- 英
- sinigrin
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/02/21 04:41:05」(JST)
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シニグリン |
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IUPAC名
potassium [(E)-1-[(2S,3R,4S,5S,6R)-3,4,5-trihydroxy-6-(hydroxymethyl)oxan-2-yl]sulfanylbut-3-enylideneamino] sulfate
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
3952-98-5 |
PubChem |
23682211 |
KEGG |
C08427 |
MeSH |
Sinigrin |
- C=CCC(=NOS(=O)(=O)[O-])SC1C(C(C(C(O1)CO)O)O)O.[K+]
|
特性 |
化学式 |
C10H16KNO9S2 |
モル質量 |
397.46 g/mol |
精密質量 |
396.990354 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
シニグリン (sinigrin) は、アブラナ科の植物、特にメキャベツ、ブロッコリー、ホースラディッシュ、クロガラシ等に多く含まれる配糖体である。グルコシノレート(カラシ油配糖体)の代表的なものの一つ。
概要
- 天然にはカリウム塩の形で存在する。
- シロガラシの辛味成分であるシナルビンと類似の構造を持つ。
- すりおろすなどして酸素[要出典]と触れると、ミロシナーゼの作用でグルコースと硫酸水素カリウムが遊離し、アリルイソチオシアネートを生じる。これはワサビやカラシの辛味成分である。
- モンシロチョウの幼虫は、シニグリンに誘引されてアブラナ科の植物の葉を食べることが知られている。
- 人体に対しては、消化促進作用や利尿作用がある。
- またガン細胞にアポトーシスを起こさせる作用が発見され、期待されている。
関連項目
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Japanese Journal
- 酵素量のコントロールによるすりおろしワサビ中のアリルイソチオシアネート保持技術
- アブラナ科及びフウチョウソウ科植物に対するモンシロチョウメス成虫の産卵選好
- PB-20 湖水から単離したシニグリン分解微生物の特徴(物質循環,ポスターセッションB,(1)ポスター発表会,研究発表会)
Related Links
- 栄養・生化学辞典 シニグリンの用語解説 - アブラナ科の植物に含まれるカラシ油配糖体で,ミロシナーゼの作用によって,この物質から辛味のあるアリルイソチオシアネートが生成する.
- 【シニグリン】のことを知るには、まず、このページから~シニグリンとはワサビの根茎やクロガラシの種子に含まれる成分で、酵素作用により辛味と独自の香気を持つアリルカラシ油(アリルイソチオシアネート)を生じさせます。
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3