- 関
- 臓器製剤
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- エフエーミック注2mL,肝臓エキス・フラビンアデニンジヌクレオチド注射液 ... 副作用 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。 1.重大な副作用(頻度不明)
- エフエーミック注1mL,肝臓エキス・フラビンアデニンジヌクレオチド注射液 ... 副作用等 1. ショック、胸内苦悶、急激な血圧低下、呼吸困難 記載場所: 重大な副作用 頻度: 頻度不明 2. 過敏症、発疹、蕁麻疹、そう痒、嘔気、嘔吐 ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※ エフエーミック注1mL
組成
組 成
- エフエーミック注1mLは1管(1mL)中
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(FADとして) 10mg
肝臓エキス 15μL
添加物 ベンジルアルコール10μL、クエン酸水和物、リン酸水素ナトリウム水和物、塩化ナトリウム
禁忌
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
・慢性肝疾患における肝機能の改善
・下記疾患のうちビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
- 湿疹・皮膚炎群、口唇炎・口角炎・口内炎、びまん性表層角膜炎
・ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)
- 通常成人1日1〜2mLを1〜2回に分けて、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
重大な副作用
ショック:
- ショックがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、胸内苦悶、急激な血圧低下、呼吸困難等の異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 〇肝臓エキスはラットのエチオニン投与による肝障害に対し、抑制あるいは改善作用が認められている2)。
- 〇肝硬変ラットで70%肝切除した場合、残存肝ミトコンドリアのATP産生能、残存肝切片のDNA産生能の低下を抑制する3)。
- 〇ビタミンB2欠乏ラットに投与した場合、その改善効果はFAD単独に比し優れていた。
- 〇四塩化炭素肝障害ラットにエフエーミック注および標準製剤を腹腔内投与したところ、有意な肝機能検査値(GOT、Al-P)の改善を認めた4)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- (1)フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(Flavin Adenine Dinucleotide Sodium)
化学名
- Disodium adenosine 5'-[(2R,3S,4S)-5-(7,8-dimethyl-2,4-dioxo-3,4-dihydrobenzo[g]pteridin-10(2H)-yl)-2,3,4-trihydroxypentyl diphosphate
分子式
分子量
性 状
- 本品はだいだい黄色〜淡黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。本品は水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、エチレングリコール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品は吸湿性である。本品は光によって分解する。
一般名
性 状
pH
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- flavin adenine dinucleotide, FAD
- 化
- フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム flavin-adenine dinucleotide sodium
- 商
- FAD、アスルダム、アセラート、アデフラビン、アデラビン9号、エフエーミック、ヒシデニン、ビタスト、ファデミン、フラジレン、フラッド、フラビタン、ベマカスト、ムコティア、ムコファジン、ライボミンS、リバレス、レバサルト、ワカデニン
- 関
- フラビン、リボフラビン = ビタミンB2。臓器製剤
- 酸化還元反応に関わる補酵素。
- 栄養ドリンクを飲んで尿が黄色に着色するのはフラビンのせい。
- H+をe-を受け取って還元力のキャリアーとなる。
[★]
- 商
- アスルダム、アセラート、アデラビン9号、エフエーミック、ベマカスト、リバレス、レバサルト
[★]
商品