
- 英
- clonic convulsion
- 関
- クローヌス、強直性痙攣
[★]
- 英
- benign adult familial myoclonic epilepsy
- 同
- BAFME
- 関
- 皮質反射性ミオクローヌス
[★]
- 英
- myoclonic epilepsy
- 関
- ミオクローヌスてんかん
[★]
- 英
- ankle clonus, foot clonus
- 関
- クローヌス