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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/08/30 10:48:23」(JST)
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シロタマゴテングタケ
Amanita verna
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分類 |
界 |
: |
菌界 Fungus |
門 |
: |
担子菌門 Basidiomycota |
綱 |
: |
菌じん綱 Hymenomycetes |
目 |
: |
ハラタケ目 Agaricales |
科 |
: |
テングタケ科 Amanitaceae |
属 |
: |
テングタケ属 Amanita |
種 |
: |
シロタマゴテングタケ en:Amanita verna |
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学名 |
Amanita verna |
和名 |
シロタマゴテングタケ |
英名 |
death cap |
シロタマゴテングタケ(白卵天狗茸、Amanita verna)はハラタケ目テングタケ科テングタケ属の猛毒のキノコである。学名の意味は「春のテングタケ」。
目次
- 1 特徴
- 2 毒性
- 3 類似するキノコ
- 4 出典
- 5 脚注
特徴[編集]
夏から秋に広葉樹林や針葉樹林の地上に発生する。傘の大きさは5~10cmの中型で白い以外はタマゴテングタケとほぼ同じである。世界に広く分布する。
毒性[編集]
1本食べただけで死に至るほどの猛毒を持ち[1][2]、同じくテングタケ科テングタケ属に属する猛毒キノコのタマゴテングタケ・ドクツルタケとともに猛毒キノコ御三家と呼ばれている[3][4][5]。
毒成分[編集]
ファロトキシン類、アマトキシン類、溶血性タンパク
中毒症状[編集]
タマゴテングタケ様の中毒症状を示す。
「ドクツルタケ」を参照
類似するキノコ[編集]
ドクツルタケ(シロタマゴテングタケ同様猛毒)に似るが柄にささくれ模様がない事で区別できる。しかし分類を見直す説もある。
出典[編集]
- 自然毒のリスクプロファイル:シロタマゴテングAmanita verna(テングタケ科テングタケ属) - 厚生労働省
脚注[編集]
- ^ シロタマゴテングタケ
- ^ キノコの話 ドクツルタケ(猛毒)
- ^ 大海淳 著 『いますぐ使えるきのこ採りナビ図鑑』 大泉書店、2006年10月1日発行、ISBN 978-4-278-04717-2、60頁。
- ^ Amanita verna(シロタマゴテングタケ)
- ^ 毒キノコ
Japanese Journal
- 雑記帳 野外で出会う毒 ドクツルタケとシロタマゴテングタケ
- 佐々木 卓也
- 食品衛生学雑誌 = Journal of the Food Hygienics Society of Japan 45(5), "J-263"-"J-264", 2004-10-25
- NAID 10014277656
Related Links
- シロタマゴテングタケ(左)は,ドクツルタケよりも小型で,柄にささくれがない。 シロテングタケ(左)は,中から大型で,傘は白く粉で覆われている。傘の縁にはつばの崩れた物が垂れ下がっている。成菌になると落ちてなくなる。
- シロタマゴテングタケ。テングタケ科。シロタマゴテングタケのカサは名前の通り、白色で表面には光沢が見られますが、湿気を帯びるとややヌメリがでてきます。また、形は幼い時は卵型で成長するにつれてじょじょに開いていき平 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- mushroom poisoning、mycetism、mycetismus
- 関
- 毒キノコ中毒
原因
- 参考2
分類
- 参考2改変
- 潜伏時間:食後30分~6時間
- 症状:発汗、よだれ、しびれ、悪酔い、幻覚、興奮、精神錯乱等 → 副交感神経刺激症状+急性アルコール中毒様症状
- テングタケ、ドクササコ、ホテイシメジ、ヒトヨタケ、ベニテングタケ?、ウロコテングタケ?
参考
- 1. 保健所だより第37号 毒キノコにご用心! 東京都福祉保健局
- http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/tamafuchu/kouhou/hokensho/h37/index.html
- 2. 毒キノコ、ふぐの毒について 東京都福祉保健局
- http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/tamakodaira/shokuhin/s_chuudoku/kino_hugu/index.html
- 3. キノコの話|「食品衛生の窓」東京都福祉保健局
- http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/kinoko/