カンデサルタン、アムロジピン
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 糖尿病患者における高血圧治療treatment of hypertension in patients with diabetes mellitus [show details]
… with a combination of an ACE inhibitor (or ARB if unable to take an ACE inhibitor) and a dihydropyridine calcium channel blocker (eg, amlodipine). The rationale for this combination is discussed… Candesartan also lowered albuminuria but to a lesser degree than lisinopril or combination therapy. However, combination therapy was not compared to higher…
- 2. 左室駆出率が軽度低下した心不全の治療と予後treatment and prognosis of heart failure with mid range ejection fraction [show details]
… significantly reduced by candesartan (7.4 versus 9.7 percent with placebo, hazard ratio [HR] 0.76, 95% CI 0.61-0.96) . Candesartan also reduced recurrent HF… First-line therapy to control arterial pressure for patients with HFmrEF is stepwise combination therapy including a diuretic as needed for volume control,… OR A second-generation calcium channel blocker (amlodipine or felodipine).…
- 3. 駆出率が保たれた心不全の治療および予後treatment and prognosis of heart failure with preserved ejection fraction [show details]
… chlorthalidone reduced the incidence of new-onset HFpEF compared with amlodipine,… A combination of these drugs may be required to achieve adequate heart rate control.… blood pressure were randomly assigned to either candesartan (mean dose at six months: 25 mg) or placebo .…
- 4. 常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD):高血圧の評価とマネージメントautosomal dominant polycystic kidney disease adpkd evaluation and management of hypertension [show details]
… A randomized trial of 49 hypertensive patients with ADPKD compared amlodipine with candesartan .… antihypertensive agent. An ARB could be considered in patients who are intolerant of ACE inhibitors. However, combination therapy with an ACE inhibitor and ARB provides no additional benefit to that of an ACE inhibitor …
- 5. 2型糖尿病における、中等度に増加したアルブミン尿(微量アルブミン尿)moderately increased albuminuria microalbuminuria in type 2 diabetes mellitus [show details]
… assigned to valsartan or amlodipine . Albumin excretion was reduced by 44 percent with valsartan compared to 8 percent with amlodipine,… the rate of progression to moderately increased albuminuria was nonsignificantly lower with candesartan compared with placebo (29 versus 40 percent at 4.7… baseline blood pressure of 150/87 mmHg were randomly assigned to trandolapril, verapamil, the combination of these medications, or placebo . The rate of new-onset moderately increased albuminuria at three …
Related Links
- カムシア配合錠HD「あすか」(一般名:カンデサルタンシレキセチル・アムロジピンベシル酸塩配合剤錠)の薬効分類・副作用・添付文書・薬価 ...
- カムシア配合錠HD「あすか」の効果と副作用、飲み合わせ、注意など。次のような症状は、副作用の初期症状である可能性があります。顔・唇・舌・のどがはれる [血管浮腫]。冷汗、吐き気、気を失う [ショック、失神、意識消失]。
- カムシア配合錠HD「あすか」の主な効果と作用 血圧を下げるお薬です。血圧を上げる物質(アンジオテンシンⅡ)の働きをおさえるとともに、血管や心臓の筋肉を収縮させるカルシウムの働きをおさえて血管をひろげる働きがあります。
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 持続性アンジオテンシンII受容体拮抗薬/持続性Ca拮抗薬配合剤
販売名
カムシア配合錠LD「ニプロ」
組成
有効成分(1錠中)
- 日本薬局方 カンデサルタン シレキセチル 8mg
日本薬局方 アムロジピンベシル酸塩(アムロジピンとして) 3.47mg(2.5mg)
添加物
- D-マンニトール、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、黄色三二酸化鉄
禁忌
- 本剤の成分あるいは他のジヒドロピリジン系薬剤に対する過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)[非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。](「重要な基本的注意」の項参照)
