キース・ワグナー分類
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- 1. 開腹手術における切開 incisions for open abdominal surgery
Japanese Journal
- 本態性高血圧症の長期予後統計死因の分析, “要因”別にみた生存率の比較および“分界血圧”の設定
- 吉田 邁
- 日本内科学会雑誌 65(2), 128-136, 1976
- … 生存率は低下し, 60才以上はそれ未満と比べ大差があつた.生存率は収縮期血圧の上昇につれ低下,拡張期血圧では120mmHg以上で低下した.血清コレステロールでは生存率に差が出なかつた.眼底所見Keith-Wagener分類では重症度が進むと著明に低下した.尿蛋白, PSP,心電図, ST, T波について生存率をみると, 60才未満では年令よりも検査結果の良否が予後に重要な関連をもち, 60才台になると,検査結果よりも年令 …
- NAID 130000889980
- 小林 快三,柴田 昌雄,加藤 克巳,岩津 秋久,西本 裕美子,中村 伸也,加藤 重延,倉知 堅太郎,鈴木 田鶴子
- 日本内科学会雑誌 55(8), 872-880, 1966
- … 管病変はScheieおよびKeith-Wagener分類にて分析を試みた.その結果,慢性腎炎,ネフローゼ症候群,慢性腎不全では全例腎炎分類にていずれかの病変を認めた.さらにその網膜浮腫所見は,潜在性浮腫発見の一指標となりうることを見出した.眼底病変と腎機能検査との関連においては, PSP15分値, GFRおよびRPF値は腎炎分類よりもScheieおよびKeith-Wagener分類に,より相関が密で …
- NAID 130000888589
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- 眼底検査 眼底カメラ 正常眼底(模型図) 正常眼底写真を下図に示します。 正常眼底所見 1.高血圧症の眼底変化 高血圧症の際には典型的な眼底変化を示します。眼底所見による高血圧の分類として、Scheie分類が広く用いられています。
- Keith-Wagener分類慶大変法 (1957年) Ⅰ群 軽度の動脈狭細化と交叉現象 Ⅱa群 中等度の動脈狭細化と交叉現象 Ⅱb群 Ⅱa群の所見に加えて、動脈硬化性網膜症、網膜静脈閉塞症 Ⅲ群 高度の動脈狭細化と ...
- Keith-Wagener分類 (いくつかの変法があるが、単純化した平均的な所見を記す) K-W 生命予後 1年生存 2年生存 5年生存 0群 :正常 Ⅰ群 :狭細化・反射亢進(H1,S1程度) 10年 Ⅱa群 :著明な交叉現象(H1 ~ 2,S2 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- hypertensive retinopathy
- ラ
- retinopathia hypertonica
- 同
- 高血圧網膜症。
- 関
- シャイエ分類。(高血圧性眼底、高血圧眼底。高血圧性網膜症の概念の中だが、より軽度なもの?)
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概念
- 高血圧により網膜細動脈にもたらされた変化により生じる網膜の病的変化
- 網膜細動脈は狭細化と口径不同となり、網膜の循環障害により、出血、網膜浮腫、綿花状白斑、硬性白斑がもたらされる。
分類 (SOP.131)
- 1. 動脈硬化性変化:∝高血圧の期間
- 2. 高血圧性変化 :∝高血圧の重症度
1. 動脈硬化性変化(SOP.132)
- 網膜における細動脈の硬化性変化のことである。
- 高血圧により血管壁が肥厚して透明性を失う結果、血管壁の反射が変化する
- 肉眼所見における変化
- (血管壁反射の亢進) → 銅線化(銅線動脈) → 銀線化(銀線動脈)
- 細動脈硬化により硬化した動脈周囲の不透明化、静脈の圧排、軸方向の伸張
- 組織学的変化:内皮・弾力線維・結合織の増殖、内膜の硝子様変性
2. 高血圧性変化(SOP.132)
- 血圧上昇が緩徐:細動脈の狭小化 ∝ 血圧。走行は直線的。
- 血圧上昇が急激:血管の拡張。走行は蛇行屈曲 → 細動脈の太さが不均一 → 毛細血管前動脈の閉塞による綿花様白斑、透過性亢進による出血・浮腫・硬性白斑 → 乳頭浮腫
- 血圧上昇が高度で急激(急性腎炎、妊娠高血圧):(網膜)細動脈の線維素性壊死を生じ、細動脈の口径不同・網膜浮腫・綿花様白斑、出血、乳頭浮腫、星状白斑。(脈絡膜)血管攣縮 → 毛細血管前菜動脈の閉塞 → 網膜色素上皮の壊死
高血圧眼底と細動脈硬化の程度分類(SOP.132)
- 0群:正常
- I群:わずかな血管腔狭小化・動脈硬化
- II群:銅線動脈・交叉現象
- III群:口径不動・軟性白斑・星状斑、そのほか滲出物・網膜浮腫・様々の形の出血。
- IV群:乳頭浮腫
- I群・II群:慢性高血圧 or 本態性高血圧
- III群・IV群:急性に著しく血圧上昇が起こったときなどに
細動脈硬化(S)
- I度:動脈壁反射亢進、交叉現象軽度
- II度:反射亢進がより著明、交叉現象中等度
- III度:銅線動脈、交叉現象著明
- IV度:銀線動脈
高血圧性変化(H)
- I度:わずかの細動脈細小を認めるもの
- II度:細動脈に口径動脈が加わる
- III度:出血・白斑が加わる
- IV度:乳頭浮腫
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- 英
- Keith-Wagener classification, KW classification
- 同
- KW分類、キース・ウェジナー分類、キース-ワゲナー分類
- Keith-Wagener classification of essential hypertension
高血圧眼底と細動脈硬化の程度分類(SOP.132)
- 0群:正常
- I群:わずかな血管腔狭小化・動脈硬化
- II群:銅線動脈・交叉現象
- III群:口径不動・軟性白斑・星状斑、そのほか滲出物・網膜浮腫・様々の形の出血。
- IV群:乳頭浮腫
- I群・II群:慢性高血圧 or 本態性高血圧
- III群・IV群:急性に著しく血圧上昇が起こったときなどに
[★]
- 英
- taxonomy, classification