メピバカイン
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Japanese Journal
- 本学小児歯科における局所麻酔薬に対するアレルギー検査の実態
- 嘉手納 未季,杉山 智美,校條 愛子,浅里 仁,神谷 太郎,島田 幸惠,板橋 家頭夫,井上 美津子
- 小児歯科学雑誌 50(4), 275-282, 2012-09-25
- … アレルギー検査はオーラⓇ注(46 名),シタネストⓇ(25 名),シタネスト・オクタプレシンⓇ(13 名),スキャンドネストⓇ(34 名)の4 種に対して行った。 …
- NAID 10031121924
- 小児歯科治療における歯科用局所麻酔剤スキャンドネスト^【○!R】臨床的評価 : 他局所麻酔剤との比較
- 後藤 早智,茂木 瑞穂,薮下 綾子,三輪 全三,高木 裕三
- 小児歯科学雑誌 50(3), 193-201, 2012-06-25
- … 歯科用局所麻酔剤スキャンドネストⓇ(3%メピバカイン塩酸塩製剤)は,血管収縮薬,防腐剤や酸化防止剤等の添加物が無配合,短時間作用型という特徴を持つことから小児歯科治療において有用であると考えられるが,小児に対しての国内での使用成績の報告は少ない。 …
- NAID 10030801692
- 局所麻酔剤スキャンドネスト(3%塩酸メピバカイン)使用時の歯髄血流の変化 : LEDを使用した透過光光電脈波測定装置による経時的観察
- 柿野 聡子,三輪 全三,宮本 智行,井川 資英,藪下 綾子,海野 雅浩,高木 裕三
- 小児歯科学雑誌 43(2), 222, 2005-04-25
- NAID 10015528863
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- 薬効 2710 歯科用局所麻酔剤 一般名 メピバカイン塩酸塩注射液 英名 Scandonest 剤形 注射剤 薬価 92.00 規格 3%1.8mL1管 メーカー 日本歯科薬品 毒劇区分 (劇)
- 歯科治療後の不快事項の一つとして「麻酔をした部分の唇や歯ぐきに長時間しびれが残る」ことが挙げられます。 しびれているだけならまだいいのですが、感覚が鈍くなっているので食事の際に誤って唇や粘膜を噛んで傷を作ってしまうこと ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
スキャンドネストカートリッジ3%
組成
有効成分(1管あたりの分量)
添加物
禁忌
- 本剤またはアミド型局所麻酔薬に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 30分以内の処置に適用すること。〔本剤は、血管収縮薬配合の局所麻酔剤と比較して作用時間が短い。〕
- 持続性の出血を伴う処置には適用しないこと。〔本剤は血管収縮薬を含まないので止血作用がない。〕
- 通常、成人には1管1.8mL(メピバカイン塩酸塩として54mg)を使用する。
なお、年齢、麻酔領域、部位、組織、症状、体質により適宜増減するが、増量する場合には注意すること。
慎重投与
- 高血圧、動脈硬化、心不全、甲状腺機能亢進、糖尿病のある患者、血管攣縮の既往のある患者〔これらの症状が悪化する場合があるので、慎重に使用すること。〕
- 高齢者または全身状態が不良な患者〔生理機能の低下により麻酔に対する忍容性が低下していることがある。(高齢者への投与および重要な基本的注意の項参照)〕
- 心刺激伝導障害のある患者〔症状を悪化させることがある。〕
- 重症の肝機能障害または腎機能障害のある患者〔中毒症状が発現しやすくなる。〕
重大な副作用
ショック
- 徐脈、不整脈、血圧低下、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害等を生じ、まれに心停止を来すことがある。また、まれにアナフィラキシーショックを起こしたとの報告があるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、適切な処置を行うこと。
意識障害、振戦、痙攣
- 意識障害、振戦、痙攣等の中毒症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(過量投与の項参照)
異常感覚、知覚・運動障害
- 注射針の留置時に神経に触れることにより一過性の異常感覚が発現することがある。また、神経が注射針や薬剤あるいは虚血によって障害を受けると、まれに持続的な異常感覚、疼痛、知覚障害、運動障害等の神経学的疾患があらわれることがある。
薬効薬理
- メピバカイン塩酸塩は、神経膜のナトリウムチャンネルを抑制し、神経における刺激伝導を可逆的に遮断する。
浸潤麻酔作用4)
- モルモットの背部に、3%メピバカイン塩酸塩注射液0.1mLを皮下投与し、浸潤麻酔作用を検討した。対照には、2%リドカイン塩酸塩(1:80,000アドレナリン配合)、3%プロピトカイン塩酸塩(フェリプレシン0.03U/mL配合)、およびこれらの麻酔剤から血管収縮薬を除いた薬剤を使用した。
いずれの薬剤も麻酔効果を示したが、メピバカイン塩酸塩の作用時間は、アドレナリン配合のリドカイン塩酸塩の0.7倍と有意に短かった。他方、アドレナリンを除いたリドカイン塩酸塩との比較においては、メピバカイン塩酸塩は、1.3倍と有意に長い作用時間を示した。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- メピバカイン塩酸塩(Mepivacaine Hydrochloride)
化学名
- (2RS)-N-(2,6-Dimethylphenyl)-1-methylpiperidine-2-carboxamide monohydrochloride
分子式
分子量
融点
性状
- 本品は、白色の結晶または結晶性の粉末であり、水またはメタノールに溶けやすく、酢酸(100)にやや溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品の水溶液(1→10)は旋光性を示さない。
★リンクテーブル★
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- 英
- mepivacaine
- 化
- 塩酸メピバカイン
- 同
- カルボカイン carbocaine, Carbocain、カルボカイン、スキャンドネスト、パンスポリン
- 関
- 局所麻酔薬
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メピバカイン
- 関
- 歯科用局所麻酔剤
[★]
- 英
- scan
- 関
- 走査、調査