腎性骨異栄養症
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Japanese Journal
- 病態および治療 2.低カルシウム血性疾患 3)腎性骨ジストロフィーと続発性副甲状腺機能亢進症
- 深川 雅史
- 日本内科学会雑誌 88(7), 1245-1250, 1999-07-10
- 腎不全患者では,低カルシウム血症が補正され,生理量の活性型ビタミンD製剤が投与されているにもかかわらず, PTH分泌が亢進し,副甲状腺過形成が生ずる.これは副甲状腺のビタミンDに対する抵抗性,カルシウムイオンに対する感受性の異常,リンの直接作用などによる考えられており,病態に基づいた治療法が開発されている.一方,腎不全では骨のPTHに対する抵抗性も存在するので, PTH分泌の抑制目標は正常人と異な …
- NAID 10005009121
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- 栄養・生化学辞典 - 骨ジストロフィーの用語解説 - 骨形成異常症,骨異栄養症ともいう.オールブライト(Albright) 遺伝性骨ジストロフィーと腎性骨ジストロフィーがある.腎性骨ジストロフィーは腎性くる病ともいう.
- 腎不全にともなってカルシウムの血中濃度を保つため骨からカルシウムが奪われてしまう骨障害の総称で、広義には繊維性骨炎、くる病、骨軟化症、骨粗鬆症、アルミニウム骨症、アミロイド骨感染症などを含みます。
★リンクテーブル★
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- 英
- renal osteodystrophy ROD
- 同
- 腎性骨異栄養症、腎性骨形成異常症、高窒素血症性骨形成異常症?
- 関
- 慢性腎不全
[show details]
概念
- 慢性腎臓病の進行に伴う腎機能の荒廃によりビタミンD活性化障害と二次副甲状腺機能亢進症が起った結果として生じる骨病変を総称していう。
病態
- ビタミンDは近位尿細管で1α水酸化酵素(1α-hydroxylase)により1α位に水酸化が行われるが、腎機能の荒廃に伴い活性化ビタミンDの産生量が減少する。*腎機能の荒廃に伴い、リン排泄能も低下するため、高リン血症となる
国試
参考
- http://www.jinzou.net/01/pro/sentan/vol_4/page_6.html
[★]
- 英
- renal、renally
- 関
- 腎、腎臓
[★]
- 英
- bone
- ラ
- os
- 関
- 骨格