上顎洞

出典: meddic

maxillary sinus (Z)
sinus maxillaris
副鼻腔呼吸器の上皮の移行



概念

カテゴリ

副鼻腔>:副鼻腔

臨床関連

副鼻腔単純X腺

  • 一側性の上顎洞陰影
  • 上顎癌、上顎洞真菌症、歯性上顎洞炎
  • 両側性の上顎洞陰影
  • 上顎洞副鼻腔炎



Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


UpToDate Contents

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和文文献

  • 症例 頬部皮下結節を契機に診断に至った術後性上顎嚢胞
  • 岸本 和裕,吉田 剛,山内 彰人 [他]
  • 皮膚科の臨床 53(10), 1451-1454, 2011-10
  • NAID 40019022257
  • 集学的治療を行った上顎洞癌の一例
  • 田村 英俊,大金 覚,黒川 貴史,河内 康之,小野田 紀生,小倉 基,柴原 孝彦,西久保 周一,外木 守雄,山根 源之
  • 齒科學報 111(4), 375-383, 2011-08-30
  • NAID 10029806642
  • 内視鏡下副鼻腔手術により摘出した上顎洞含歯性嚢胞例
  • 加瀬 香,小野 倫嗣,楠 威志,池田 勝久
  • 耳鼻咽喉科臨床 104(8), 565-568, 2011-08-01
  • We report a case of maxillary dentigerous cyst associated with a supernumerary tooth. A 10-year-old boy was seen for left cheek swelling. Computed tomography (CT) and magnetic resonance imaging (MRI) …
  • NAID 10029260351

関連リンク

上顎洞炎(蓄膿)の症状、治療法、治療費・費用など ... 鼻粘膜の炎症が原因の上顎洞炎(蓄膿)の場合には、投薬によって治療を行うこともありますが、歯性上顎洞炎の場合は、ほとんどの場合治療法は原因となった奥歯の抜歯と ...
インプラント、矯正歯科、歯周病から一般歯科治療まで、それぞれの専門医により、安全で安心していただける治療を常に心がけております。 ... 上顎洞炎って何? 副鼻腔 鼻の周りには、鼻腔と連絡しているたくさんの空洞が ...
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★リンクテーブル★
先読み呼吸器の上皮の移行
リンク元100Cases 48」「上顎洞癌」「副鼻腔」「慢性副鼻腔炎」「下鼻甲介
拡張検索上顎洞内粘液貯留嚢胞」「鼻内上顎洞開窓術」「上顎洞裂孔」「上顎洞血瘤腫
関連記事」「上顎

呼吸器の上皮の移行」

  [★]

気管支の分岐
区分 部位   構造を支持する組織 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 呼吸上皮 嗅上皮   表皮 基底細胞 杯細胞 線毛細胞 刷子細胞 漿液細胞 DNES細胞 嗅細胞 支持細胞 クララ細胞 線毛立方細胞 I型肺胞上皮細胞 Ⅱ型肺胞上皮細胞   組織   そのほかの特徴
肺外気道 鼻前庭   硝子軟骨                                         - 脂腺と汗腺   鼻毛
鼻腔:呼吸部   硝子軟骨と骨                               鼻甲介と鼻中隔前部に動脈叢と静脈洞。リンパ小節、肥満細胞、形質細胞 粘漿混合腺    
鼻腔:嗅部   骨(篩骨)                                        ボウマン腺(漿液性)    
肺外気道 咽頭鼻部   骨格筋                               リンパ成分 粘漿混合腺   咽頭扁桃、耳管
咽頭口部   骨格筋         ○← ←○                     リンパ成分 粘漿混合腺   口蓋扁桃
咽頭喉頭部   硝子軟骨
弾性軟骨(喉頭蓋軟骨、楔状軟骨)
       
