前庭神経

出典: meddic

vestibular nerve
nervus vestibularis, pars vestibularis
平衡神経
内耳神経

  • 内耳神経の分枝


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/05/09 05:27:55」(JST)

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和文文献

  • 前庭神経炎急性期におけるSPECTを用いた脳血流の解析
  • 近澤 仁志,谷口 洋,山崎 ももこ,八代 利伸,石井 正則
  • Equilibrium research 71(2), 71-77, 2012-04-01
  • NAID 10030614607
  • 内耳窓破裂症による眩暈と難聴
  • 永井 知幸
  • 医療 : 国立医療学会誌 66(3), 99-102, 2012-03
  • NAID 40019257240
  • 正円窓小窩, 内耳道への進展を認めた迷路内神経鞘腫の1例
  • 野口 佳裕,高橋 正時,籾山 直子,杉本 太郎,喜多村 健
  • 日本耳鼻咽喉科学会会報 115(7), 687-692, 2012
  • … 迷路内神経鞘腫 (intralabyrinthine schwannoma: ILS) は, 蝸牛神経, 前庭神経の末梢端から発生する内耳起源のまれな良性腫瘍である. …
  • NAID 130002144559

関連リンク

難聴、めまい、顔面神経疾患へ 【めまい 前庭神経炎】 めまいの項であるようにバランス(目眩)の中枢と聴力(難聴)の中枢は近くで一緒 に目眩と難聴が起こることがありますが。たまに目眩のみしかも良性発作性頭位目眩 ...
... にはいると分岐して、半規管からの線維は上行枝、卵形嚢からの線維は下行枝となる。前庭神経線維の中には下小脳脚の最内側部(傍索状体)を通って直接に小脳「片葉、小節、虫部垂の最尾側部に達するものがあるが ...

関連画像

前庭神経炎」の病態440伝音難聴「音を伝えるところ 前へ 次へ前庭神経炎300px-Inferior_Pons-ja.svg.png


★リンクテーブル★
国試過去問102C027
リンク元脳神経」「内耳道」「前庭神経炎」「スカルパ神経節
拡張検索薬物性前庭神経障害」「外傷性前庭神経障害」「前庭神経下核」「前庭神経核」「前庭神経障害
関連記事神経」「前庭

102C027」

  [★]

  • 次の文を読み、26、27の問いに答えよ。
  • 60歳の女性。めまいを主訴に来院した。
  • 現病歴:娘の結婚式の準備で過労が続いていた。昨日、朝起きようとしたら天井がぐるぐる回るため、寝床でじっとしていた。めまいは約30秒で軽快した。昨日は一日、部屋を暗くして寝ていた。本日、めまいの回数が減ったので、起きて洗濯物を干そうとしたところ周囲がぐるぐると回るめまいが出現したため心配になり受診した。頭痛はない。
  • 既往歴:虫垂切除術
  • 家族歴:父親が脳梗塞、母親が糖尿病。
  • 現症:意識は清明。身長155cm、体重50kg。体温36.8℃。脈拍80/分、整。血圧112/68mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。運動麻痺、感覚異常および運動失調を認めない。
  • 病変の部位はどこか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102C026]←[国試_102]→[102C028

脳神経」

  [★]

cranial nerve, cranial nerves
nervi craniales
脊髄神経

脳幹における脳神経核の所在

脳幹障害時には同側の脳神経麻痺(下位運動ニューロン障害)と、対側の体幹運動神経麻痺(上位運動ニューロン障害)
  脳神経 同側の脳神経症状 代表的症候群
中脳 III IV     内転筋の麻痺、眼球の外方変異 Weber症候群MLF症候群Benedikt症候群
V VI VII VIII 顔面の麻痺 Millard-Gubler症候群
延髄 IX X XI XII 嚥下障害、構音障害 Wallenberg症候群

脳神経核の支配

  • 対側大脳皮質の片側性支配:CN VII(下部顔面筋), CN VII(舌の筋) → 中枢性障害(上位ニューロンの障害)で支配筋の障害が生じる
  • 両側性支配:上記以外の運動性神経 → 中枢性障害(上位ニューロンの障害)でも支配筋の障害は生じない

