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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/07 17:04:07」(JST)
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ハイブリッドカー > プラグインハイブリッドカー
電気自動車 > プラグインハイブリッドカー
世界初の量産型プラグインハイブリッドカーBYD F3DM EV走行時の最大航続距離約96km(約60マイル)
シボレー・ボルト EV走行時の最大航続距離約64km(40マイル)
プリウスプラグインハイブリッド EV走行時の最大航続距離23.4km
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プラグインハイブリッドカー (plug-in hybrid car) は、コンセントから差込プラグを用いて直接バッテリーに充電できるハイブリッドカーであり、PHV (Plug-in Hybrid Vehicle) またはPHEV (Plug-in Hybrid Electric Vehicle) と略されるプラグインハイブリッド式輸送機器の一種。
目次
- 1 概要
- 2 種類と長所・短所
- 3 歴史
- 4 関連項目
- 5 参照・脚注
- 6 外部リンク
概要
プラグインハイブリッドカーとは直接コンセントから充電できるタイプのハイブリッドカーである。
プラグインとは電化製品と同様に、家庭用電源からプラグ(電気機器の電源コードの先に付いている差込器具)を利用して直接電力を供給し充電できるもので、プラグインハイブリッドカーは非プラグインハイブリッドカーに比べ電池を多く搭載しているため電気のみでより長距離を走行できる。ガソリンエンジン車の長距離航続性能を残しながら電気自動車により近いタイプのハイブリッドカーである。
電気で走行するメリットは、エネルギー効率がガソリン車の数倍良い点や走行時にCO2(二酸化炭素)を車両から排出しない点だが、多くの車種で航続距離が数十~200kmに届かず長距離走行が難しいデメリットが残る。カーエアコンによる冷暖房も電気を多く使うため航続距離が半減するなど気候次第で事実上使用が制限される。逆に内燃機関で発電して一部電動化した非プラグインのハイブリッドカーでは電池を内燃機関の補助と割り切っており、航続距離こそ長いものの一般的なガソリン車に近い性質の自動車であった。双方の利点を取り込むため、バッテリーをより多く積むことによってエネルギー効率と航続距離を両立させたのがプラグインハイブリッドカーである。外部電源(家庭用コンセントなど)から夜間電力などでバッテリーに充電し、モーターのみで電気自動車として走行できる距離を伸ばしている。バッテリーの電力不足時や長距離走行時には非プラグインのハイブリッドカー同様エンジンを用いて走行する。
海外では2008年に中国で政府機関向けに発売された比亜迪汽車(BYDオート)のプラグインハイブリッドカー「F3DM」が世界初の量産型PHVとして発売された。F3DMの充電電池容量は20kwであり、最長60マイル(約96km)を電池のみで走行可能である。したがって片道40キロ程度の通勤や外出なら冷暖房を使わず、渋滞に巻き込まれなければガソリンを使わずに往復できる。F3DMの価格は14万9800元(200万円弱)[1]と中国における一般的なガソリン車の2倍以上もするため、販売台数は2010年12月時点で500台未満にすぎない。 ゼネラルモーターズは、2010年12月よりシボレー・ボルトをアメリカ市場に投入した。2011年10月までに5329台を販売している[2]。また、アメリカの新興自動車メーカーフィスカーは、2011年11月より100,000ドルを超える高級PHVスポーツカーフィスカー・カルマの一般顧客向け販売を開始した。
2010年代現在の電気自動車の航続距離、充電技術・インフラや価格を勘案すると、EV時代への過渡期である現在において実用に足るEVの一つの姿ともいえる。
種類と長所・短所
- 長所
- バッテリーで走行可能な範囲で電気自動車としての使用が可能。
- 燃料走行との併用で内燃機関自動車と同等の距離を走行可能。
- コスト面でのメリット
- 電気自動車に比べて電池が少ない分コストや重量が少なく済む。
- 現時点では車に充電される電力に特殊な税金を課す手段がないため、合法的に税を軽減できる(これを節税とみなすか租税回避とみなすか脱税とみなすかは見解が確立していない)。
- 短所
- 共同住宅では充電設備の設置が困難である。
- コスト面でのデメリット
- 非プラグインのハイブリッドカーに比べ電池容量が多いため、バッテリー容量が大きいほど電池コストや重量がかさむ。
- バッテリーに加えエンジンと駆動系が必要なためコストや重量がかさむほか居住スペースが狭くなる。
- 電力量単価と通常燃料との走行距離あたりの価格差は、通常燃料に課せられている税金によるものが大半である。
歴史
- 1997年3月、トヨタがコースター ハイブリッドEVを市販。
- 2003年、ヨーロッパでルノーからカングーのプラグインハイブリッドカー仕様elect'road発売。