(喉頭蓋の上面,声帯ヒダ)
                    リンパ成分 粘液腺と粘漿混合腺   咽頭扁桃、咽頭蓋、声帯ヒダ、前庭ヒダ
器官と主気管支   硝子軟骨と密性結合組織                                 粘液腺と粘漿混合腺   外膜にC字型の器官軟骨と器官筋(平滑筋)
肺内気道 二次気管支   硝子軟骨と平滑筋                                 粘漿混合腺   硝子軟骨の板とラセン状の2層の平滑筋層
細気管支 bronchiole 平滑筋                                     なし   直径1mm以下。商用に空気を送る。ラセン状の2本の平滑筋束
終末細気管支 terminal bronchiole 平滑筋                                         なし   直径0.5mm以下。呼吸部に空気を送る。平滑筋少々。
呼吸部 呼吸細気管支 respiratory bronchiole 平滑筋と膠原繊維                                   なし   壁に肺胞あり。肺胞の入り口には平滑筋の括約筋あり。
肺胞管 alveolus duct 細網繊維(III型コラーゲン)と肺胞の平滑筋性括約筋                                         なし   それ自体の壁はなく肺胞が並ぶ
肺胞嚢 alveolar sac III型コラーゲンと弾性繊維                                         なし   肺胞の集合
肺胞 alveolus III型コラーゲンと弾性繊維                                         なし   直径200um。肺胞大食細胞あり

100Cases 48」

  [★]

44歳 女性
主訴頭痛
現病歴:前年より頭痛が続いていた。頭痛増強してきたたため、当院受診となった。
なお頭痛両側性であり、夜に向かって増悪し、視覚障害、または嘔気は伴わない。その他に食欲減退早朝覚醒を伴う睡眠障害がある。
嗜好歴:喫煙 15/day飲酒 15units/week (350mlの缶ビール 10本)
社会歴:パートタイムのoffice cleaner離婚している。2人の子供(10歳と12歳)の世話をしている。
家族歴:母が脳腫瘍死亡
既往歴皮疹過敏性腸症候群(当時はそれ以外になにも問題なかった)
服用薬:頭痛に対してパラセタモールイブプロフェン
身体所見 examination
全身:引きこもっているように見える(withdrawn)。
脈拍:74/分、整。血圧:118/76 mmHg
システミックレビュー:心血管系呼吸器系消化器系胸部および網内系正常神経学所見正常。眼底所見は正常
Q1. 診断は?
Q2. 鑑別診断は?
Q3. 管理方法は?
■鑑別診断
頭痛 問診:(典型例では)眼症状に続く片側性拍動性頭痛で、悪心嘔吐もあり、数時間持続。家族歴
群発頭痛 問診眼窩激烈な痛み(行動不能になる程度)。
占拠病変による頭痛
その他 
 副鼻腔炎 問診頭重感鼻汁の有無、発熱診察上顎洞前頭洞圧痛触診、扁桃腺視診頚部リンパ触診
 歯牙障害 歯科コンサルト
 頚椎症 加齢による退行性変性を考慮しつつ、頚部の可動制限、疼痛、凝り感を問診単純X線、MRI診断
 緑内障 問診視野検査視力眼圧視野、視神経乳頭形態、隅角検査
 外傷頭痛 外傷既往歴頭皮視診
unit
1 unit = 10 ml of ethanol
□350ml アルコール5%
350x0.05/10=1.75 unit
glossary
withdrawn
 v.
  withdrawのpp.
 adj.
  1.(人が)引きこもった、内にこもった、世間と交わらない
  She looks withdrawn.
  2.人里離れた、遠くにある
  3.(商品などが市場から)回収された
  4.(競争などから)撤退した
reticuloendothelial system
細網内皮系 = 網内系
dental disorder 歯牙障害
bereavement 
 n.
  死別
sneezing


上顎洞癌」

  [★]

maxillary sinus cancer, carcinoma of the maxillary sinus, carcinoma of maxillary sinus, cancer of maxillary antrum, maxillary carcinoma of antral origin
上顎洞副鼻腔癌頭頚部癌


