テリパラチド
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- teriparatide毎日皮下注製剤 (特集 骨折予防を目指した積極的な骨粗鬆症診療) -- (新しい骨粗鬆症治療薬)
- P2-497 テリパラチド(フォルテオ^<TM>)外来導入パスの評価と課題(薬物療法(その他),ポスター,一般演題,岐路に立つ医療〜千年紀の目覚め〜よみがえれ!ニッポン!薬の改革は我らが手で!)
- 骨粗鬆症治療薬フォルテオの自己注射指導における注意点についての検討
- 遠藤 みのり,新美 塁,出口 いおり [他]
- 整形外科看護 : 整形外科ナースの知識と実践力アップをサポートする 17(10), 1046-1050, 2012-10
- NAID 40019455020
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- 最近の新薬や添付文書改訂の中から、週に1回、必ず押さえておきたい注目情報をピックアップしてお届けします。(協力:慈恵医大病院薬剤部) 2010年7月23日、骨粗鬆症治療薬のテリパラチド(商品名:フォルテオ皮下注カート600μg ...
- 商品名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 フォルテオ皮下注キット600μg Forteo 日本イーライリリー 2439400G1020 ... 高カルシウム血症の患者[高カルシウム血症を悪化させるおそれがある。「重要な基本的注意」の項参照] 次 ...
- 日本イーライリリー株式会社(本社:神戸市、代表執行役社長:アルフォンゾ・G・ズルエッタ)は、2010年7月23日、骨折の危険性の高い骨粗鬆症を適応症として、「フォルテオ(R)皮下注カート600μg」、「フォルテオ(R)皮下注キット600μg ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フォルテオ皮下注キット600μg
組成
成分・含量
(1キット中):
成分・含量
(1キット中)
添加物:
- 氷酢酸 0.984mg
無水酢酸ナトリウム 0.24mg
D-マンニトール 108.96mg
m-クレゾール 7.2mg
pH調節剤 適量
禁忌
- 高カルシウム血症の患者[高カルシウム血症を悪化させるおそれがある。「重要な基本的注意」の項参照]
- 次に掲げる骨肉腫発生のリスクが高いと考えられる患者[「その他の注意」の項参照]
- 骨ページェット病の患者
- 原因不明のアルカリフォスファターゼ高値を示す患者
- 小児等及び若年者で骨端線が閉じていない患者[「小児等への投与」の項参照]
- 過去に骨への影響が考えられる放射線治療を受けた患者
- 原発性の悪性骨腫瘍もしくは転移性骨腫瘍のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 骨粗鬆症以外の代謝性骨疾患の患者(副甲状腺機能亢進症等)[症状を悪化させるおそれがある。]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳婦[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
- 本剤の成分又はテリパラチド酢酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 本剤の適用にあたっては、低骨密度、既存骨折、加齢、大腿骨頸部骨折の家族歴等の骨折の危険因子を有する患者を対象とすること。
- 男性患者での安全性及び骨折予防効果は確立していない。
- 通常、成人には1日1回テリパラチド(遺伝子組換え)として20μgを皮下に注射する。
なお、本剤の投与は24ヵ月間までとすること。
- 本剤を投与期間の上限を超えて投与したときの安全性は確立していないので、本剤の適用にあたっては、投与期間の上限を守ること。[「その他の注意」及び「臨床成績」の項参照]
- 本剤の投与をやむを得ず一時中断したのちに再投与する場合であっても、投与日数の合計が24ヵ月を超えないこと。また、24ヵ月の投与終了後、再度24ヵ月の投与を繰り返さないこと。
- 他のテリパラチド製剤から本剤に切り替えた経験はなく、その安全性は確立していない。なお、他のテリパラチド製剤から本剤に切り替えたときにおける本剤の投与期間の上限は検討されていない。[「その他の注意」の項参照]
慎重投与
- 腎障害のある患者[外国の臨床薬理試験において、重度の腎障害患者では血中からのテリパラチドの消失に遅延が認められている。「薬物動態」の項参照]
- 重度の肝障害のある患者[本剤の重度の肝障害患者における使用経験が少なく安全性は確立していない。]
- 尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者[本剤の投与により、症状を悪化させるおそれがある。]
薬効薬理
骨密度及び骨強度に対する作用
- 卵巣切除雌ラットに本剤8又は40μg/kg/日を6ヵ月間あるいは1年間反復皮下投与した結果、海綿骨が豊富な部位(腰椎骨等)で骨量及び骨強度が顕著に増加した12)。また、皮質骨でも骨量及び骨強度が増加した。卵巣切除雌サルに本剤を18ヵ月間反復皮下投与した結果、1又は5μg/kg/日で海綿骨の骨形成が亢進し、海綿骨が豊富な椎骨及び大腿骨頸部で骨量の増加、骨構造の改善又は骨強度の増強が認められた。また、皮質骨では5μg/kg/日で骨形成が亢進し、皮質骨面積が増加していた13)。
骨質に対する作用
- 卵巣切除雌ラットに本剤8又は40μg/kg/日を6ヵ月間反復皮下投与した結果、海綿骨の結合性あるいは骨質に関連するパラメータに改善が認められた12)。
作用機序
- テリパラチドは内因性のヒト副甲状腺ホルモンのN末端フラグメントであり、34個のアミノ酸で構成されている。1日1回の投与頻度で間欠的に投与すると、主として以下の作用により、骨梁並びに皮質骨の内膜及び外膜面において骨芽細胞機能が活性化され、破骨細胞機能を上回るため、骨新生が誘発される14),15)。
- 前駆細胞から骨芽細胞への分化を促進する。
- 骨芽細胞のアポトーシスを抑制する。
- 一方、テリパラチドを持続的に皮下投与すると、骨吸収が骨形成を上回るため、結果として骨量減少が生じる。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- テリパラチド(遺伝子組換え)(JAN)
Teriparatide(Genetical Recombination)
分子式:
分子量:
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- teriparatide
- 化
- 酢酸テリパラチド テリパラチド酢酸塩 teriparatide acetate
- 商
- テリボン、フォルテオ、ヒトPTH
- 関
- 甲状腺,副甲状腺ホルモン剤
- 機能検査用試薬
甲状腺,副甲状腺ホルモン剤
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