- 英
- tamarind
WordNet
- long-lived tropical evergreen tree with a spreading crown and feathery evergreen foliage and fragrant flowers yielding hard yellowish wood and long pods with edible chocolate-colored acidic pulp (同)tamarind tree, tamarindo, Tamarindus indica
- large tropical seed pod with very tangy pulp that is eaten fresh or cooked with rice and fish or preserved for curries and chutneys (同)tamarindo
PrepTutorEJDIC
- 〈C〉タマリンド(熱帯産のマメ科の常緑植物) / 〈U〉タマリンドの実(食用・調味料)
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/17 11:58:20」(JST)
[Wiki ja表示]
|
この項目では、マメ科の植物について説明しています。その他の用法については「タマリンド (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
タマリンド |
タマリンド
|
分類(APG III) |
界 |
: |
植物界 Plantae |
階級なし |
: |
被子植物 angiosperms |
階級なし |
: |
真正双子葉類 eudicots |
階級なし |
: |
コア真正双子葉類 core eudicots |
階級なし |
: |
バラ類 rosids |
階級なし |
: |
マメ類 fabids |
目 |
: |
マメ目 Fabales |
科 |
: |
マメ科 Fabaceae |
亜科 |
: |
ジャケツイバラ亜科 Caesalpinioideae |
属 |
: |
タマリンド属 Tamarindus |
種 |
: |
タマリンド T. indica |
|
学名 |
Tamarindus indica L |
和名 |
タマリンド、チョウセンモダマ |
英名 |
Tamarind |
タマリンド、生
100 gあたりの栄養価 |
エネルギー |
1,000 kJ (240 kcal) |
|
炭水化物
|
62.5 g
|
糖分 |
57.4 g |
食物繊維 |
5.1 g |
|
脂肪
|
0.6 g
|
飽和脂肪酸 |
0.272 g |
一価不飽和脂肪酸 |
0.181 g |
多価不飽和脂肪酸 |
0.059 g |
|
タンパク質
|
2.8 g
|
トリプトファン |
0.018 g |
リシン |
0.139 g |
メチオニン |
0.014 g |
|
ビタミン |
ビタミンA相当量
β-カロテン
ルテインと
ゼアキサンチン
|
(0%)
2 μg
0 μg
|
チアミン (B1) |
(37%)
0.428 mg |
リボフラビン (B2) |
(13%)
0.152 mg |
ナイアシン (B3) |
(13%)
1.938 mg |
パントテン酸 (B5)
|
(3%)
0.143 mg |
ビタミンB6 |
(5%)
0.066 mg |
葉酸 (B9) |
(4%)
14 μg |
ビタミンB12 |
(0%)
0 μg |
コリン |
(2%)
8.6 mg |
ビタミンC |
(4%)
3.5 mg |
ビタミンD |
(0%)
0 IU |
ビタミンE |
(1%)
0.1 mg |
ビタミンK |
(3%)
2.8 μg |
|
ミネラル |
カルシウム |
(7%)
74 mg |
鉄分 |
(22%)
2.8 mg |
マグネシウム |
(26%)
92 mg |
セレン |
(2%)
1.3 μg |
リン |
(16%)
113 mg |
カリウム |
(13%)
628 mg |
ナトリウム |
(2%)
28 mg |
亜鉛 |
(1%)
0.1 mg |
|
他の成分 |
水分 |
31.4 g |
- 単位
- μg = マイクログラム • mg = ミリグラム
- IU = 国際単位
|
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。
出典: USDA栄養データベース(英語) |
|
ウィキメディア・コモンズには、タマリンドに関連するメディアおよびカテゴリがあります。 |
|
