緑内障

出典: meddic

glauc 青みがかった緑 + oma
glaucoma ()
あおそこひいしそこひ

分類 SOP.92

  • I. 原発緑内障
  • 1. 原発開放隅角緑内障(広義)
  • 2. 原発閉塞隅角緑内障
  • 3. 混合緑内障
  • 1. 続発開放隅角緑内障
  • 2. 続発閉塞隅角緑内障
  • 1. 早発型発達緑内障
  • 2. 遅発型発達緑内障
  • 3. 他の先天異常を伴う発達緑内障

症状



治療

  • 薬物療法、手術療法
  • 薬物療法
  • プロスタグランジン関連薬 ← 原発開放隅角緑内障
  • ぶどう膜強膜経路の房水排出を促進
  • 交感神経遮断薬 ← 原発開放隅角緑内障
  • 房水産生を抑制
  • 炭酸脱水酵素阻害薬
  • 房水産生を抑制
  • 副交感神経刺激薬
  • シュレム管経路の房水流出を促進
  • 交感神経刺激薬
  • 眼房水産生を抑制しぶどう膜強膜流出を増加する ← 交感神経遮断薬と矛盾しない?
  • 高張浸透圧薬



参考

  • 1. 緑内障診療ガイドライン(第2版)
http://www.nichigan.or.jp/member/guideline/glaucoma2.jsp




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/22 14:22:00」(JST)

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和文文献

  • 緑内障(特に正常眼圧緑内障)長期管理のポイント
  • 濾過胞感染への対応 : 日本緑内障学会「濾過胞感染多施設共同研究」の成果を受けて
  • 緑内障とアンチエイジング医学 (特集 眼とアンチエイジング)
  • 檜森 紀子,中澤 徹
  • あたらしい眼科 31(4), 517-522, 2014-04
  • NAID 40020072333
  • 緑内障 (特集 眼と遺伝)

関連リンク

緑内障 (りょくないしょう、英: glaucoma) は、目の病気の一種。青底翳 (あおそこひ) とも 呼ばれる。 網膜神経節細胞が死滅する進行性の病気であり、特徴的な視神経の変形と 視野異常 (視野欠損) を呈する。基本的には現時点では一度喪失した視野は回復 ...
緑内障. ■はじめに 緑内障は、厚生労働省研究班の調査によると、我が国における失明 原因の第1位を占めており、日本の社会において大きな問題として考えられています。 しかも最近、日本緑内障学会で行った大規模な調査(多治見スタディ)によると、40歳 ...

関連画像

緑内障緑内障 視野イメージ図1 症例1緑内障のメカニズム正常眼圧緑内障眼底緑内障とは緑内障チェック Glaucoma Checker当院の緑内障手術について


★リンクテーブル★
国試過去問102F023」「104F017」「095C038」「097D009」「095B078」「106E014」「108B018」「096B026」「101F062」「082A080」「087A094」「105E013」「096H013」「098E035
リンク元糖質コルチコイド」「ムスカリン受容体」「網膜静脈閉塞症」「100Cases 48」「網膜色素変性症
拡張検索開放隅角緑内障」「狭隅角緑内障」「若年性緑内障」「実験的緑内障

102F023」

  [★]

  • 28歳の女性。激しい頭痛を主訴に来院した。19歳ころから拍動性の右側の頭痛を自覚している。頭痛は嘔吐を伴い、吐き終わると少し楽になると言う。頭痛持続中は強い光と大きな音とがつらく、暗い部屋でじっとしていることが多かった。大学生のころには頭痛は定期試験が終了した後などに限られていたが、卒業後就職したころから週に1回は出現するようになり、欠勤することが多い。最近は、月経開始2日前から開始2日後にかけて激しい頭痛が出現している。頭痛出現に先行する症状は特にない。神経学的所見に異常はない。母親にも同様の頭痛がある。
  • 考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102F022]←[国試_102]→[102F024

104F017」

  [★]

  • 芥川龍之介著「歯車」の一部を以下に示す。
  • のみならず僕の視野のうちに妙なものを見つけ出した。妙なものを?-と云うのは絶えずまわっている半透明の歯車だった。僕はこう云う経験を前にも何度か持ち合わせていた。歯車は次第に数を殖やし、半ば僕の視野を塞いでしまう、が、それも長いことではない、暫らくの後には消え失せる代わりに今度は頭痛を感じはじめる、-それはいつも同じことだった。
  • 「僕」の症状から最も考えられる疾患はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104F016]←[国試_104]→[104F018

095C038」

  [★]

