精神遅滞

出典: meddic

mental retardation MR
精神発達遅滞精神薄弱 Schwachsinn、知的障害
精神発達




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/07/17 06:01:33」(JST)

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和文文献

  • PQBP1遺伝子異常による発達障害の分子医学 (第1土曜特集 精神発達遅滞・自閉症の分子医学) -- (既知の遺伝子異常による発達障害・精神遅滞の分子医学)
  • 塩飽 裕紀,岡澤 均
  • 医学のあゆみ 239(6), 653-659, 2011-11-05
  • NAID 40019044297
  • ATR-X(X連鎖αサラセミア・精神遅滞)症候群の分子遺伝学--エピジェネティクスの破綻により発症するクロマチン病 (第1土曜特集 精神発達遅滞・自閉症の分子医学) -- (既知の遺伝子異常による発達障害・精神遅滞の分子医学)

関連リンク

精神遅滞(せいしんちたい、英:mental retardation)とほぼ同義語であるが、一般的には 、医学用語上は「精神遅滞」を用い、学校教育法上の用語として「知的障害」を用いる形 で使い分けを行う。日本では、1950年代から学校教育法では、精神薄弱という語が使 ...
精神遅滞とはどんな病気か. 精神遅滞は、知的機能が全般的に平均よりも低く、環境に 適応することが困難な状態を示す言葉です。日常生活において何らかの援助や介助が 必要となります。 原因は何か. 多くは原因不明です。原因として想定されているものは ...

関連画像

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★リンクテーブル★
国試過去問104D057」「107I004」「084B061
リンク元認知症」「トリソミー」「結節性硬化症」「脆弱X症候群」「retardation
拡張検索精神遅滞・てんかん・内分泌障害症候群
関連記事遅滞」「精神

104D057」

  [★]

  • 7歳の男児。意思の疎通がとれないことを心配した両親に伴われて来院した。乳児期からあやされても喜ばず、3歳まで有意語がなかった。現在、日常会話はかろうじて可能だが、相手の言葉に対するオウム返しが多い。興味の対象が限られ、それに執着する傾向があり、決まった遊びをいつまでも繰り返す。いつもと違う状況になると不安になり大騒ぎする。IQは49。運動発達は良好である。
  • この患児で考えられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 104D056]←[国試_104]→[104D058

107I004」

  [★]

  • 自閉症について誤っているのはどれか。
  • a 精神遅滞を伴う。
  • b 感覚過敏を伴う。
  • c 3歳までにほぼ症状が出そろう。
  • d 言葉の出現と共に意思伝達の障害は改善する。
  • e 日常の習慣が変更されることに強い抵抗を示す。


[正答]


※国試ナビ4※ 107I003]←[国試_107]→[107I005

084B061」

  [★]

認知症」

  [★]

dementia
痴呆痴呆症器質痴呆 organic dementia
amyotrophic lateral sclerosisハチンスキー虚血スコア

定義

  • いったん正常に発達した知的機能が持続的に低下し、複数の認知障害があるために社会生活に支障をきたすようになった状態。(参考1)
  • 1. 知的機能が脳の器質性障害によって低下
  • 2. 認知機能が選択的に障害された状態(PSY.312)
  • 3. 記憶と判断力の障害を基本とする症候群(PSY.312)

認知症の概念

認知症と区別すべき病態

  • 意識障害
  • 加齢による認知機能の低下:日常生活にほぼ支障なし
  • うつ状態による仮性認知症
  • 精神遅滞

など

認知症の分類

  • 変性認知症
  • ピック病:行動の障害、人格変化。Pick球やPick細胞が存在

原因疾患

  • 一次性
  • 二次性

認知症症状

1. 中核症状

  • 認知機能障害:思考・推理・判断・適応・問題解決
  • 記憶障害:初期には記銘力、短期記憶から障害される。早期:エピソード記憶 → 重症:意味記憶
  • 判断力低下
  • 見当識障害
  • 言語障害(失語)
  • 失行
  • 失認

2. 周辺症状

  • 不安
  • 抑うつ
  • 徘徊
  • 不眠
  • 妄想

認知症と老化現象との違い

  • 老化現象
  • 体験の一部を忘れる ← ヒントを与えられると思い出せる
  • 名前や日付などをとっさに思い出せる
  • 日常生活に支障はない
  • 物忘れに対して自覚がある
  • 認知症
  • 体験した全てを忘れる。最近の記憶がない ← ヒントを与えられてても思い出せない
  • 時間や自分のいる場所が分からない
  • 日常生活を営むことが困難
  • 物忘れに対して自覚がない

検査

診断

  アルツハイマー病 脳血管性認知症 ピック病
認知症 全般的認知症 まだら認知症 アルツハイマー病に類似。
早期には人格、注意力が障害され、
次第に記憶力も障害される。
人格 晩期に人格障害 保たれる 早期に人格障害
病識 なし(初期にはあり) あり なし
経過 進行性 動揺性、階段状に進行性 進行性
基礎疾患 特になし 高血圧、糖尿病、心疾患 特になし
画像検査 対称性の脳溝開大 脳実質内に脳梗塞巣 側頭葉と前頭葉の萎縮
機能画像検査 側頭葉、頭頂葉での代謝低下 前頭葉を中心とした多発性の脳代謝低下 前頭葉、側頭葉での代謝低下

