- 23歳の女性。上口唇の小水疱と痛みとを主訴に来院した。2日前から上口唇部がぴりぴりしていた。今朝起きると小さい水疱が出ていた。3年前から年に1, 2回、上口唇に同様の水疱ができて、7~10日くらいで軽快するエピソードを繰り返していた。上口唇の写真を以下に示す。
- この病変を起こす病原体の初感染によって生じるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [100F057]←[国試_100]→[100F059]
★リンクテーブル★
[★]
- 48歳の男性。易疲労感と食思不振とを主訴に来院した。自動車用バッテリー再生工場内でフォークリフト運転等の作業に従事している。身長163cm、体重54kg。血圧142/88mmHg。眼瞼結膜は蒼白。胸腹部に異常を認めない。便潜血(-)。血液所見:赤血球370万、Hb9.8g/dl、Ht29%、網赤血球7‰、白血球7,500。鉛健康診断で血液中鉛68μg/dl(生物学的許容値40)、尿中のデルタアミノレブリン酸7mg/l(生物学的許容値5)。上部消化管造影で異常を認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [100F058]←[国試_100]→[100F060]
[★]
- 56歳の男性。呼吸困難を伴う意識障害のため救急車で搬入された。庭木の手入れ中、蜂に刺され、数分後に倒れた。意識は混濁している。体温37.2℃。脈拍120/分、整。血圧76/48mmHg。胸部に軽度の喘鳴を聴取する。両手背に蜂の刺し傷、発赤および腫脹を認める。
- a. 輸液
- b. 酸素吸入
- c. エピネフリンの皮下注射
- d. 抗ヒスタミン薬の静脈注射
- e. 副腎皮質ステロイド薬の静脈注射
[正答]
※国試ナビ4※ [100F056]←[国試_100]→[100F058]