  • 40歳の男性。健康診断で緑内障を疑われて来院した。眼精疲労以外の自覚症状はない。視力は右1.2(矯正不能)、左1.5(矯正不能)。検査法の写真①~⑤を以下に示す。この患者に必要な検査はどれか。
  • (1) ①
  • (2) ②
  • (3) ③
  • (4) ④
  • (5) ⑤
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)


[正答]
※国試ナビ4※ 095C037]←[国試_095]→[095C039

097D009」

  [★]

  • 53歳の女性。人間ドックの眼底検査で異常を指摘され来院した。視力は右1.0(矯正不能)、左1.0(矯正不能)。左眼底写真と視野図とを以下に示す。右眼底も同様の所見である。考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 097D008]←[国試_097]→[097D010

095B078」

  [★]

  • 紫外線について正しいのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 095B077]←[国試_095]→[095B079

106E014」

  [★]

  • 検査の様子(別冊No. 3A)とその検査所見(別冊No. 3B)とを別に示す。この検査で異常高値を示す眼疾患はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 106E013]←[国試_106]→[106E015

108B018」

  [★]

  • 肝動脈化学塞栓療法の適用を決める際に最も注意すべき病歴はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108B017]←[国試_108]→[108B019

096B026」

  [★]

  • 飛蚊症をきたすのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096B025]←[国試_096]→[096B027

101F062」

  [★]

  • 原発性副甲状腺機能亢進症に合併するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101F061]←[国試_101]→[101F063

082A080」

  [★]

  • 正しい組み合わせはどれ
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)

087A094」

  [★]

  • 薬剤とそれによる症候で正しい物
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

105E013」

  [★]

  • 徹照法が診断に有用なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105E012]←[国試_105]→[105E014

096H013」

  [★]

[正答]
※国試ナビ4※ 096H012]←[国試_096]→[096H014

098E035」

  [★]

  • 産褥期に発症頻度が高くなるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098E034]←[国試_098]→[098E036

糖質コルチコイド」

  [★]

glucocorticoid (Z), glucocorticoids
グルココルチコイド
副腎皮質副腎皮質ホルモン
  • 以下、内的に合成される糖質コルチコイドについて述べる

種類

分類

性状

  • ステロイド

産生組織

標的組織

生理作用

1. エネルギー代謝

糖新生においてグルコースの前駆体となるアミノ酸を肝臓に供給すべく動員する作用 (SP.894)

a. 糖代謝作用

糖新生の亢進
血糖上昇
肝細胞以外のグルコースの取り込みを抑制 (SP.894) ← 末梢でインスリンの作用に拮抗
グルコース-6-ホスファターゼの活性亢進 (SP.894)
グリコーゲンの合成亢進
血糖値の上昇に伴い、肝臓などでグルコースからグリコーゲンが作られる (SP.894)

b. タンパク質代謝作用

肝臓での糖新生の基質を末梢から供給する作用
肝細胞以外でのアミノ酸取り込み阻害 (SP.894)
特定のアミノ酸合成を阻害 (SP.894)
生理的範囲:(肝臓)同化作用が起こる、(肝臓以外)異化作用が起こる
ステロイド大量投与時:ほとんど異化作用が起こる→副作用につながる

c. 脂質代謝作用

  • 脂肪細胞に対して、インスリンの拮抗作用を持つが、一方で糖質コルチコイドにより血糖値が上昇する
  • 脂肪分解↑→血糖値↑ …(1)
脂肪細胞に対してグルコースの取り込みを抑制し、中性脂肪の生合成を抑制し、さらに大量の遊離脂肪酸とグリセロールを放出させる。肝臓でグリセロールからグルコースが合成される。 (SP.894)
  • 血糖値↑→脂肪合成↑ …(2)
血糖値の上昇によりインスリンが分泌され、脂肪細胞で脂肪の合成が促進される (SP.894)
  • (1)、(2)のいずれの反応が起こるかは体の部位によって異なり、脂肪分布の変化が生じる。
中心性肥満、満月様顔貌、バッファローハンプ

2. 電解質代謝作用

糖質コルチコイドの電解質コルチコイド様作用。
Na+再吸収↑、K+排泄↑
コルチゾールの電解質作用はアルドステロンの約1/400
コルチゾールの量    はアルドステロンの約 200倍
ゆえに、電解質コルチコイドの1/2の作用力を持つ