認知症高齢者を対象とした事業・施設

相談体制 保健所 地域保健法が定める事業内容「母性及び乳幼児並びに老人の保健に関する事項」による老人精神衛生相談事業
高齢者総合相談センター 厚労省が都道府県レベルに設置している高齢者に関する相談窓口
在宅介護支援センター 老人福祉法により市町村が実施の主体となっている施設であり、在宅の要介護高齢者やその介護者の要望に対応した適切なサービスが円滑に提供されるように市町村や関連機関との連絡・調節などを行っている。
認知症疾患医療センター  
在宅対策 介護 訪問介護 ホームヘルプサービス
通所介護 デイサービス
短期入所生活介護 ショートステイ
認知症老人向け毎日通所型デイサービスセンター  
認知症対応型老人共同生活介護 グループホーム
老人認知症疾患デイ・ケア施設  
福祉 訪問指導
施設対策 介護 介護療養型医療施設
介護老人保健施設
介護老人福祉施設
医療 老人性認知症疾患治療病棟
福祉 養護老人ホーム
特別養護老人ホーム

国試





トリソミー」

  [★]

trisomy
三染色体三染色体性


  • first aid step1 2006 p.110
  • 染色体が3本ある

トリソミー

  trisomy 21 trisomy 18 trisomy 13
Down syndrome Edwards' syndrome Patau's syndrome
1:700 1:8000 1:6000
頭部 精神遅滞
小頭症    
後頭部隆起    
  小眼球症    
顔面 全前脳胞症    
内眼角贅皮、扁平顔貌    
低位耳介    
口唇口蓋裂    
小顎症    
頚部 短い首    
頚の皮が多い    
猿線    
重畳手指    
多指症    
心奇形
消化器 消化管狭窄    
臍ヘルニア  
泌尿器 腎形成不全    
腎不全    
股関節 股関節外転の制限    
揺り椅子状の足底  
第1趾と第2趾の離解    
低筋緊張    

覚え方

臨床関連



結節性硬化症」

  [★]

tuberous sclerosis, TSC
ブルヌヴィーユ病 Bourneville's disease Bourneville disease、ブルヌヴィーユ母斑症(NDE)、ブルヌヴィーユ・プリングル病 ブルヌヴィーユ-プリングル病 Bourneville-Pringle disease、ブルヌヴィーユ・プリングル母斑症(NDE)、結節性脳硬化症 tuberous brain sclerosis
神経皮膚症候群網膜神経膠性過誤腫

概念

疫学

  • 孤発例:60-70 (NDE.345)
  • 頻度:1人/1万-15万人 (参考3)

病因

  • 特発性
  • 遺伝性:TSC1(9q34)、TSC2(16p13.3)

遺伝形式

病理

症候

  • 神経:
  • 皮膚:
  • 幼児期の葉状白斑(70%以上の例で新生児期に出現(参考3))
  • 幼児期以降に多発する鼻周囲の丘疹(血管線維腫)
  • 隆起革様皮膚
  • 爪囲線維腫(Koenen腫瘍) (NDE.345)


検査

頭部CT

  • 側脳室壁や基底核での結節状石灰沈着、脳室拡大 (NDE.345)

頭部MRI

  • 結節状腫瘤 (NDE.345)
  • T2強調画像:大脳皮質下の斑状高信号領域

治療

  • 皮膚
  • てんかん(痙攣発作)
  • 進行性知能低下:治療法無し

参考

  • 1. 皮膚症状 写真
[display]http://www.nagata-microtia.jp/images/100628214139.jpg
  • 2. [charged] Tuberous sclerosis complex - uptodate [1]
  • 3.
http://i-erika.com/room/bohansyo_1.html


血管線維腫



脆弱X症候群」

  [★]

fragile X syndrome FRAXA
脆弱X染色体症候群
MSH 2遺伝子 MSH


概念

  • 定義:FMR-1遺伝子がコードしているFMR-1タンパクの低下、欠損によるX連鎖遺伝性精神遅滞(PED.219)

病因

  • FMR-1遺伝子の5'末端UTR上のCGGリピートが増加することによる
Xq27.3にマップされる
CGGリピート
正常:29
前突然変異:52-200
完全突然変異:230-4000
  • プロモーター領域のCpGがメチル化を受けるために、FMR-1の発現が抑制されることによる

疫学

  • 原因の判明している精神遅滞の中ではダウン症候群に次いで多い
  • 欧米では一般男性1/4,000人,女性1/10,000人。(♂1,500人対1人、♀2,500人対1人(PED.219)
  • 脆弱X突然変異を有する人の中で男性の20%が無症状、女性の30%に軽度の知的障害が認められる。

遺伝形式

  • 表現促進現象

病変形成&病理

症状

  • 精神遅滞,細長い顔,突出した下顎,大耳介,小児期の自閉・多動,思春期以降の巨大睾丸(80%)
  • 精神遅滞の2大原因は脆弱X症候群とダウン症候群

診断

検査

治療

予後

予防

retardation」

  [★]

  • n.
  • 遅延、遅滞
(adj.)retard
decelerationdelay、[[]]

WordNet   license wordnet

「the extent to which something is delayed or held back」

WordNet   license wordnet

「lack of normal development of intellectual capacities」
mental retardation, backwardness, slowness, subnormality

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「〈U〉遅延,遅滞 / 〈C〉遅らせるもの;妨害物 / 〈U〉〈C〉知能(学業など)の遅れ」


精神遅滞・てんかん・内分泌障害症候群」

  [★]

mental retardation-epilepsy-endocrine disorders syndrome
ベーイエソン・フォルスマン・レーマン症候群


遅滞」

  [★]

retardation
減速遅延

精神」

  [★]

spirit, mind





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