胆石

出典: meddic

gall stone
cholelithiasis
胆石症胆石イレウス胆汁

部位による区分

成分による区分

参考1-5

  • コレステロール混成石:内層がコレステロール成分、外層がビリルビン成分。胆嚢内に単発が多い。割面は放射状+層状。
  • コレステロール混合石:コレステロールと少量のビリルビン。黄、褐、緑、黒、白など多彩。個数は数個から数百個に及ぶ。胆嚢内に発生。内部にひび割れを生じる。
  • 全胆石の30%を占め最も多い。
  • 原因:胆汁うっ滞+細菌感染
  • 黒色石:ビリルビンカルシウムの重合体。ほとんどが胆嚢内。
  • 原因:溶血性貧血、肝硬変

主要なリスクファクター

参考6
  • 年齢
  • 性別:女性
  • 遺伝:ピマインディアン(2型糖尿病の罹患率が高い)、ある種のネイティブアメリカ人、チリ人
  • 妊娠
  • 肥満
  • 急激な体重減少
  • 超低カロリー食
  • 病的肥満に対する手術療法
  • 回腸末端切除
  • 胆汁うっ滞(gallbladder stasis)
  • 身体活動性低下


検査

超音波所見

X線CT

  • 石灰化胆石:胆嚢内高濃度
  • コレステロール胆石:胆嚢内低濃度

参考

  • 1. 写真付き
[display]http://www.med.kyushu-u.ac.jp/surgery1/aboutus/topics/chole/index.html
  • 2. 解説
[display]http://www.ususus.sakura.ne.jp/062-002cholecystolithiasis0.html
  • 3. 解説
[display]http://www.kanazawa-med.ac.jp/~hiromu/new_page_17.htm
  • 4. 解説
[display]http://hattori-clinic.com/byouki-tannou.stone.htm
  • 5. 解説
[display]http://www.sada.or.jp/feature/cholelithiasis.html
  • 6. [charged] Epidemiology of and risk factors for gallstones - uptodate [1]


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/10/12 18:33:21」(JST)

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和文文献

  • 糖質制限の実践により短期間で血糖値が安定し,安全に胆囊摘出術を施行できた1例
  • 門脇 晋,Kadowaki Susumu
  • The Kitakanto medical journal = 北関東医学 64(2), 153-157, 2014-05-01
  • 胆石発作のため入院.入院時は身長175cm,体重97kg (BMI 31.6), HbA1c 8.5% (JDS), 空腹時血糖値210mg/dlと肥満及びコントロール不良の糖尿病を認めた. …
  • NAID 120005429868
  • 手術症例報告 総胆管十二指腸吻合術後に発症した胆石イレウスの1例
  • 松尾 篤,宮 喜一
  • 手術 = Operation 68(5), 749-752, 2014-04
  • NAID 40020060713
  • 胆囊・十二指腸瘻孔部からの出血を伴った胆石イレウス(Bouveret症候群)の1例
  • 佐藤 雅之,吉岡 晋吾,冨田 昌良
  • 外科 = Surgey : 臨床雑誌 76(2), 213-217, 2014-02
  • NAID 40019955380
  • 気管支鏡下に高周波スネアを用いて切除した気管原発神経鞘腫の1例
  • 辻本 優,渡辺 彰
  • 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 36(1), 42-47, 2014-01-25
  • … 41歳,男性.胆石発作で救急外来を受診した際, CT検査で気管前壁から内腔に突出する径15 mmの腫瘍を指摘された.気管支鏡で気管軟骨部より発生する有茎性腫瘍であることを確認,生検で神経鞘腫と診断した.全身麻酔下にラリンゲルマスクを介して気管支鏡を挿入,腫瘍基部の粘膜下に希釈したエピネフリン生食を注入後,高周波スネアを用いて切離した.腫瘍は気管支鏡による吸引と頭低位への体位変換で容易にマスク先端に …
  • NAID 110009798815

関連リンク

胆石(たんせき、英Gallstone)は、肝臓から分泌される、胆汁の成分が固まって胆嚢内・ 胆管内に溜まったもの。 胆嚢炎などは、ほとんど、胆石が原因である。胆石の成分 によって何種類かあり、色も形も多様である。 胆石の画像 ...
胆石のことでお悩みの方へ、胆石症状解決ナビが解りやすく胆石についてご説明します 。