ウィキスピーシーズにタマリンドに関する情報があります。 |
タマリンド(英:tamarind、学名:Tamarindus indica)は、マメ科ジャケツイバラ亜科[1]タマリンド属の常緑高木。タマリンド属で唯一の種である。果実が食用になる。別名、チョウセンモダマ。
目次
- 1 形態、分布
- 2 品種
- 3 食用
- 4 その他
- 5 脚注および参考文献
- 6 関連項目
- 7 外部リンク
形態、分布
アフリカの熱帯が原産で、インド、東南アジア、アメリカ州などの亜熱帯および熱帯各地で栽培される。
樹高は20m以上になる常緑高木で、葉は長さ15-20cmの羽状複葉、小葉は10-20片で長楕円形。 花は総状花序をなし、5弁で径3cm。黄色に橙色または赤色のすじが入る。
果実は長さ7-15cm、幅2cmほどのやや湾曲した肉厚な円筒形のさやで、黄褐色の最外皮は薄くもろい。 1個ないし10個の黒褐色で扁平な卵円形の種子との間隙はペースト状の黒褐色の果肉で満たされる。 この果肉は柔らかく酸味があり、食用とされる。
半乾燥地に適応しているが、雨の多いところでも生育する。
品種
酸味が弱く甘味が強い生食に適した品種もある。
食用
料理の酸味料や食品添加物の増粘安定剤として用いられる他、ピクルス、シロップ、清涼飲料水に加工されるなど、利用範囲の非常に広い果実である。その他に甘みと酸味を楽しむ生食、ドライフルーツや砂糖漬け、塩漬けに加工される。
種子の胚乳部分から抽出して得られたものから、食品添加物としての多糖類を主成分とする 増粘安定剤のタマリンドガム(タマリンドシードガム)を製造する。
酒石酸とクエン酸に よる強い酸味をもつ黒褐色の果肉が使われる。 水に浸してとんかつソースのようになったものを調味料として使う。 栽培地では果肉だけを集めて黒味噌のような姿で、日本には数百gのブロックか、浸出したエキスの形で売られるのが一般的である。
香りの主成分はフルフラール(Furfural)、2-アセチルフラン(2-Acetylfuran)など。
インド料理では果肉を熱湯に溶かしてチャツネを作る他、サーンバールやラッサムの酸味づけに用いる。インドのマクドナルドでは、マクイムリー(McImli:「イムリー」(इमली)とはヒンディー語でタマリンドの意)というタマリンドソースをつけてもらうことができる。
タイ料理のトムソムやフィリピン料理のシニガン(sinigang)の酸味づけにもタマリンドが欠かせない。イラク中部と南部ではドルマの酸味づけにタマリンドを用いることがある。
ラテンアメリカでは、タマリンドの果肉から清涼飲料水を作る。タマリンドの缶ジュースも市販されている。
ベトナム料理の甘酸っぱいスープカインチュアの酸味づけにもタマリンドを用いる。他、ベトナムでは砂糖菓子に加工したり、煎りピーナツを加えたタマリンドジュース(ダー・メー、đá me)として飲む。
生食にはスイートタマリンドと呼ばれる種類の果実を樹上で成熟させ水分が20%以下にしたものを収穫して用いる。
フィリピンでは、マラリアに効能があるとして葉をタマリンド茶として用いる。
その他
- 果実はサルの好物で、マダガスカルのキツネザルの主要な食物の1つである。
- 材木は家具や道具の材料に用いられる。パルプを金属磨きとして用いる地域がある。
- 属名はアラビア語で「インドのナツメヤシ(デーツ)」を意味する「タマル・ヒンディー」(تمر هندي)に由来する。アラビア語圏でタマリンドが知られるようになったのが、原産地のアフリカから直接持ち込まれたのではなく、果実がナツメヤシ類似の交易品としてインドからもたらされたためと推定される。
脚注および参考文献
- ^ クロンキスト体系の分類ではジャケツイバラ科
- 『東南アジア市場図鑑』植物篇、弘文堂、2001年。
関連項目
外部リンク
- タマリンド - 「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)
- Tamarind in Crop Index(英文)
- California Rare Fruit Growers: Tamarind Fruit Facts(英文)
ハーブ・香辛料 |
|
ハーブ |
|
アサ · アンゼリカ · イノンド · イングリッシュラベンダー · エパソーテ · オレガノ · カレーリーフ · クルマバソウ · コショウソウ · コリアンダー (シアントロ) · シシリー · シソ · シソクサ · ジンブー · スイバ · セージ · セイボリー · タイバジリコ · タイホーリーバジル · タイム · タラゴン · チャービル · チャイブ · ドクダミ · ナギナタコウジュ · バジリコ (バジル) · パセリ · ヒソップ · ピペルアウリツム · ベトナムコリアンダー · ヘンルーダ · ボリビアンコリアンダー · ボルド · マジョラム · ミツバ · ミント · メキシカンコリアンダー (ロングコリアンダー) · ルリジサ · レモンバーム · レモンバーベナ · レモンマートル · ローリエ · レモングラス · ローズマリー · ラベージ