3. 水代謝作用

GFR↑、ADHに拮抗、細胞内への水移動の抑制→水利尿作用を有する。  尿崩症 + 副腎不全 → 多尿がいくらか改善されると考えて良いと思われる。仮面尿崩症

4. 骨・軟骨に対する作用

  • a. ビタミンDと拮抗して腸管からのCa吸収阻害 (SP.894)
  • b. 腎尿細管におけるCa再吸収阻害 (SP.894)
  • c. 骨芽細胞の分化・増殖を抑制 (SP.894)
糖質コルチコイドの大量投与→軟骨↓骨成長↓(活性型ビタミンD3に拮抗・尿細管Ca再吸収↓→PTH↑、骨芽細胞の分化抑制、タンパク質の異化作用↑)→骨粗鬆症、骨壊死 or 骨端線閉鎖を促進(←?要調査)
b.の機序で尿に排泄されるカルシウムが増加  →  高カルシウム尿症 → 尿路結石

5. 抗炎症作用

  • 胸腺やリンパ組織を萎縮させる → 炎症反応や免疫反応を抑制
リンパ球数の減少、白血球の遊走抑制、抗体産生低下、ヒスタミン放出抑制(局所の毛細血管拡張抑制) (SP.894)
末梢好中球数は増加する(YN.F-78) → 白血球増多症

SPC.330

  • a) 核内受容体を介してlipocortinを発現させ、これがphospholipase A2を阻害する。これにより、アラキドン酸の産生が抑制され、炎症を促進するロイコトリエンの産生も抑制される。
  • b) 末梢血Tリンパ球、単球、好酸球、好塩基球:骨髄からの放出減少と再分配(?)のため末梢血中では減少する。
  • c) 末梢血好中球:炎症部位への集合が抑制され(血管外への遊走が抑制される(GOO.1600))、末梢血中では増加する。
  • d) Bリンパ球はヘルパーT細胞が抑制されるために抗体産生能が減少する。
  • e) リンパ球などの細胞表面の立体構造を換えて抗体や補体の結合を抑制する。
  • f) 毛細血管(毛細管)の収縮により、血管の透過性は低下する。

6. 循環器

  • カテコールアミン・アンジオテンシンIIによる血管収縮作用の許容作用 → 糖質コルチコイドなしではその作用を十分に及ぼし得ない
欠乏症では血管のカテコールアミン・アンジオテンシンIIに対する感受性低下

7. 中枢神経系

  • 認知機能や情動を修飾 (SP.895)

8. 成長発達

  • 胎児期の消化酵素・リン脂質(肺胞表面の張力に関与)の合成に関与 (SP.895)
  • 小児期で骨や熱強訴域に直接作用して身長の伸びを抑制する (SP.895)

作用機序

免疫抑制(GOO. 657,674,1600)

糖質コルチコイドはリポコルチンを産生→リポコルチンはホスホリパーゼA2の活性を修飾→アラキドン酸産生↓

分泌調節

  • 1. 概日リズム
  • 2. フィードバック制御
    • 糖質コルチコイドがACTHCRHを抑制
  • 3. ストレス反応

臨床関連


  • 合成ステロイドホルモン

副作用

副腎皮質ホルモン剤
Table 59–2 Relative Potencies and Equivalent Doses of Representative Corticosteroids
COMPOUND ANTIINFLAMMATORY POTENCY Na+-RETAINING POTENCY DURATION OF ACTION* EQUIVALENT DOSE, MG
cortisol 1 1 S 20
cortisone 0.8 0.8 S 25
fludrocortisone 10 125 I
prednisone 4 0.8 I 5
prednisolone 4 0.8 I 5
6α-methylprednisolone 5 0.5 I 4
triamcinolone 5 0 I 4
betamethasone 25 0 L 0.75
dexamethasone 25 0 L 0.75


-グルココルチコイド
-グルココルチコイド
-glucocorticoid


ムスカリン受容体」

  [★]

muscarinic receptor
ムスカリン性受容体ムスカリン性アセチルコリン受容体 muscarinic cholinergic receptors mAChR
アセチルコリン受容体ニコチン受容体ムスカリン受容体拮抗薬受容体
  • アセチルコリン受容体のサブタイプ
  • 7回膜貫通型のGタンパク質共役型受容体 →ニコチン受容体はイオンチャネル型
β-アドレナリン受容体などと類似の構造と機能を有する (SPC.66)
  • M1受容体は自律神経節の節後ニューロンでslow EPSPの発生に関与 (⇔NNfast EPSPの発生に関与) (SP.412)
  • M2受容体は心臓に抑制的
  • M3受容体は平滑筋収縮、分泌線分泌促進

ムスカリン受容体 (SP.412)

アセチルコリン受容体 作動薬 遮断薬 存在部位 作用
ムスカリン性受容体 M1 オキソトレモリン ピレンゼピン 自律神経節 節後細胞脱分極

slow EPSP発生)

ムスカリン アトロピン
M2 ムスカリン トリピトラミン 心臓 心拍数,伝導速度,心房収縮力低下
アトロピン
M3 ムスカリン ダリフェナシン 平滑筋 収縮
アトロピン 分泌腺 分泌促進

ムスカリン性受容体 (出典?)

