ゲンタマイシン、ベタメタゾン
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Japanese Journal
- ポール・リクールの解釈学的方法論における神学の可能性(二):構造論的アプローチと実存論的アプローチの接続の試みによる聖書解釈
- 希望を知ることによる自由 : ポール・リクールによる「根元悪」概念の掘下げ
- SUENAGA Eriko
- 宗教哲学研究 = Studies in the philosophy of religion -(29) (-), 97-84, 2012
- NAID 40019247161
Related Links
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ルリクールVG軟膏0.12%
組成
1g中の有効成分
- 日局 ベタメタゾン吉草酸エステル…1.2mg
ゲンタマイシン硫酸塩…1mg(力価)
添加物
禁忌
- ゲンタマイシン耐性菌又は非感性菌による皮膚感染のある場合[皮膚感染が増悪するおそれがある。]
- 真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)[これらの疾患が増悪するおそれがある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒の遅延及び感染のおそれがある。]
- 潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延するおそれがある。]
- ストレプトマイシン、カナマイシン、ゲンタマイシン、フラジオマイシン等のアミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種
適応症
- ・湿潤、びらん、結痂を伴うか、又は二次感染を併発している次の疾患:
- 湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、脂漏性皮膚炎を含む)、乾癬、掌蹠膿疱症
- ・外傷・熱傷及び手術創等の二次感染
- 通常1日1〜数回適量を塗布する。
- なお、症状により適宜増減する。
重大な副作用
- 眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障(ベタメタゾン吉草酸エステルによる):眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすことがあるので注意すること。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、緑内障、後嚢白内障等があらわれることがある。
薬効薬理
薬力学的試験
局所抗炎症作用
ブラジキニン誘発血管透過性亢進抑制作用
- Wistar系雄性ラット炎症モデル(1群10匹)におけるルリクールVG軟膏0.12%と標準製剤の背部血管透過性亢進部位の面積を比較検討した。
- 本剤及び標準製剤は、血管透過性亢進を有意に抑制し、両剤の抑制作用は統計的に差はなかった。
クロトン油誘発耳介浮腫抑制作用
- Wistar系雄性ラット浮腫モデル(1群10匹)におけるルリクールVG軟膏0.12%と標準製剤の腫脹率を比較検討した。
- 本剤及び標準製剤は、クロトン油による耳介浮腫を有意に抑制し、両剤の抑制作用は統計的に差はなかった。
CMC-Na誘発白血球遊出抑制作用
- Donryu系雄性ラット(1群8匹)においてCMCのうを作製してルリクールVG軟膏0.12%と標準製剤のCMCのう内での白血球数を比較検討した。
- 本剤及び標準製剤は、炎症部位への白血球遊出を抑制し、両剤の作用は同等であると考えられた。
- 上記試験結果から両剤は同等であると考えられた1)。
抗菌作用
- 雄性Slc:ddY(SPF)マウス緑膿菌感染モデル及び雄性Slc:ddY(SPF)マウス黄色ブドウ球菌感染モデルにおけるルリクールVG軟膏0.12%と標準製剤の細菌数を測定して感染予防効果及び治療効果を比較検討した結果、両細菌数を有意に減少し、両剤は生物学的に同等であると考えられた2)。
有効成分に関する理化学的知見
ベタメタゾン吉草酸エステル
- 構造式:
- 一般名:ベタメタゾン吉草酸エステル(Betamethasone Valerate)
- 別 名:吉草酸ベタメタゾン
- 化学名:9-Fluoro-11β,17,21-trihydroxy-16β-methylpregna-1,4-diene-3,20-dione 17-pentanoate
- 分子式:C27H37FO6
- 分子量:476.58
- 性 状:白色の結晶性の粉末で、においはない。クロロホルムに溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
- 融 点:約190℃(分解)
ゲンタマイシン硫酸塩
- 構造式:
- 一般名:ゲンタマイシン硫酸塩(Gentamicin Sulfate)
- 別 名:硫酸ゲンタマイシン
- 化学名:ゲンタマイシンC1硫酸塩:
- (6R)-2-Amino-2,3,4,6-tetradeoxy-6-methylamino-6-methyl-α-D-erythro-hexopyranosyl-(1→4)-[3-deoxy-4-C-methyl-3-methylamino-β-L-arabinopyranosyl-(1→6)]-2-deoxy-D-streptamine sulfate
- ゲンタマイシンC2硫酸塩:
- (6R)-2,6-Diamino-2,3,4,6-tetradeoxy-6-methyl-α-D-erythro-hexopyranosyl-(1→4)-[3-deoxy-4-C-methyl-3-methylamino-β-L-arabinopyranosyl-(1→6)]-2-deoxy-D-streptamine sulfate
- ゲンタマイシンC1a硫酸塩:
- 2,6-Diamino-2,3,4,6-tetradeoxy-α-D-erythro-hexopyranosyl-(1→4)-[3-deoxy-4-C-methyl-3-methylamino-β-L-arabinopyranosyl-(1→6)]-2-deoxy-D-streptamine sulfate
- 性 状:白色〜淡黄白色の粉末である。水に極めて溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- gentamicin, GM
- 化
- 硫酸ゲンタマイシン gentamicin sulfate ゲンタマイシン硫酸塩
- 商
- エルタシン、ルイネシン、ゲルナート、ゲンタシン。(点眼液)ゲンタロール、リフタマイシン。ルリクール、リンデロン、リダスロン、ベトノバール、デルモゾール、デキサン(ベタメタゾン、ゲンタマイシン)
- 関
- 抗菌薬
-
[★]
ベタメタゾン吉草酸エステル(ベタメタゾン)、ゲンタマイシン硫酸塩(ゲンタマイシン)
- 関
- 鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤
[★]
- 英
- kuru, cool
- 関
- 海綿状変性脳症