- 英
- 関
WordNet
- vasodilator that is used to treat spasms of peripheral blood vessels (as in acrocyanosis)
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 適応 新生児遷延性肺高血圧症 (8)ニトログリセリン (9)トラゾリン (10)NO(一酸化窒素) (NICU最前線 選択と観察のポイント NICU頻用くすり30選)
- The blocking effects of tolazoline and propranolol on axial movements of incisor teeth and on changes in arterial blood pressure induced by adrenaline in rats
- Yamazaki Hiroko,Yamaguchi Shizuyo
- 歯科基礎医学会雑誌 40(5), 497-505, 1998-10-20
- NAID 110003165605
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
イミダリン注射液2%
組成
有効成分(1管1mL中)
禁忌
急性及び慢性冠動脈疾患のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
脳血管障害のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
下記に伴う末梢循環障害
- ビュルガー病、閉塞性動脈硬化症、血栓性静脈炎、レイノー病及びレイノー症候群、肢端紫藍症、凍瘡・凍傷、肢端知覚異常、間欠性跛行、壊疽、灼熱痛、下腿潰瘍
- 網膜中心動脈閉塞症
- 視神経炎
- 本剤の投与にあたっては、初め少量より投与を開始し漸次増量して通常成人には、トラゾリン塩酸塩として次の量を投与する。
皮下注射:1日10〜80mgを分割投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 胃炎又は消化性潰瘍のある患者[胃液の分泌を促進し、症状を悪化させるおそれがある。]
薬効薬理
薬理作用
抗アドレナリン作用
- 種々の動物(イヌ、ネコ、ウサギ、ラット及びマウス)の血圧や平滑筋臓器において、トラゾリン塩酸塩はアドレナリン及びその他の交感神経作動アミンに対して拮抗作用を示した1)〜5)。
血管に対する作用
- ウサギ後肢血管において、アドレナリン持続還流により正常血管緊張度を維持した標本に対し、トラゾリン塩酸塩は一定の血管拡張作用を示し、最大の拡張は適用後2.5〜3分で得られた6)。また、健康成人に25mg静脈内投与すると、1〜5分後に血流量は30〜100%増加したが、5分後には有意な増加は消失した7)。
心臓及び血圧に対する作用
- 種々の多発性硬化症及び各種の頭痛を訴える患者に対して、トラゾリン塩酸塩は四肢血流量を有意に増加させ、数例で投与後3〜5時間まで効果が持続した。その時の心拍数は投与後2〜3分で、1分間に平均26増加したが、これは一過性で投与後15分以内に投与前レベルに復した。また、血圧は収縮期圧が平均6mmHg上昇、拡張期圧は11mmHg下降したがいずれも投与後15分以内に投与前値に回復した8)。一方、健康成人に75〜200mg経口投与、75〜100mg筋肉内投与及び50〜75mg静脈内投与のいずれにおいても、トラゾリン塩酸塩は心拍数及び血圧に対して有意な変化が認められなかった9)。
作用機序
- トラゾリン塩酸塩は抗アドレナリン作用を機序とし、交感神経様作用(心筋興奮作用、冠血管拡張作用等)、副交感神経様作用(消化管運動の亢進等)及びヒスタミン様作用(胃液分泌促進作用、末梢血管拡張作用等)を示す10)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- トラゾリン塩酸塩(Tolazoline Hydrochloride)
化学名
- 2-Benzyl-2-imidazoline monohydrochloride
分子式
分子量
融点
性状
- トラゾリン塩酸塩は白色〜帯黄白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。水又は酢酸(100)に極めて溶けやすく、メタノール又はエタノール(95)に溶けやすく、無水酢酸に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品は吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
トラゾリン
- 関
- tolazoline hydrochloride
- 同
- Priscoline
[★]
- 英
- tolazoline hydrochloride
- 関
- トラゾリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3