病期分類

頭頸部癌取扱い規約 第4版 2005年10月

病理

治療

手術療法

  • 上顎部分切除術
  • 上顎全摘術
  • 上顎拡大全摘術
  • 頭蓋底郭清術

予後

  • エーングレン線(Öhngren線)が予後を決定する指標となる。この平面より上に腫瘍が伸展する場合予後不良であり、この平面より下に進展する場合は予後良好である。つまり、上顎癌の進展により症状が出やすいか出にくいかにより予後が決定される。従って、下方進展、前方進展、内方進展では症状が現れやすく予後良好と判断される。
  • 頭蓋内合併症は多くは末期症例に診られる。篩骨蜂巣から篩板あるいは前頭蓋底を破壊して脳硬膜に浸潤してびまん性髄膜炎を併発したりするため、予後不良となる。

参考

  • 1. 病期断診 - がん診療ガイドライン│頭頸部がん│診療ガイドライン
[display]http://jsco-cpg.jp/guideline/15.html%23II
  • 2. 頭頸部がんの超選択的動注化学・放射線併用療法:がんサポート情報センター
[display]http://www.gsic.jp/cancer/cc_17/rcr
参考にならんかも
浅側頭動脈よりの超選択的動注化学療法と放射線療法の連日同時併用療法
[display]http://www.jstage.jst.go.jp/article/jjhnc/31/3/31_413/_article/-char/ja
浅側頭動脈よりの超選択的動注法(HFT法)を用いた連日同時放射線化学療法―進行口腔癌の原発温存に対する検討―
[display]http://www.jstage.jst.go.jp/article/jjhnc/33/3/33_226/_article/-char/ja



副鼻腔」

  [★]

paranasal sinus
sinus paranasalis, sinus paranasales
[[]]

副鼻腔

090108II
  内側 外側 前方 後方 交通路 交通先
前頭洞
 
頭蓋 眼窩         前頭鼻管 中鼻道
上顎洞
 
眼窩壁 歯槽突起 鼻腔 頬骨弓   翼口蓋窩   中鼻道
篩骨洞
 
前頭洞     眼窩壁       中鼻道(前篩骨洞)/
上鼻道(後篩骨洞)
蝶形骨洞
 
頭蓋壁     視神経管(上)/
後篩骨洞(下)
  頭蓋壁   上鼻道


臨床関連


慢性副鼻腔炎」

  [★]

chronic sinusitis
副鼻腔炎アスピリン喘息

概念

  • 副鼻腔(上顎洞、篩骨洞、蝶形骨洞、前頭洞)の慢性炎症。

疫学

リスクファクター

成因

  • 1. 急性炎症の反復・遷延
  • ブドウ球菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ・カタラーリス、緑膿菌、そのたグラム陰性菌、嫌気性菌
  • 2. 遺伝素因
  • 両親の慢性副鼻腔炎の既往と関連
  • 3. 解剖
  • 4. アレルギー素因

病態

  • 上顎洞篩骨洞を良く冒す。両側性が多い。
  • 遷延性の炎症により鼻茸を生じる。
  • 鼻腔の閉塞により嗅覚障害をきたしうる。

合併症

USMLE

  • Q book p.49 42


下鼻甲介」

  [★]

inferior nasal concha (N,Z), inferior nasal conchae (KL), inferior concha (M), inferior conchae (KH)
conchanasalis inferior
頭蓋骨上顎洞



上顎洞内粘液貯留嚢胞」

  [★]

貯留嚢胞

概要

  • 洞粘膜内腺や導管の拡張および上皮裏層のある嚢胞を形成する將液腺や粘液線の~ものと、上皮化の支持組織へ呼吸組織が嵌入することにより生じると考えられ慢性炎症性刺激も誘因となる。

臨床においては無症状に経過。

X線所見

  • 上顎洞底部のドーム状で内部均一で境界明瞭な病変として偶発的に発見される。

治療法

  • 無症状のため絶対的治療の対象となるわけではなく、放置しても問題はない。

大きいものは自覚症状や鼻のうっ血などの鼻症状を伴うようなものは摘出。

鼻内上顎洞開窓術」

  [★]

intra nasal antrostomy
経鼻的上顎洞切開術 antral fenestration


上顎洞裂孔」

  [★]

maxillary hiatus
hiatus maxillaris
上顎洞


上顎洞血瘤腫」

  [★]

blood boil of maxillary sinus


洞」

  [★]

sinusantrumantraantral
幽門洞洞性


上顎」

  [★]

upper jawmaxillary
上顎骨




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