脳神経一覧

CN# 一般感覚性 臓性感覚性 特殊感覚性 体性運動性 臓性運動性 鰓弓運動性 神経細胞(中枢神経外) 神経細胞(中脳) 神経細胞(橋) 神経細胞(延髄) 神経細胞(脊髄) ○-< 節後ニューロン 頭蓋からの出口 分布と機能
CN I 嗅神経           嗅上皮           篩骨篩板の穴 左右の鼻腔の天井、鼻中隔の上部、上鼻甲介の粘膜からの嗅覚
CN II 視神経           網膜           視神経板  
CN III 動眼神経                     上眼窩裂 支配筋:上直筋、下直筋、内側直筋、下斜筋
                  毛様体神経節 上眼窩裂 副交感神経:瞳孔収縮筋、毛様体筋
CN IV 滑車神経                     上眼窩裂 支配筋:上斜筋
CN V   三叉神経                            
V1 眼神経           三叉神経節           上眼窩裂 角膜、前頭部、頭皮、眼瞼、鼻の皮膚、鼻腔と副鼻腔の粘膜からの感覚
V2 上顎神経           三叉神経節           正円孔 上唇を含む上顎部の顔の皮膚、上顎の歯、鼻粘膜、上顎洞、口蓋の感覚
V3 下顎神経           三叉神経節           卵円孔 下唇を含む下顎と顔の外側部の皮膚、下顎の歯、顎関節、口の粘膜、舌の2/3の感覚
                    支配筋:咀嚼筋、顎舌骨筋、顎二腹筋の前腹、口蓋帆張筋、膨膜張筋
CN VI 外転神経                       上眼窩裂 支配筋:外側直筋
CN VII 顔面神経           膝神経節           内耳道、顔神経管、茎乳突孔 外耳道の皮膚の感覚
          膝神経節           舌の2/3,口腔底、口蓋の味覚
                  翼口神経節、顎下神経節 副交感神経:顎下腺、舌下腺、涙腺、鼻と口蓋の腺
                    支配筋:顔の表情筋、中耳のアブミ骨、茎突舌骨筋、顎二腹筋の後腹
CN VIII 内耳神経                            
前庭神経           前庭神経節           内耳道 半規管、球形嚢、卵形嚢からの前庭感覚
蝸牛神経           ラセン神経節           ラセン器からの聴覚
CN IX 舌咽神経           脳神経IXの下神経節           頚静脈孔 外耳からの皮膚感覚
          脳神経IXの上神経節           耳下腺、頸動脈小体、頸動脈洞、咽頭、中耳からの臓性感覚
          脳神経IXの下神経節           舌の後ろ1/3からの味覚
                  耳神経節 副交感神経:耳下腺
                    支配筋:茎突咽頭筋(嚥下を助ける)
CN X 迷走神経           脳神経Xの上神経節           頚静脈孔 耳介、外耳道、後頭蓋窩からの感覚
          脳神経Xの上神経節           舌底、咽頭、喉頭、器官、気管支、心臓、食道、胃、腸の臓性感覚
          脳神経Xの下神経節           喉頭蓋と口蓋の味覚
                  内臓近傍のニューロン 副交感神経:平滑筋(気管、気管支、消化管)、心筋(心臓)
                    支配筋:咽頭収縮筋、口蓋帆張筋を除く口蓋の筋、食道上2/3の横紋筋
CN XI 副神経                            
延髄根                     頚静脈孔 支配筋:軟口蓋、咽頭の横紋筋、喉頭(いずれも脳神経Xに加わる神経を経由)
脊髄根                     支配筋:胸鎖乳突筋と僧帽筋
CN XII 舌下神経                     舌下神経管 支配筋:舌筋(口蓋舌筋を除く)





内耳道」

  [★]

internal acoustic meatus (KA), internal auditory meatus, internal auditory canal
meatus acusticus internus
内耳神経内耳孔
  • 図:N.118
  • 内耳孔からほぼ外側(わずかに前方)に向かい蝸牛器官、前庭器官に至る

通過する構造物

  • 前庭神経
  • 上部前庭神経:前膨大部(回転, 矢状断平面*)、外側膨大部(回転, 冠状断平面*)、卵形嚢(水平加速度)
  • 下部前庭神経:後膨大部(回転, 水平断平面*)、球形嚢(垂直加速度)
*錐体は頭蓋に対してある角度をもって位置しているため、厳密な意味で水平断平面、矢状断平面、冠状断平面ではない。


前庭神経炎」

  [★]

vestibular neuritis
前庭ニューロン炎, vestibular neuronitis
前庭神経、前庭症状
SOTO. 214

定義

  • 一側の前庭機能が突然障害されるが、蝸牛障害は見られないもの

病因

  • 不明であるが、ウイルス感染が考えられている。

症状

  • 突然出現する激しい眩暈。
  • 眩暈発作の急性期には水平回旋混合性眼振が出現。
  • 耳鳴、難聴などの蝸牛症状は随伴しない。

治療

  • 安静
  • 薬物療法:抗ヒスタミン薬、抗不安薬、副腎皮質ホルモン

予後

  • 眩暈発作が反復することはない。

参考

  • 1. [charged] 前庭神経炎 - uptodate [1]

国試


スカルパ神経節」

  [★]

Scarpa's ganglion
前庭神経Scarpa神経節


薬物性前庭神経障害」

  [★]

pharmacogenic vestibular nerve disorder??、medication-induced vestibular nerve disorder??, drug-induced vestibular nerve disorder??
前庭神経障害


外傷性前庭神経障害」

  [★]

traumatic vestibular nerve injury
前庭神経外傷 vestibular nerve injury
前庭神経障害


前庭神経下核」

  [★]

inferior vestibular nucleus
nucleus vestibularis inferior
前庭神経



前庭神経核」

  [★]

vestibular nuclei
nuclei vestibulares
前庭神経




前庭神経障害」

  [★]

vestibular nerve disorder


神経」

  [★]

nerve
nervus
ニューロン


解剖で分類

情報で分類

機能で分類



前庭」

  [★]

vestibule
vestibulum





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