ムスカリン性受容体 局在 反応 シグナル伝達系
M1 自律神経節 脱分極 Gq→PLC→IP3/DAG
中枢神経  
M2 心臓 洞房結節 脱分極の抑制、過分極 Gi→K+チャネル開
心房 収縮力↓ Gi→cAMP↓→電位依存性L型Caチャネル閉
房室結節 伝導速度↓  
心室 収縮力↓  
M3 平滑筋 収縮 Gq→PLC→IP3/DAG
血管内皮細胞 拡張 NO産生
外分泌腺 分泌促進 Gq→PLC→IP3/DAG

ムスカリン受容体作動薬・拮抗薬の臨床応用

種類 疾患への適応
ムスカリン作動薬 緑内障、手術後の腸管麻痺、尿閉
コリンエステラーゼ阻害薬 緑内障、手術後の腸管麻痺、尿閉重症筋無力症の診断・治療、アルツハイマー病
ムスカリン受容体拮抗薬 鎮痙薬(消化管、胆管、尿路など)、胃・十二指腸潰瘍、散瞳薬、パーキンソン病、麻酔前投与




網膜静脈閉塞症」

  [★]

retinal vein occlusion, obstruction of the retinal vein


分類

リスクファクター

参考1
  • 年齢、高血圧、糖尿病、喫煙、肥満、凝固亢進状態(factor V Leiden, activated protein C resistance)、緑内障、網膜細血管異常(retinal arteriolar abnormality)
出典不明
  • 動脈硬化

比較

SOP.134
  網膜静脈分枝閉塞症 網膜中心静脈閉塞症 網膜中心動脈閉塞症
BRVO CRVO CRAO
概念 網膜動静脈交差部で静脈が閉鎖 網膜中心静脈の閉塞 網膜中心動脈の閉塞
疫学 CRVOより遙かに頻度が高い 50歳以上の中高年で高血圧症のある人に好発 (1)血栓塞栓子、(2)乳頭内での粥状硬化、あるいは動脈炎による血管攣縮による動脈の閉塞、(3)緑内障や外力による高眼圧
病型   静脈うっ滞網膜症 venous stasis retinopathy:静脈拡張、出血など静脈閉塞のみを主症状とする。
出血性網膜症 hemorrhagic retinopathy:高度の血管床閉塞など動脈の循環障害を併発
 
症状 黄斑部を支配する静脈が閉塞すれば視力低下を痔核。 無痛性の片眼性の急激な視力低下 無痛性の高度視力障害
眼底 閉塞した静脈域で静脈の拡張し、透過性亢進による出血、浮腫、綿花白斑を生じる。数ヶ月の経過で出血は吸収され、静脈は白線化し、硬性白斑が残る。 視神経乳頭から放射状の火炎状出血、(重症例)暗赤色の出血斑。乳頭の充血、浮腫、網膜静脈の拡張蛇行、綿花様白斑、黄斑浮腫から嚢胞様黄斑浮腫 網膜は混濁、白濁。cherry-red spot
合併症 新生血管形成と硝子体出血。再発性硝子体出血と牽引性網膜剥離症(閉塞した静脈域の毛細血管の閉塞によりその領域周辺の網膜や視神経乳頭での血管新生をきたす)。 新生血管緑内障:予後不良。発症から3ヶ月が好発時期。前房隅角や虹彩に新生血管が生じ眼圧上昇をきたす。  
治療 光凝固術:黄斑浮腫、新生血管に対して。
硝子体手術:硝子体手術、牽引性網膜剥離
原疾患の治療
新生血管緑内障予防:汎光凝固術
眼球圧迫マッサージ
亜硝酸アミル
(高眼圧の場合)前房穿刺
予後     1時間以内に血行が改善しないと網膜機能の回復は期待できない。

参考

  • 1. [charged] Retinal vein occlusion: Epidemiology, clinical manifestations, and diagnosis - uptodate [1]


100Cases 48」

  [★]