関連画像

10.jpg胆石の症状図式私の胆石です。☆隠れ胆石 250px-Gallstones.JPG胆石のイラスト素材 [5117176


★リンクテーブル★
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関連記事

胆汁」

  [★]

bile
肝臓胆嚢胆管


  • 0.5-1.0 L/day, pH 8.0-8.6
  • 消化酵素を含まないアルカリ性の分泌液である

分泌部位

部位	胆汁		割合
肝細胞	毛細管胆汁	2/3
胆細管	胆細管胆汁	1/3

分泌経路

  • 肝臓胆汁が総肝管を経由して胆嚢にいたり、ここで濃縮を受けて胆嚢胆汁となる。

機能

  • 1. 脂肪乳化作用
  • 胆汁酸により、直径1μm以下の脂肪滴が形成され、表面積拡大によりリパーゼと反応しやすくなる。
  • 2. ミセルの形成
  • ミセルの直径5nm。胆汁酸は両親媒性であり親水基と疎水基を持つ。
  • 親水性: OH基,ペプチド結合,カルポキシル基
  • 疎水性: 上記部分以外
  • 胆汁に含まれる胆汁酸とリン脂質により、モノグリセリド・脂肪酸とミセルを形成することができる。
  • 3. コレステロールとビリルビンの排出
  • 4. 胃酸の中和

組成

1. 胆汁酸

see HBC.236
  1次胆汁:コレステロールより合成
    コール酸
    キノデオキシコール酸
  2次胆汁:1次胆汁の腸内細菌による代謝(7位の部位のOH基が除去される)
    デオキシコール酸
    リトコール酸
  3次胆汁:肝臓から分泌される状態(可溶性)
    タウロコール酸(タウリンと抱合)
    グリココール酸(グリシンと抱合)

2. 胆汁色素

  ビリルビン:Hbの代謝産物
  間接型(不溶性)
  ↓←グルクロン酸抱合
  直接型(水溶性)(抱合型ビリルビン)
  ↓
  ウロビリノーゲン(腸管)
  ↓
  ステルコピリン(腸管)
  ↓
  排泄

3. 脂質

  リン脂質(主にレシチン)
    不溶性であるが胆汁酸存在下でミセル形成(可溶性)
  コレステロール
    不溶性であるが胆汁酸存在下でミセル形成(可溶性)

4.電解質成分

  陽イオン:Na+(主)、その他K+,Ca2+
  陰イオン:Cl-,HCO3-(アルカリ性)

胆汁の分泌と排出

1. 毛細管胆汁  1-1. 胆汁酸依存性胆汁    胆汁酸と水分の分泌:胆汁酸の腸肝循環に依存。    腸肝循環:肝臓から分泌された胆汁が小腸で吸収され、門脈を経て肝臓に戻り、再び排泄されること。    タウロコール酸・グルココール酸      陰イオンに解離しやすく吸収されやすい。    リトコール酸      非解離型なので糞便中に排泄される。    分泌された胆汁酸の95%は腸肝循環により再利用される。

 1-2. 胆汁酸非依存性胆汁    胆汁酸以外の分泌:Na+,K+,Ca2+,Cl-,HCO3-,ビリルビン(有機陰イオン)    等張性     :Na+,Cl-,HCO3-は血漿濃度に類似

2. 胆細管胆汁  2-1. Na+,HCO3-(高濃度),水の分泌---セクレチンによる  2-2. Na+,Cl-の吸収

3. 胆汁の濃縮(胆嚢)   電解質吸収(Na+,Cl-の能動的吸収)とそれに伴う水の吸収→5-50倍に濃縮

4. 胆汁排出   食後30分で胆嚢収縮開始。液性の調節機構による排出が主である。  4-1. 液性   十二指腸内食物→CCK分泌→オッディ括約筋弛緩・胆嚢収縮   十二指腸内食物→セクレチン分泌→CCKの作用に拮抗   胃内食物→ガストリン分泌→胆嚢収縮  4-2. 神経性   迷走神経性反射→オッディ括約筋弛緩,胆嚢収縮(関与の程度不明)

