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- velvet bean
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- トビカズラ属
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/11/12 08:08:03」(JST)
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ハッショウマメ |
花序
|
分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
階級なし |
: |
被子植物 angiosperms |
階級なし |
: |
真正双子葉類 eudicots |
目 |
: |
マメ目 Fabales |
科 |
: |
マメ科 Fabaceae |
亜科 |
: |
マメ亜科 Faboideae |
属 |
: |
トビカズラ属 Mucuna |
種 |
: |
ハッショウマメ Mucuna prurens var. utilis |
|
学名 |
Mucuna prurens (L.) DC. var. utilis (Wall. ex Wight) Baker ex Burck[1] |
ハッショウマメはマメ亜科トビカズラ属に属する植物で、ビロードマメ(Mucuna prurens)の変種の一つである。学名はMucuna prurens var. utilis。英名のひとつにはYokohama velvet beanの名がある。「ハッショウマメ」という名前の由来には、豊作で八升取れるから、あるいは八丈島から渡来したため、など諸説がある[2]。
強健かつ多収性の作物であり、種実の収量は1アールあたり100リットルに達する。しかし高温生で短日型なので日本での栽培は少ない。[3]
かつてはトビカズラ属とは異なる植物とされ、栽培品種によってStizolobium hassjoo 、Mucuna hassjoo など複数の属、種に分類されていたが、現在ではすべてビロードマメ(Mucuna prurens)の変種ハッショウマメ(Mucuna prurens var. utilis)として一つの種と考え、それを5つの栽培品種群に分ける見解が支持されている[2]。
特徴
茎葉は全面白い毛に覆われる。茎は所々茶色が混じる薄緑で蔓性。長さは数メートルに達する。葉は三出複葉で互生し托葉は披針形で小さい。小葉は長さ16cm、幅11cm。花は総状花序で腋生する。花は黒紫の蝶型花で長さ3-4cm。萼は鐘形。子房は細い白毛が生える。果実は長いS字形の鞘で、5-6個の種子を含み、長さ10cmほど。熟すと黒変化し、革質で硬くなる。種子は長さ15-19mm、幅10-12mm、厚さ8mmほど。灰白色でつやがある。[3]
栽培と利用
東南アジアや中国大陸南部の熱帯が原産地であり、日本でも沖縄を中心に温暖な地域で栽培されていたが、近年ではほとんど栽培されない。高温生で低温に弱く、日本で栽培できるのは関東が北限であり、暖地ほど豊産になる[3]。播種、移植の適期は6月中旬で、15°から20°は必要[3]。 豆は食用となるが中毒成分を含むため、よくゆでて何度も煮こぼしたのちに食用とする[3][4]。茎や葉は飼料や緑肥としても使用される[5]。
脚注
- ^ YList
- ^ a b 園芸植物大事典 (1999), pp. 580-581
- ^ a b c d e 野菜園芸大事典 (1977), pp. 1019-1021
- ^ 食材図典 生鮮食材篇 (2003), p. 323
- ^ 国分 (2010), p. 428
参考文献
- 『野菜園芸大事典』 野菜園芸大事典編集委員会、養賢堂、1977年。
- 『園芸植物大事典』3、塚本 洋太郎(総監修)、小学館、1989年。ISBN 4093051038。
- 『新版 食材図典 生鮮食材篇』 小学館、2003年。ISBN 409526084X。
- 国分 牧衛 『新訂 食用作物』 養賢堂、2010年。ISBN 4842504730。
Japanese Journal
- 飯島 久美子
- 日本調理科学会誌 = Journal of cookery science of Japan 46(6), 357-362, 2013-12
- NAID 40019899660
- ムクナ属ハッショウマメ粉末のパン,クッキーおよびパウンドケーキへの利用
- 飯島 久美子,牛山 亜弥乃,香西 みどり
- 日本家政学会誌 = Journal of home economics of Japan 64(7), 383-395, 2013
- NAID 40019704937
- 飯島 久美子,牛山 亜弥乃,藤井 義晴 [他]
- 日本家政学会誌 = Journal of home economics of Japan 64(3), 117-124, 2013
- NAID 40019634314
Related Links
- 植物植物遺伝資源の詳細情報。 ... トップ > 植物画像データベース ハッショウマメ [Mucuna pruriens (L.) DC. var. utilis (Wall ex Wight) Burk. ] 種子 種子 種子 種子
- <日本における状況と農業生物資源ジーンバンクからの情報> 日本におけるハッショウマメの栽培の記録は17世紀にみられる(星川 1981)。 近年,日本におけるハッショウマメの栽培はほとんどみられなくなった。 沖縄県においては ...
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