- 2004年頃、アメリカで既存の自動車の電池を大容量の物に載せ替えてプラグインハイブリッドカー化するキットがベンチャー企業で開発され、現在では数社から販売され補助金も出ている。
- 2007年5月、日本でZEVEXが手作りのプラグインハイブリッドカーで日本列島縦断の旅を開始。
- 2007年7月、トヨタ自動車のプラグインハイブリッドカーが国土交通省から大臣認定を受け公道テストを開始。
- 2008年1月13日、北米国際オートショーにてBYDが低価格プラグインハイブリッドカーBYD F3DMを発表[3]。
- 2008年1月13日、北米国際オートショーにてトヨタが2010年までにプラグインハイブリッドカーを企業や官公庁などに対して販売する方針を発表[4]。
- 2008年1月14日、ゼネラルモーターズが2010年までにプラグインハイブリッドカーを完成させる方針を発表。
- 2008年12月15日、中国で比亜迪汽車(BYDオート)が世界初の量産型プラグインハイブリッドカー「F3DM」を政府機関向けに発売開始[5]。価格は2万2000ドル(1ドル90円の場合約244万円)。家庭用電源で充電でき、100%の充電で60マイル(約96.56キロ)走行可能とされる。
- 2009年6月3日、トヨタ自動車が2009年度中に日本、米国、欧州でプラグインハイブリッドカー500台をリース販売すると発表。電気のみで約20km走行可能とされる[6]。日本200台、米国約150台、フランス約100台、英国やポルトガルには50台以上を導入する計画である[7]。
- 2009年8月11日、ゼネラルモーターズが2010年後半にプラグイン式ハイブリッド車シボレー・ボルト(Chevrolet Volt)の生産を開始し、2011年に市場投入すると発表した。市街走行時の燃費は、米基準で少なくとも1リットルあたり97キロとなる見通し。ガソリン1ガロン当たり100マイル(1リットルあたり42.51キロ)以上の走行が可能な低燃費車としては、世界初の量産車だとしている[8]。アメリカ環境保護局の調査では1ガロン当たり93マイルとなった[9]。
- 2009年10月21日、東京モーターショーにて三菱自動車工業がプラグインハイブリッドSUV「コンセプトPX-MiEV」を初公開。
- 2009年11月18日、トヨタ自動車は、プリウスプラグインハイブリッドのリース販売につき、経済産業省のモデル事業であるEV・PHVタウンに選定された官公庁や自治体などの特定利用者との商談を開始。リース会社を通じて約200台をリースする。
- 2009年11月20日、BYDはF3DMの一般消費者向け販売を2010年まで延期すると発表した。BYDはF3DMの価格が14万9800元(200万円弱)と一般的な中国のガソリン車に比べて高額のため、市販には政府の補助金提供が必要と主張している。F3DMの販売台数は2009年11月現在約100台程度にとどまっている[10]。
- 2009年12月4日、トヨタ自動車はプラグインハイブリッドカーを2011年末から一般向けに発売すると発表。価格は300万円台の見通し。100%の充電で約20キロ走行可能とされる[11]。
- 2010年2月9日、トヨタ自動車はプリウスプラグインハイブリッドなどハイブリッド車4車種のリコール届出を国土交通省に提出[12]。
- 2010年12月、シボレー・ボルトがアメリカで正式発売。
- 2011年11月29日、トヨタ自動車がプリウスPHVの受注を開始。価格は320万円から。
- 2012年1月30日、トヨタ自動車がプリウスPHVを発売。
- 2012年3月6日、ジュネーブモーターショーにて三菱自動車が次期アウトランダーをベースとしたプラグインハイブリッドカーを開発中と発表。
- 2012年12月26日、三菱自動車がアウトランダーPHEVを発表、2013年1月24日発売。
関連項目
- 電気自動車
- ハイブリッド
- ハイブリッドカー
- ニッケル水素電池
- リチウムイオン電池
- BYD F3DM
- シボレー・ボルト
参照・脚注
- ^ http://jafmate.jp/eco/20081225_725.php
- ^ http://wot.motortrend.com/gm-september-2011-sales-climb-20-percent-on-back-of-chevrolet-cruze-truck-sales-122569.html
- ^ http://www.businessweek.com/magazine/content/08_03/b4067064367712.htm
- ^ http://www.toyota.co.jp/jp/news/08/Jan/nt08_0102.html
- ^ http://www.businessweek.com/globalbiz/content/dec2008/gb20081215_913780.htm
- ^ http://www.asahi.com/eco/ecocar/NGY200906030019.html
- ^ http://www.ecool.jp/press/2009/11/post-405.html
- ^ http://www.afpbb.com/article/economy/2630009/4445854