臨床関連

  • 胆道系に形成された結石。半数以上は無症状SilentStoneである
  • 食後3時間程度で痛痛発作、黄痘などを呈する事がある。
  • コレステロール系結石(全体の70%):コレステロールの過飽和による。
  • ビリルビン系結石(全体の30%):黒色石+ビリルビンCa石
  • その他:炭酸カルシウム石など
  • 皮膚、強膜、粘膜が黄色くなる。
1. ビリルビンの生成過多
2. 肝細胞によるビリルビンの取り込み減少
3. グルクロン抱合障害
4. 胆汁へのビリルビン分泌障害
5. 胆管閉塞
  • 胆汁により皮膚に痒みが出る


cholelithiasis」

  [★] 胆石症

gallstone

WordNet   license wordnet

「the presence of gallstones in the gallbladder」


胆石イレウス」

  [★]

gallstone ileus
胆石性イレウス
[[]]



106F026」

  [★]

  • 次の文を読み、 26、 27の問いに答えよ。
  • 78歳の男性。意識障害のため搬入された。
  • 現病歴: 7日前から上腹部の鈍痛と38.3℃の発熱とがみられていた。 6日前にかかりつけの診療所を受診し、解熱薬を処方された。 5日前、症状が軽快したため、薬の内服を中止した。 2日前から再び右上腹部痛を自覚し、 37.6℃の発熱と全身倦怠感とがみられた。昨日から食欲低下と悪寒とを伴うようになったため、中断していた解熱薬の内服を再開した。昨日の時点で、尿の色が濃いことに気付いていた。本日、起床後に悪寒と悪心とが出現し、意識がもうろうとした状態となった。家族の問いかけに対してつじつまの合わない返答がみられたため、家族が救急車を要請した。
  • 既往歴: 7年前から高血圧症に対しアンジオテンシン変換酵素阻害薬を内服中。3年前に腹部超音波検査で3、 4個の胆石を指摘された。
  • 生活歴:喫煙は15本/日を58年間。飲酒は日本酒2合/日を58年間。
  • 家族歴 :父親が脳出血で死亡。
  • 現 症:意識レベルはJCS II-10。身長164cm、体重59kg。体温39.0℃。心拍数112/分、整。血圧82/58mmHg。呼吸数24/分。 SpO2 97%(3l/分酸素投与下)。眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや膨隆し、軟で、肝・脾を触知しない。右季肋部を中心に圧痛を認める。
  • まず行うべき治療として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106F025]←[国試_106]→[106F027

106F027」

  [★]

  • 次の文を読み、 26、 27の問いに答えよ。
  • 78歳の男性。意識障害のため搬入された。
  • 現病歴: 7日前から上腹部の鈍痛と38.3℃の発熱とがみられていた。 6日前にかかりつけの診療所を受診し、解熱薬を処方された。 5日前、症状が軽快したため、薬の内服を中止した。 2日前から再び右上腹部痛を自覚し、 37.6℃の発熱と全身倦怠感とがみられた。昨日から食欲低下と悪寒とを伴うようになったため、中断していた解熱薬の内服を再開した。昨日の時点で、尿の色が濃いことに気付いていた。本日、起床後に悪寒と悪心とが出現し、意識がもうろうとした状態となった。家族の問いかけに対してつじつまの合わない返答がみられたため、家族が救急車を要請した。
  • 既往歴: 7年前から高血圧症に対しアンジオテンシン変換酵素阻害薬を内服中。3年前に腹部超音波検査で3、 4個の胆石を指摘された。
  • 生活歴:喫煙は15本/日を58年間。飲酒は日本酒2合/日を58年間。
  • 家族歴 :父親が脳出血で死亡。
  • 現 症:意識レベルはJCS II-10。身長164cm、体重59kg。体温39.0℃。心拍数112/分、整。血圧82/58mmHg。呼吸数24/分。 SpO2 97%(3l/分酸素投与下)。眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや膨隆し、軟で、肝・脾を触知しない。右季肋部を中心に圧痛を認める。
  • この患者の循環状態の重症度を評価するための検査で適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106F026]←[国試_106]→[106F028

108F018」

  [★]