効能または効果
- 過度な血圧低下のおそれ等があり、本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。
- 成人には1日1回1錠(カンデサルタン シレキセチル/アムロジピンとして8mg/2.5mg又は8mg/5mg)を経口投与する。本剤は高血圧治療の第一選択薬として用いない。
- 以下のカンデサルタン シレキセチルとアムロジピンベシル酸塩の用法・用量を踏まえ、患者ごとに用量を決めること。
カンデサルタン シレキセチル
・高血圧症
- 通常、成人には1日1回カンデサルタン シレキセチルとして4〜8mgを経口投与し、必要に応じ12mgまで増量する。ただし、腎障害を伴う場合には、1日1回2mgから投与を開始し、必要に応じ8mgまで増量する。
アムロジピンベシル酸塩
・高血圧症
- 通常、成人にはアムロジピンとして2.5〜5mgを1日1回経口投与する。なお、症状に応じ適宜増減するが、効果不十分な場合には1日1回10mgまで増量することができる。
- 原則として、カンデサルタン シレキセチル8mg及びアムロジピンとして2.5〜5mgを併用している場合、あるいはいずれか一方を使用し血圧コントロールが不十分な場合に、本剤への切り替えを検討すること。
慎重投与
- 両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者[カンデサルタン シレキセチルは腎機能を悪化させるおそれがある。](「重要な基本的注意」の項参照)
- 腎障害のある患者[過度の降圧により腎機能が悪化するおそれがある。]
- 高カリウム血症の患者[カンデサルタン シレキセチルは高カリウム血症を増悪させるおそれがある。](「重要な基本的注意」の項参照)
- 肝障害のある患者[(1)カンデサルタン シレキセチルは肝機能を悪化させるおそれがある。また、活性代謝物カンデサルタンのクリアランスが低下することが推定されている。(2)アムロジピンベシル酸塩は主に肝で代謝されるため、肝障害のある患者では、血中濃度半減期の延長及び血中濃度-時間曲線下面積(AUC)が増大することがある。]
- 薬剤過敏症の既往歴のある患者
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
血管浮腫(頻度不明)
- 顔面、口唇、舌、咽・喉頭等の腫脹を症状とする血管浮腫があらわれることがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
ショック、失神、意識消失(頻度不明)
- ショック、血圧低下に伴う失神、意識消失があらわれることがあるので、観察を十分に行い、冷感、嘔吐、意識消失等があらわれた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。特に血液透析中、厳重な減塩療法中、利尿剤投与中あるいは心不全を合併する患者では、患者の状態を十分に観察しながら投与を行うこと。
急性腎不全(頻度不明)
- 急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
高カリウム血症(頻度不明)
- 重篤な高カリウム血症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。
劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(頻度不明)
- 劇症肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
無顆粒球症、白血球減少(頻度不明)
- 無顆粒球症、白血球減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
横紋筋融解症(頻度不明)
- 筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること。
間質性肺炎(頻度不明)
- 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
低血糖(頻度不明)
- 低血糖があらわれることがある(糖尿病治療中の患者であらわれやすい)ので、観察を十分に行い、脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙攣、意識障害等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
血小板減少(頻度不明)
- 血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
房室ブロック(頻度不明)
- 房室ブロック(初期症状:徐脈、めまい等)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- カンデサルタン シレキセチルは、生体内吸収過程において速やかに加水分解され活性代謝物カンデサルタンとなる。カンデサルタンは、アンギオテンシンII受容体のサブタイプAT1受容体の拮抗薬。内因性昇圧物質のアンギオテンシンIIに対して受容体レベルで競合的に拮抗することにより降圧作用を現す。
アムロジピンベシル酸塩はジヒドロピリジン系Ca拮抗薬。膜電位依存性L型カルシウムチャネルに特異的に結合し、細胞内へのカルシウムの流入を減少させることにより、冠血管や末梢血管の平滑筋を弛緩させる。5)
有効成分に関する理化学的知見
カンデサルタン シレキセチル
一般名
- カンデサルタン シレキセチル(Candesartan Cilexetil)
化学名
- (1RS)-1-(Cyclohexyloxycarbonyloxy)ethyl 2-ethoxy-1-{[2'-(1H-tetrazol-5-yl)biphenyl-4-yl]methyl}-1H-benzimidazole-7-carboxylate
分子式
分子量
性状
- ・白色の結晶又は結晶性の粉末である。
・酢酸(100)にやや溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくく、水にほとんど溶けない。
・メタノール溶液(1→100)は旋光性を示さない。
・結晶多形が認められる。
アムロジピンベシル酸塩
一般名
- アムロジピンベシル酸塩(Amlodipine Besilate)
化学名
- 3-Ethyl 5-methyl(4RS)-2-[(2-aminoethoxy)methyl]-4-(2-chlorophenyl)-6-methyl-1,4-dihydropyridine-3,5-dicarboxylate monobenzenesulfonate
分子式
分子量
性状
- ・白色〜帯黄白色の結晶性の粉末である。
・メタノールに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、水に溶けにくい。
・メタノール溶液(1→100)は旋光性を示さない。
・融点:約198℃(分解)
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- compound、combination、mixture、compound
- 関
- 化合物、組み合わせ、混合、混合物、コンパウンド、複方、併用、化合、合併、コンビネーション、組合せ