- ^ 燃費性能、日産「リーフ」に軍配 GM「ボルト」上回る
- ^ http://jp.ibtimes.com/article/biznews/091121/44878.html
- ^ http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20091207-OYT8T00376.htm
- ^ http://www.toyota.co.jp/announcement/100209.html
外部リンク
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PHV may refer to:
- Patrick Henry Village
- Pepper Huasteco virus
- Pharmacovigilance
- Plug-in hybrid vehicle
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English Journal
- Assessing the influence of CH4 concentration during culture enrichment on the biodegradation kinetics and population structure.
- López JC1, Quijano G1, Pérez R1, Muñoz R2.
- Journal of environmental management.J Environ Manage.2014 Dec 15;146:116-23. doi: 10.1016/j.jenvman.2014.06.026. Epub 2014 Aug 27.
- Methanotrophic communities were enriched in three stirred tank reactors continuously supplied with CH4-laden air at 20, 2 and 0.2 gCH4 m(-3) in order to evaluate the influence of CH4 concentration on the biodegradation kinetics, population structure and potential polyhydroxyalkanoate production un
- PMID 25169644
- Psychiatric Comorbidity and Cognitive Profile in Children With Narcolepsy With or Without Association to the H1N1 Influenza Vaccination.
- Szakács A, Hallböök T, Tideman P, Darin N, Wentz E.
- Sleep.Sleep.2014 Oct 17. pii: sp-00241-14. [Epub ahead of print]
- Objectives: To evaluate psychiatric comorbidity and the cognitive profile in children and adolescents with narcolepsy in western Sweden and the relationship of these problems to H1N1 vaccination.Patients: Thirty-eight patients were included in the study.Design: We performed a population-based, cross
- PMID 25325473
- Older Users' Perspectives on the Benefits of Preventive Home Visits.
- Tøien M1, Bjørk IT2, Fagerström L3.
- Qualitative health research.Qual Health Res.2014 Oct 3. pii: 1049732314553595. [Epub ahead of print]
- In this article we explore older people's perspectives on the benefits of preventive home visits (PHVs), after long-term follow-up. PHVs are health services intended to promote older people's health and independence, prevent disease, and postpone functional decline. We applied an explorative and des
- PMID 25281240
Japanese Journal
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