- 英
- thienopyridine
- 関
- チエノピリジン誘導体、抗血小板薬、ADP受容体 P2Y12阻害薬
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/12/21 19:07:33」(JST)
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チエノピリジン系薬剤とは、選択的・不可逆的[1]ADP受容体(P2Y12)阻害薬であり、抗血小板活性を持つ。
例
2014年10月現在、日本では下記の薬剤が入手できる。
- プラスグレル(商品名:エフィエント)[2]
- チクロピジン(商品名:パナルジン他)
- クロピドグレル(商品名:プラビックス)
関連薬剤
チカグレロル(Brilinta)は海外ではチエノピリジン系薬剤と同様の用途に用いられているが、異なる系統(cyclo-pentyltriazolo-pyrimidine)に属し、可逆的P2Y12阻害薬である[1]。
参考資料
- ^ a b Alexopoulos, Dimitrios (2014). "P2Y12 Receptor Inhibitors in Acute Coronary Syndromes: From the Research Laboratory to the Clinic and Vice Versa". Cardiology 127 (4): 211–219. doi:10.1159/000357399.
- ^ Angiolillo DJ, Bates ER, Bass TA (August 2008). "Clinical profile of prasugrel, a novel thienopyridine". Am. Heart J. 156 (2 Suppl): S16–22. doi:10.1016/j.ahj.2008.06.005. PMID 18657682.
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Japanese Journal
- 抗血栓療法内服薬別における胃ESD後出血のリスクおよび時期についての検討
- 林 智之,土山 寿志,竹村 健一,竹田 康人,朝日向 良朗,木藤 陽介,伊藤 錬磨,中西 宏佳,辻 国広,稲垣 聡子,吉田 尚弘,早稲田 洋平,辻 重継,山田 真也,岡田 俊英
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 55(6), 1806-1811, 2013
- … 出血時の内服再開率を検討する.【結果】内服薬別の後出血率はチエノピリジン誘導体内服あり群13.3%,なし群2.7%と,内服あり群で高かった(p<0.001).後出血発症日はチエノピリジン誘導体内服あり群10.3±4.9日,なし群4.2±4.3日と,内服あり群で遅かった(p=0.03).後出血時の内服再開率はチエノピリジン誘導体内服あり群91.7%,なし群20.0%と,内服あり群で内服再開率 …
- NAID 130003375310
- 低用量アスピリンとクロピドグレル併用による消化管出血 (AYUMI 薬剤起因性消化管傷害Update)
- P2-247 広島市立広島市民病院循環器内科におけるチエノピリジン系薬剤の有害事象調査(有害事象・副作用,ポスター,一般演題,岐路に立つ医療〜千年紀の目覚め〜よみがえれ!ニッポン!薬の改革は我らが手で!)
- 松本 俊治,佐々木 麻里,吉田 佳代,石田 翔,宮森 伸一,開 浩一
- 日本医療薬学会年会講演要旨集 22, 419, 2012-10-10
- NAID 110009618989
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- lysine, Lys, K ≠ ricin
- 同
- リシン
- 関
- アミノ酸、アルギニン、ヒスチジン
-CH2-CH2-CH2-CH2-NH2
α β γ ε >εアミノ基を有する。即ち、側鎖には炭素が4つ含まれる。
- ヒストンにLysが豊富なこと、Lysのεアミノ基がアセチル化を受けると正電荷が失われる。-NH-CO-CH3
[★]
- 英
- pyridine
- 関
- ピリジン塩基