  • 51歳の男性。突然の右上腹部痛のため搬入された。救急外来で急性胆嚢炎と診断された。特に大きな合併症は認められなかった。生来健康でこれまでほとんど医療機関を受診したことがない。救急外来担当医から挨拶、病名告知に続いて次のような説明が行われた。医師「胆嚢炎で抗菌薬の点滴が必要です」 ①患者「分かりました」医師「入院が必要な状態ですが良いですか」 ②患者「しょうがないですね」医師「胆嚢内にたくさんの石と 1.5cm位の大きさの腫瘤がありました」 ③患者「胆石ですか」医師「胆嚢の腫瘤が悪性かどうかは分かりません」 ④患者「どうしたらよいでしょうか」医師「明日、腹腔鏡下胆嚢摘出術をすることに決めました」 ⑤患者「えっ、明日ですか」
  • インフォームド・コンセントを得る過程における医師の説明として適切でないのはどれか。
  • a ①
  • b ②
  • c ③
  • d ④
  • e ⑤


[正答]


※国試ナビ4※ 108F017]←[国試_108]→[108F019

096A023」

  [★]

  • 24歳の男性。下肢の浮腫を主訴に来院した。眼球結膜に軽度の黄染を認める。頭部の静脈怒張はない。軽度の腹水貯留と下腿の中等度の浮腫・静脈怒張とを認める。血清生化学所見:尿素窒素15mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、総ピリルピン3.1mg/dl、直接ビリルビン0.6mg/dl、AST(GOT)40単位(基準40以下)、ALTくGP蜀52単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ483単位(基準260以下)。下大静脈造影と右房造影とを同時に施行した写真を以下に示す。最も考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 096A022]←[国試_096]→[096A024

095D028」

  [★]

  • 20歳の男性。上腹部痛があり、近医での超音波検査で胆道系の異常を指摘されて来院した。腹部身体所見で腫瘤を触知しない。ERCPと腹部造影CTとを以下に示す。
  • 認められる所見はどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)


[正答]
※国試ナビ4※ 095D027]←[国試_095]→[095D029

087B043」

  [★]

  • 胆石について誤っているのはどれか
[正答]

100B037」

  [★]

  • 組合せで誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100B036]←[国試_100]→[100B038

103I026」

  [★]

  • 組合せで誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103I025]←[国試_103]→[103I027

106I001」

  [★]

  • 慢性膵炎の成因のうち最も頻度が高いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106H038]←[国試_106]→[106I002

104G036」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 104G035]←[国試_104]→[104G037

コレステロール胆石」

  [★]

cholesterol gallstone
コレステロール結石コレステリン石 cholesterin stone
胆石結石


成因

  • コレステロールは胆汁酸リン脂質の界面活性物質作用で水に溶けている。コレステロールが過剰になったり、胆汁酸とリン脂質が欠乏するとコレステロールが析出する。

リスクファクター

  • 脂質異常症、糖尿病、肥満、妊娠後の高エストロゲン状態(SSUR.608)
  • 回腸末端の切除も胆汁酸の再吸収低下から胆汁酸欠乏をきたしてコレステロール結石を形成しやすくする。

国試


ビリルビン胆石」

  [★]

胆石
  • ビリルビンカルシウム石:胆汁うっ滞と大腸菌などの腸内細菌の感染。細菌の分泌するβグルクロニダーゼにより、抱合型ビリルビンが非抱合ビリルビンとなり、カルシウムと結合して析出(SSUR.608)
  • 黒色石:溶血性黄疸などで大量の非抱合型ビリルビンが肝臓に流入し、縫合されないビリルビンが胆汁中に排泄され、測色石の成因に関与(SSUR.608)

総胆管結石」

  [★]

choledocholithiasiscommon bile duct calculicholedocholith
胆石総胆管結石症胆汁結石
[show details]


国試


胆嚢結石症」

  [★]

gallbladder stonecholecystolithiasis
胆石胆石症胆嚢結石胆のう結石症



gallstone」

  [★] 胆石

WordNet   license wordnet

「a calculus formed in the gall bladder or its ducts」
bilestone

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「胆石」

胆石症」

  [★]

cholelithiasis, gallstone disease
胆石 gallstone


原因の分類

  • 胆石参照

疫学

  • 女性に多い

症状

  • 胆石発作 食後などに急激な腹痛発作
  • 腹痛、発熱、黄疸
  • 半数以上は症状がない

検査

治療

  • 内科的治療

合併症


胆石破砕術」

  [★]

lithotripsy, cholelithotripsy
砕石術
切石術


石」

  [★]

stone
結石



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