|
|
|
香辛料 |
|
アサフェティダ · アジョワン · アナルダナ · アニス · アムチュール (マンゴーパウダー) · アリゲーターペッパー · アレッポペッパー · イノンド · ウコン · オールスパイス · カイエンペッパー · カシア · ガジュツ · カラシナ · カホクザンショウ · カルダモン · キャラウェイ · クスノキ · クミン · クラチャイ · クローブ · クロガラシ · 黒カルダモン · ケシノミ · コクム · コショウ · ゴマ · コリアンダー · サッサフラス · サフラン · サルサパリラ · 塩 · シトラスピール シナモン · シヌスモーレ · ジュニパーベリー · ショウガ · 小ガランガル · シロガラシ · スペインカンゾウ · セリムグレイン · セロリ · タスマニアペッパー · タマリンド · チャロリー · 陳皮 · 唐辛子 · トウシキミ · トンカ豆 · ナツメグ · ナンキョウソウ · ニオイクロタネソウ · ニンニク · バーベリー · ゴルパー · バニラ · パプリカ · パラダイスグレイン · バンウコン · ヒッチョウカ · ヒハツ · ヒハツモドキ · フェヌグリーク · フェンネル · ブラジリアンペッパー · ブラッククミン · ブラックライム · ホースラディッシュ · マウラブチェリー · マラバスラム · メース · ラドゥニ · リツェアクベバ · ローズ · ワサビ ·
|
|
|
スパイスミックス |
|
アドジカ · アドヴィエ · エルブ・ド・プロヴァンス · オールドベイシーズニング · カーメリスネリ · ガーリックソルト · ガラムマサラ · カレー粉 · キャトルエピス · クラブボイル · 五香粉 · ザーター · 七味唐辛子 · ジャークスパイス · セイボリー · タビル · タンドリーマサラ · チャートマサラ · チャウンク · チュニジアンファイブスパイス · チリパウダー · バハラット · ハリッサ · バルバレ · ハワイジ · パンチフォロン · ファインハーブ · ブーケガルニ · ブクヌ · ペルシャード · マサラ · ミックススパイス · ミトミタ · レモンペッパー · パンプキンパイスパイス · レカードロジョ
|
|
|
|
|
Japanese Journal
- タマリンドを添加した玄米麺の調製と力学的性質と抗酸化性
- 喜多 記子,千田 真規子,永塚 規衣 [他],長尾 慶子
- 日本調理科学会誌 42(3), 183-187, 2009-06-20
- … 今回は物性改善や保存性向上を目的に玄米米粉に副材料としてタマリンドを添加した玄米米粉麺の品質をテクスチャー試験並びに官能評価から検討した。 … 麺のテクスチャー測定より,タマリンド添加麺は麺の保水性が高く,対照の玄米麺に比べ,加熱後の硬さの経時的変化が少なかった。 … タマリンド添加麺の冷凍保存後の麺の圧縮応力は非冷凍麺と違いが見られなかった。 …
- NAID 110007333979
- タマリンド複合ゲルの調理特性と咀嚼嚥下食品への応用(第2報)
- 千田 真規子,永塚 規衣,長尾 慶子,永塚 規衣,ナガツカ ノリエ,Nagatsuka Norie,長尾 慶子,ナガオ ケイコ,Nagao Keiko
- 東京家政大学研究紀要. 2, 自然科学 49, 17-20, 2009-02-01
- NAID 110007007364
Related Links
- 旬 タマリンドは1年中見られます。加工品もたくさんつくられているので、1年を通して味わえる果物です。 効用 10cm程度のサヤの内部に種子があり、種子周辺に干し柿を潰した様な暗紫赤色の果肉があり、そこを食べます。
- タイではメジャーな食材として様々な料理に使用されるタマリンド。最近日本でも注目されているトロピカルフルーツをご紹介します。 更新日: 2015年01月29日
★リンクテーブル★
[★]
タマリンド
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- reversible ischemic neurological deficit, RIND
- 同
- 完全回復性脳卒中 stroke with full recovery SFR