99mTcメチレンジホスホネート
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Related Links
- 骨シンチグラフィ用注射剤は、骨疾患特にがんの骨転移診断に使用される診断用 医薬品で、我が国ではヒドロキシメチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)注射液と メチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)注射液の2種類が製造販売されている。 これら注射 ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
テクネMDPキット
組成
有効成分
添加物
- 塩化スズ(II)二水和物0.38mg、アスコルビン酸0.17mg、塩酸適量、水酸化ナトリウム適量
効能または効果
- 骨シンチグラムによる骨疾患の診断
- 脳シンチグラムによる脳腫瘍あるいは脳血管障害の診断
メチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)注射液の調製
- 本品を冷蔵庫から取り出し室温に戻した後、放薬基「過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液」2?9mLを加え、よく振り混ぜた後、室温に5分間放置する。
骨シンチグラフィー
- メチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)注射液370?740MBqを被検者に静注し、2時間以後にシンチレーションスキャナー又はシンチレーションカメラを用いてディテクターを体外より骨診断箇所に向けて走査又は撮影することにより骨シンチグラムを得る。
脳シンチグラフィー
- メチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)注射液740?925MBqを被検者に静注し、静注直後より速やかにディテクターを体外より頭部に向けて撮影することによりRIアンギオグラムを得、またRIアンギオグラフィー終了後に撮影することにより早期シンチグラムを得る。更に静注2時間以後に撮影することにより遅延シンチグラムを得る。
- なお、年齢、体重により適宜増減する。
重大な副作用
ショック
- まれに(0.1%未満)ショックがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
99mTcの核物理学的特性
物理的半減期
主なγ線エネルギー
減衰表
★リンクテーブル★
[★]
99mTc-ヒドロキシメチレンジホスホン酸
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- phospho
- 関
- フォスフォ、ホスフォ、リン酸
[★]
- 英
- range
- 関
- 及ぶ、範囲、飛程、わたる
[★]
- 英
- methylene diphosphonate, MDP
- 関
- 放射性医薬品
[★]
- 英
- technetium, Tc
- 関
- 99mテクネチウム