- 49歳の女性。体調不良を主訴に来院した。10歳代に気管支喘息の既往がある。パート事務員として働いているオフィスの内部が、2か月前改装された。その直後から出勤日に限って頭痛、眼の充血、鼻閉感、全身倦怠感および皮膚そう痒が出現するようになり、集中力の低下と食欲不振とを自覚した。意識は清明。表情はさえない。体温、呼吸および血圧に異常はない。皮膚、頭頸部および胸腹部に異常を認めない。
- 対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
- a. 抗うつ薬を処方する。
- b. 室内換気の徹底を助言する。
- c. 更年期障害として治療を勧める。
- d. 経口副腎皮質ステロイド薬を処方する。
- e. 揮発性有機化合物室内濃度の測定を助言する。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 24歳の女性。VDT作業者の健康診断で、頸肩腕部の痛みとしびれ感とが持続すると訴えている。4年前からコンピュータ端末を使用したデータ入力作業に従事している。就労開始後、痛みとしびれ感とを感じはじめ、1か月前から症状が強くなった。
- 産業医の指導として誤っているのはどれか。
- a. 作業の前後、休憩時に体操を実施する。
- b. 作業ローテーションの導入を検討する。
- c. キーボードの位置を肘の高さに調整する。
- d. 午前中の作業量を増やし午後の負担を軽くする。
- e. 空調の冷気が頸肩腕部に直接当たらないようにする。
[正答]
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[★]
- 粗死亡率と年齢調整死亡率とが乖離する理由となる社会環境の変化はどれか。
[正答]
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