グルタラール
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- ワシュライトS3w/v%液 3% (2009.6) -- ※ルリコン オンラインは皮膚真菌症の総合情報サイトです。 Copyright(C) 2007 POLA-Pharma, All Rights Reserved. ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 化学的滅菌・殺菌消毒剤
(医療用器具・機器・装置専用)
販売名
ワシュライト2W/V%液
組成
ワシュライトは、グルタラール2W/V%濃度液に添付の緩衝化剤(液体)を加えて使用する用時調製の組合わせ医薬品である。
製剤名:ワシュライト 2W/V%液
- 組成:グルタラール (グルタルアルデヒド) 2W/V%
製剤名:ワシュライト 2W/V%液
- 添加物:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ラウロマクロゴール、香料
製剤名:緩衝化剤(30mL中)
製剤名:緩衝化剤(30mL中)
効能または効果
調製法・使用目的
- 本品は用時調製の製剤で、使用目的に応じて次の用法により製する。
ワシュライト2W/V%実用液に調製する場合
調製法:2W/V%を用いる場合
- ワシュライト2W/V%液1Lに対し、緩衝化剤(液体)30mLを加えて混和し、微青緑色の液として製する。この液を用いる。
調製法:20W/V%を用いる場合
- ワシュライト20W/V%液100mLを注意してとり、精製水900mLに徐々に加えて2W/V%液1Lとし、この液に緩衝化剤(液体)30mLを加えて混和し、微青緑色の液として製する。この液を用いる。
用途
- 微生物若しくは有機物により高度に汚染された器具又は皮下組織、粘膜に直接適用される器具の化学的滅菌、及びHBウイルスの汚染が予想される器具の消毒に使用する。
対象器具
- レンズ装着の装置類、内視鏡類、麻酔装置類、人工呼吸装置類、人工透析装置類、メス・カテーテル等の外科手術用器具、産科・泌尿器科用器具、歯科用器具又はその補助的器具、注射筒、体温計及び加熱滅菌できないゴム・プラスチック器具、リネン等。
ワシュライト0.5W/V%実用液に調製する場合
調製法
- ワシュライト2W/V%実用液1Lに精製水3Lを加えて希釈して製する。この液を用いる。
用途
対象器具
使用方法
- 被消毒物を液に完全に浸漬して行う。細孔のある器具類は注意して液と十分に接触させること。
- 通常、次の時間浸漬する。
- 体液等の付着した器具:1時間以上
- 体液等の付着しない器具:30分以上
- 浸漬後、取り出した器具類は、付着物があれば除き、多量の滅菌水で十分に洗浄すること。なお、使用目的により水を使用することもできる。また、細孔のある器具類は、内孔を注意して洗うこと。
薬効薬理
ワシュライトによる各種細菌に対する殺菌効果1)
- ワシュライト2W/V%実用液は、クロルヘキシジン耐性のグラム陰性桿菌8株を含むグラム陰性菌、グラム陽性菌及び真菌を30秒以内に殺菌する。
ワシュライトによるウイルスの不活化効果2)
- ワシュライト2W/V%実用液は、インフルエンザウイルスA型、B型、単純ヘルペスウイルス1型、2型、ポリオウイルス1型、2型及びエンテロウイルス70型を10分間の処理により、測定限界値以下に力価を低下させる。
ワシュライトによるHBs抗原の不活化効果3)
- ワシュライト2W/V%実用液のHBs抗原陽性血清に対する不活化効果をR-PHA法により測定するとき、室温で3分以上の処理により、測定限界値以下に力価を低下させる。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- グルタルアルデヒド(Glutaraldehyde)
分子式
分子量
性状
- 無色〜淡黄色澄明の液で、そのガスは粘膜を刺激する。
水、エタノール又はアセトンと混和する。
★リンクテーブル★
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- 英
- glutaral
- 商
- クリンハイド、グルトハイドL、グルトハイドスコープ、グルトハイドプラス、サイデックスプラス、ステリコール、ステリスコープ、ステリゾール、ステリハイド、ハイドリット、ワシュライト
- 関
- 消毒薬、手術室の消毒
- 防疫用殺菌消毒剤
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商品