44歳 女性
主訴頭痛
現病歴:前年より頭痛が続いていた。頭痛増強してきたたため、当院受診となった。
なお頭痛両側性であり、夜に向かって増悪し、視覚障害、または嘔気は伴わない。その他に食欲減退早朝覚醒を伴う睡眠障害がある。
嗜好歴:喫煙 15/day飲酒 15units/week (350mlの缶ビール 10本)
社会歴:パートタイムのoffice cleaner離婚している。2人の子供(10歳と12歳)の世話をしている。
家族歴:母が脳腫瘍死亡
既往歴皮疹過敏性腸症候群(当時はそれ以外になにも問題なかった)
服用薬:頭痛に対してパラセタモールイブプロフェン
身体所見 examination
全身:引きこもっているように見える(withdrawn)。
脈拍:74/分、整。血圧:118/76 mmHg
システミックレビュー:心血管系呼吸器系消化器系胸部および網内系正常神経学所見正常。眼底所見は正常
Q1. 診断は?
Q2. 鑑別診断は?
Q3. 管理方法は?
■鑑別診断
頭痛 問診:(典型例では)眼症状に続く片側性拍動性頭痛で、悪心嘔吐もあり、数時間持続。家族歴
群発頭痛 問診眼窩激烈な痛み(行動不能になる程度)。
占拠病変による頭痛
その他 
 副鼻腔炎 問診頭重感鼻汁の有無、発熱診察上顎洞前頭洞圧痛触診、扁桃腺視診頚部リンパ触診
 歯牙障害 歯科コンサルト
 頚椎症 加齢による退行性変性を考慮しつつ、頚部の可動制限、疼痛、凝り感を問診単純X線、MRI診断
 緑内障 問診視野検査視力眼圧視野、視神経乳頭形態、隅角検査
 外傷頭痛 外傷既往歴頭皮視診
unit
1 unit = 10 ml of ethanol
□350ml アルコール5%
350x0.05/10=1.75 unit
glossary
withdrawn
 v.
  withdrawのpp.
 adj.
  1.(人が)引きこもった、内にこもった、世間と交わらない
  She looks withdrawn.
  2.人里離れた、遠くにある
  3.(商品などが市場から)回収された
  4.(競争などから)撤退した
reticuloendothelial system
細網内皮系 = 網内系
dental disorder 歯牙障害
bereavement 
 n.
  死別
sneezing

網膜色素変性症」

  [★]

pigmentary degeneration of the retina
degeneratio pigmentosa retinae, retinitis pigmentosa
網膜色素変性色素性網膜症色素性網膜炎桿体錐体ジストロフィー色素上皮網膜変性夜盲症難病
[show details]

概念

  • 特定疾患治療研究事業の対象疾患である難病である。

遺伝形式

症状

症状は通常両眼性である。進行は緩徐に進行する。
  • 夜盲
  • 視野狭窄:輪状暗点(初期)、求心性視野狭窄(末期)
  • 視力低下:周辺視力低下、最終的には失明、。

検査

  • 眼底検査:網膜動脈狭細化、蝋状の視神経乳頭萎縮、骨小体様色素沈着(必ずしも見られない)
  • 傾向眼底検査
  • 暗順応検査
  • 網膜電図:(初期から見られる)振幅低下・消失
  • 視野検査:(初期)輪状暗点求心性視野狭窄

認定基準

参考1
  • 1 自覚症状
  • 1) 夜盲
  • 2) 視野狭窄
  • 3) 視力低下
  • 2 臨床検査所見
  • 1) 眼底所見
  • 網膜血管狭小
  • 粗糙胡麻塩状網膜(ごま塩眼底??)
  • 骨小体様色素沈着
  • 白点状
  • 2) 網膜電図の振幅低下又は消失
  • 3) 蛍光眼底造影所見で網膜色素上皮萎縮による過蛍光

合併症

網膜色素変性を伴う疾患


網膜色素変性の類変疾患(網脈絡膜変性疾患)

網脈絡膜ジストロフィー

参考

  • 1. 網膜色素変性症 - 難病情報センター
[display]http://www.nanbyou.or.jp/entry/337
  • 2. 難聴+網膜色素変性
[display]http://homepage1.nifty.com/jibiaka50/nantyoumoumaku.htm
  • 3. [charged] Retinitis pigmentosa: Clinical presentation and diagnosis - uptodate [2]

国試


開放隅角緑内障」

  [★]

open-angle glaucoma
広隅角緑内障
緑内障色素性緑内障単純緑内障原発開放隅角緑内障レーザートラベクロプラスティ



狭隅角緑内障」

  [★]

narrow-angle glaucoma
閉塞隅角緑内障


若年性緑内障」

  [★]

juvenile glaucoma
若年緑内障


実験的緑内障」

  [★]

experimental glaucoma




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